今年も年に一度のファンドレイザーのコンサートが無事に終了しました。毎年このコンサートの前は厳しい練習が続き、精神的にも体力的にもいっぱいいっぱいな状況になるのですが、終わってみるとハーラウの一員としての自覚が少しずつ強くなっていることや、クムの私たちハウマナ(生徒)への想いやフラへの想いが身にしみて感謝の気持ちに溢れます。このコラムでも何度となく書いていますが、フラを学ぶということは本当に修行だなと感じる瞬間でもあります。
私は今のハーラウへ移籍し約5年となり、今回のコンサートではやっとお手伝いされる側からする側になってきたなぁと感じました。初めてのコンサートに戸惑う新人さんを手助けすることで役割を全うできた充実感を覚えた気がします。私たち日本から来た日本人は、どうしても言葉や文化の違いからローカルの人達に比べるとスムーズにいかないことが多くなりがちだったので、ローカルの新人さんに助けを求められると、少しだけ成長できたようで大変ながら嬉しい気持ちもありました。
それにしてもコンサートの日は荷物がたくさん!実際、何を持って行っているのか、何をどのように使っているのかを、お恥ずかしながらシェアさせて頂きます。
まずはアイラッシュ、つけまつげ。フラシスターの間で大好評なのは、意外にも日本の100円ショップのもの。私も結構お値段のはるブランドものを含め多くのものを試しましたが、この100円ショップのアイラッシュが一番お気に入りとなりました。4番をショーの時に、3番は普段使いにもできて便利です。箱買いができるとフラシスターに教えてもらい、最近は帰国の際にまとめ買いしています。
そのアイラッシュの接着剤もいろいろ試しましたが、いつもお世話になっているメイクさんに教えてもらったこちらが断トツに優秀。こちらも帰国の際にまとめ買いしています。
また、ヘアピンも日本の100円ショップのものを愛用しています。ハワイで売られているものはやわらか過ぎて使いづらいので、フラシスターから日本の気軽なお土産としてもらうことも多く助かります。
その他、ヘアゴム、黒か茶色のヘアクリップ、安全ピン、ヘアネット、お団子ヘアを作るドーナツ、緑の針金、レイニードル、はさみ、フラワーテープ、ミニ裁縫道具、ヘアスプレー、ヘアジェル、ブラシ、櫛、ベビーパウダー、ハクを作る際に使う型、紐などなど。
これらのものを2段重ねのプラスチックケースに収納します。このプラスチックケースは追加で重ねることができるし、レイなど潰したくないものも収容できるので非常に便利です。
とても繊細なスパイダーリリーは、プラスチックケースにテープを格子状に張り、その間に花を挿し花びら同士がぶつかるのを防ぐ方法をフラシスターから教わりました。
いかがでしたか?日本でショーを行う皆さんと同じような感じでしょうか?日本の皆さんは器用な方が多いし、私が実際に使用している物はほとんど日本の物なので、日本のフラガールの皆さんがどんなものをお使いなのか機会があれば是非教えて頂きたいです。そしてハワイのフラシスター達にシェアさせてください!
プロフィール
荒川 れん子
現在ハワイ在住フリーアナウンサー。本格的にハワイに拠点を移し14年目。その大半をモロカイ島という小さな島で過ごせたことに感謝の日々。現在はオアフにも拠点を持ち、できる限りモロカイと行ったり来たりしている。
ソニー・ミュージックアーティスツ所属
オフィシャル・ブログ『ALOHA♡Life』