<朝ドラあるある>の第1弾は、「ヒロインは自転車に乗りがち」を特集!
大正時代に入ってから庶民の間で自転車が広く使われ始め、当初は女性が自転車に乗る姿は珍しかったのだそう。女性が自転車に乗ることが広まったのは、昭和に入ってからと言われています。
昭和を生きる人々を描く作品が多い朝ドラにとって、自転車は欠かせないアイテムです。軽やかに自転車をこぐ姿が印象的なヒロインたちをピックアップしました。
ヒロインは自転車に乗りがち
▲今では朝ドラの伝統となっている、明るく元気なヒロイン像を初めて打ち出した作品、「おはなはん」。颯爽(さっそう)と自転車をこぐ姿は、ヒロインの明るいキャラクターを演出する一翼を担っています。
▲「あさが来た」では、ヒロイン・あさ(波瑠)と、あさの師・五代友厚(ディーン・フジオカ)をつなぐ、重要な小道具の一つ。
あさが16歳の時、五代から届いた手紙には、「イギリスでペロシペードという二輪車に乗る女性を見て、あさを思い出した。日本の女性には乗りこなせないと言われているが、あさにはいつか乗りこなせるだろう」ということが書かれていました。
五代が亡くなった後、あさはイギリスから輸入を勧められた自転車の写真を見て、「いつかこれを必ず乗りこなせるようになる」と誓います。後に自転車を手に入れると、夫・新次郎(玉木宏)が心配そうに見守る中、練習を始めるのでした。