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富山ファミリーパーク 希少動物の繁殖も 新パンフで役割紹介
富山市の動物園「市ファミリーパーク」は、人工繁殖に取り組む絶滅危惧種のニホンライチョウの公開に合わせ、園の新しいパンフレットを作った。園内や県内外の宿泊施設などで十五日の公開以降に配布する。 園内地図を印刷した来園者向けのパンフレットはこれまであったが、園の役割に焦点を当てるとともに、県外でも配布するのは今回が初めて。家族で楽しめる身近な動物園という従来のイメージに加え、ニホンライチョウなどの希少動物の繁殖研究や郷土の生き物を飼育していることを積極的にPRしていく。 表紙はともに国の特別天然記念物に指定されているニホンライチョウとニホンカモシカをあしらったデザイン。「守ろう」「知ろう」「憩おう」「触れよう」のテーマに分け、動物たちの写真をふんだんに使いながら園の特徴を紹介している。 両面カラーでA4判の三つ折り。五万部を印刷した。担当者は「園外にもパンフレットを置いて多くの人に施設を知ってもらいたい」と話す。 園は環境省の事業でニホンライチョウの繁殖に取り組み、十五日から雄二羽を初めて公開する。 (山中正義) 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報
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