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ダイヤモンドヘッドの麓で楽しめるルアウ

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ダイヤモンドヘッドの麓で楽しめるルアウ

フラやハワイ文化に関することをお届けしているこのコラム、実は密かにハワイ中のルアウ(ハワイアンディナーショーのようなもの)を制覇しようと企んでいる面もあります。そこで今回は、ワイキキで行われているにもかかわらず、まだ余り知られていない穴場ともいえるルアウをご紹介します。

その名は『Diamond Head Luau』。場所はダイヤモンドヘッドを臨むワイキキ水族館!この意外な場所で週に4日開催されています。料金にはワイキキ水族館の入館料も含まれているとのことですが、チェックインタイムは水族館閉館後の午後5時20分。つまり、閉館後にルアウ参加者だけのためにプライベート水族館となるのです。

まずはレイと笑顔でのお出迎えに始まり、続いて記念写真撮影。写真はルアウ終了後にできあがります。

そして水族館へ。随分前に来た時は、日本の立派な水族館を見慣れていたせいか、このワイキキ水族館の小ささに少し物足りなさを感じたのを覚えていますが、久しぶりに訪れると、逆にこのこぢんまりさと昔ながらのハイテクじゃない雰囲気が心地よく、またルアウ参加者限定のためゆったりと見学でき、個人的には非常に楽しめました。

クラゲがふわふわ漂う姿をずっと眺めていられそうで…(笑)、思いがけず癒されてしまい、これだけでも来た価値があったと思えるほど。

とはいえ、メインはルアウ。水族館を通り抜けてお庭に出ると、海に面したビーチサイドにルアウ会場が広がります。まずはルアウでおなじみのアクティヴィティでポリネシアン文化体験。

レイ作り、ココナッツの葉を使ったクラフト作り、フラの道具を使っての体験などがあり、私はミニウクレレレッスンへ。

一緒に参加したフラシスターの夢ちゃんはマオリ族のポイボールに挑戦。

その他、簡易タトゥー…というよりスタンプ(笑)も。好きな柄を選ぶとお兄さんがぺったりスタンプを押してくれます。気分はすっかり観光客でテンションも上がります。

一通りアクティヴィティを楽しんだ後は、まずはウェルカムドリンクのマイタイとププ(おつまみ)で乾杯。

私たちはおしゃべりに夢中になり逃してしまいましたが、パイナップルを丸ごと使った南国気分満載のカクテルもありました。

時折パラパラっと小雨がありましたが、そんな時はすかさずスタッフの方々がレインポンチョを配ってくれます。ハワイのローカルの人たちは余程の雨でない限り雨具を使わないので、レインポンチョか半裸かの光景は中々にシュールで…。

小雨はそれほど気にならない程度のもので、その後、空に大きな弧を描いたレインボーの出現がご褒美のように感じる美しさでした。

そうこうしているうちにディナータイム。こちらは全てビュッフェスタイルです。フルーツやサラダに、ポケ、チキン、カルビに何故かカレーなどローカルっぽいラインナップ。

ビュッフェラインからテーブルに戻る頃には素敵なサンセットの景色が。海辺へも出られるので、サンセットをバックにシルエット写真も撮れちゃいます。

そして黄昏の頃にいよいよショーのスタート。華やかなタヒチアンダンス、陽気なサモアン、迫力のマオリ、そしてもちろんフラ。

軽快な英語の司会と共に進められるショーはフラの道具の紹介を挟んだり、お客さんをステージにあげたりとテンポ良く楽しめるラインナップです。

終盤にはファイヤーナイフダンスも!今回はティーンエイジャーのダンサーも登場しツインファイヤー。観客の盛り上がりも最高潮になり、クライマックスを迎えました。

最後は出演者がお見送りしてくれるので記念に皆でパチリ。帰り際に最初に撮った写真が出来上がっているので、ご希望なら購入できます。

夢ちゃんが学校のため少し遅れて来たので私一人で撮ってもらった写真が…。一人でも皆さん優しく対応してくれますのでお気軽に参加できますよ(笑)。

何といってもルアウと水族館の両方が楽しめるこの『ダイヤモンドヘッドルアウ』、ワイキキ中心部からのアクセスも便利ですし、また一つお勧めルアウの発見でした。

Diamond Head Luau(ダイヤモンドヘッドルアウ)
日・月・木・金曜開催
https://www.diamondheadbeachluau.com/

  

プロフィール

荒川 れん子

荒川 れん子

現在ハワイ在住フリーアナウンサー。本格的にハワイに拠点を移し14年目。その大半をモロカイ島という小さな島で過ごせたことに感謝の日々。現在はオアフにも拠点を持ち、できる限りモロカイと行ったり来たりしている。

ソニー・ミュージックアーティスツ所属
オフィシャル・ブログ『ALOHA♡Life』

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