※パウハナ・マーケット・ワイキキは2018年6月末に閉店しました。現在、新たなロケーションを探しているそう
アサイーボウルやアイスクリームなどのスイーツ系をはじめ、プレートランチ、フリフリチキン、ラーメンなど、いろんなジャンルの食を手軽にチープに楽しめるフードトラックの数々がワイキキに大集結しました。その名も「パウハナ・マーケット・ワイキキ」!
ロケーションはワイキキのビーチウォーク通り。みなさまご存知「高橋果実店(ヘンリーズ・プレイス)」の隣の駐車場で毎日開催されています。クラッシーなレストランもいいけれど、せっかくハワイにきたのだからアウトドアの開放感を味わってみて!
まず最初にご紹介するのは、揚げたてチュロスのお店「CHU★LOA(チュロア)」。プレーン、シュガー、シナモンの3種類のチュロスのほかに、ハワイの老舗アイスクリーム店「バビーズ」のアイスクリームもゲットできちゃいますよ。ガッツリ系のローカルフードだけじゃなく、スイーツ系のトラックがあるのはポイント高いですよね。
揚げたて熱々のチュロスと、冷たいアイスクリームのコンボは最強!食後のデザートにも3時のおやつにもオススメです。また、チュロアでは、10個のスタンプで11個目のチュロスが無料になるスタンプカードがあるので、リピーターはカードをお忘れなく。
こちらはプレートランチのお店「Lani’s(ラニズ)」。ハワイのロコたちに絶大な人気を誇るレストラン「Uncle Bo’s(アンクルボーズ)」の姉妹店とのことで、味に期待できそう。メニューには、ロコモコ、プライムリブ・ロコモコ、カルアピッグ・フライドライス・ロコモコ、ハワイアンチリ&ライスなど、ザ・ハワイ!なローカルフードがそろっています。
できあがったプレートランチを渡された瞬間、その重さにビックリ!そして、テーブルについて蓋を開けてまたビックリ!!このボリュームはまさにローカルサイズです。日本人女性なら、2人でシェアしてちょうど良いくらい。
大盛りご飯の上に、3~4cmほどの分厚いパテ、グレイビー、プルプルの半熟目玉焼きがのったロコモコは、大人から子どもまで楽しめる味。骨付きフライドチキンにたっぷりのグレイビーをかけたチーフーチキンは、濃い味好きな方にオススメです。
ベビーピンクの車体に貝殻をあしらったキュートなトラックは、「Hawaiian Mana(ハワイアンマナ)」。アサイーボウルやスムージー、オーガニックサラダなど、ヘルシー系のメニューがそろいます。
グラノーラ、ハニー、バナナ、ストロベリー、ブルーベリー、そして「Love(愛)」がたっぷり入ったアサイーボウルは、なかなか本格的なお味。フードトラックでアサイーボウルが食べられるなんて幸せです!また、ハワイ近海で獲れた新鮮な魚を使用したポケボウルもありました。ハワイアン、スパイシー、ミックスと、いろんな種類が楽しめるのがうれしいですね。
ハワイの青空に映える黄色のトラックは、「Diamond Head Kitchen(ダイヤモンドヘッド・キッチン)」。ファイヤー・ローステッド・チキン、いわゆる「フリフリチキン」が売りのお店。お昼前からこの場所でチキンをローストしているのだそう。その証拠にトラックの横にはロースターが!
ホールチキン、ハーフチキン、クォーターチキン、ホワイトミートのみ、ダークミートのみと、セレクションは豊富。ハンバーガーやチキンバーガー、プレートランチなどもあって、なにをオーダーしようか迷っちゃいます。
「どーん!」という効果音が聞こえてきそうなホールチキンは迫力満点!長時間かけて丁寧にローストしたチキンは、やわらかくてジューシー。そのままでも十分おいしいですが、バーベキュー、ランチ、ハニーマスタード、照り焼きなどのディッピングソースと一緒にいただくと、さらにおいしさアップです。
大きく描かれた歌舞伎絵が印象的なトラックは「鶴麺」。ラーメンブーム真っ最中のハワイに新しくオープンしたラーメン屋さんのフードトラックバージョンです。
鶴麺のラーメンは、透き通った醤油スープに定評あり。昔ながらの中華そばを連想させる、素朴ながらも味わい深いラーメンを楽しむことができますよ。醤油ラーメンのほかにも、スパムがのった冷やしサイミン、マウイオニオンとトマトのカレーライス、自家製ギョーザなどのメニューがありました。
こちらの「香味徳(かみとく)」は、鳥取県で60年以上の歴史を持つ牛骨ラーメン屋さん。暑いハワイでラーメン?と思われる方も多いでしょうが、このラーメンはマストトライです。牛骨スープ独特の旨み、甘み、香ばしさがたまらなく美味で、一滴のスープも残さず完食してしまいました。これは個人的にかなりのヒット!
今回トライしたビーフィーワイルドは、蒸しにんにくのパンチが効いたピリ辛スープ。このほか、あっさり薄口醤油味のビーフィーライト、究極の味噌を使ったビーフィーミソ、ゴマダレ仕立てのビーフィーコールドと、たくさんのバラエティがあるので、リピートすること間違いなしです。
現在はまだソフトオープン状態で、すべてのトラックがそろっていないとのことでしたが、近いうちにガーリックシュリンプのトラックや、パンケーキのトラックも登場する予定だそう。
インターナショナル・マーケットプレイスなど、昔ながらの庶民派のお店が次々と閉鎖されていくワイキキに、新たな「心のオアシス」が誕生したことは、旅行者のみならずワイキキで働く私たちにとってもうれしいできごと。今後も「パウハナ・マーケット・ワイキキ」から目が離せません!
パウハナ・マーケット・ワイキキ Pau Hana Market Waikiki
234 Beachwalk Ave., Honolulu
毎日11:00~22:00
http://www.pauhanawaikiki.com/