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週に1回だけオープン、オアフでシグゼーン

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週に1回だけオープン、オアフでシグゼーン

フラガールは勿論のこと、おしゃれなアロハ・ラバーズに根強い人気のアロハ・アパレル・ブランド『Sig Zane Designs(シグゼーン デザイン)』。今まではハワイ島ヒロにある店舗かオンラインでしか購入できませんでしたが、オアフ島にも待望のお店がオープンし話題となっています。

オアフ島に今年4月にオープンした『Sig on Smith(シグ オン スミス)』はその名の通り、ダウンタウンのスミス通りにありますが、目立つ看板がある訳でもなく、うっかり通り過ぎてしまいそうな小さなお店。しかも週に1回、金曜日のみの営業なのです。それにもかかわらず、いえ、だからこそなのか、小さな店内にはひっきりなしにお客さんが訪れてきます。

2週間毎に新しいデザインが入荷するとあって、毎週のようにチェックにくる方も多いとか。それもそのはずで、シグゼーンが人気の理由の1つは、生産量が少ないこと。オアフのお店に関しては1つのデザインに対して50枚以下しか作っていないそうです。全てのサイズ合わせて50枚以下なので、誰かとかぶる可能性が少ないのです。ですので、気に入ったものがあったら迷わず手に入れることをお勧めします!

こちらの『Sig on Smith』、シグ・ゼーン氏のご子息のクハオ・ゼーン氏がお店のデザインからプロダクトのプリント、デザイン、色選びなど全てのコンセプトを手がけています。ハワイ島ヒロ本店のお父様主体のお店が少しコンサバティブだとしたら、クハオさん主体のオアフ島ダウンタウン店は先鋭的なニュアンスがあります。

残念ながら今のところメンズアイテムのみですが、ダウンタウン店で扱っているアロハシャツやTシャツはヒロ本店でもオンラインショップでも買えないダウンタウン限定品。シグゼーンファンなら必ずチェックしたいラインナップです。

女性用のお洋服の取り扱いはありませんが、シグゼーンのジャパンラインである『FOREST CLOUD』の商品は一部扱っていて、『Ron Herman』とのコラボ商品であるミニトートバッグやクラッチはお得に手に入りそうですよ。

女性用がなくてもご主人やボーイフレンドにプレゼントしたくなるような洗練されたデザインがいっぱいですので目移りすること間違いなしです。

シグゼーン好きの方はおしゃれで、ちょっとハイソな雰囲気の方が多いなぁと感じ、思いきってお店にいらした方達に伺ってみたら、たまたまかもしれませんが弁護士や新聞記者など知的な職業のお客様ばかりでした。下手な結婚相談所よりもハイスペックな男性に出会えるかもしれません(笑)。アロハシャツでもコテコテなイメージではなく、ビジネスシーンでも浮かないようなデザインとクオリティの高さが人気なのでしょうね。

クハオさんのおばあさまでハワイアンソングの定番曲『Ka Uluwehi O Ke Kai』の作詞作曲者であるエディス・カナカオレさんを讃えて、その歌詞をプリントしたアロハシャツもありました。フラガールの皆さんにはグッとくるようなハワイアンファミリーのこうした絆や伝統を重んじる姿も本物のもつ魅力なのかもしれません。

週に1日、金曜日だけ営業する理由を尋ねたところ「だってアロハフライデーじゃない!」と素敵な笑顔で答えてくれたデザイナーでもあるスタッフの女性、「このブランドを通してgood storyを伝えていきたいわ」と話してくれました。アロハフライデーはシグフライデーで、ダウンタウンをチェックです!

シグ オン スミス(Sig on Smith)
1018 Smith St., Honolulu
10:00-18:00(金曜のみ)
https://www.facebook.com/pages/Sig-on-Smith/992991224087889
http://sigzanedesigns.com/

  

プロフィール

荒川 れん子

荒川 れん子

現在ハワイ在住フリーアナウンサー。本格的にハワイに拠点を移し14年目。その大半をモロカイ島という小さな島で過ごせたことに感謝の日々。現在はオアフにも拠点を持ち、できる限りモロカイと行ったり来たりしている。

ソニー・ミュージックアーティスツ所属
オフィシャル・ブログ『ALOHA♡Life』

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