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タイヤ保管は、縦積みと横積みのどちらが良い?

タイヤ保管は、縦積みと横積みのどちらが良い?
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そろそろ雪のシーズンも終わりに近づき、タイヤの履き替え時期も到来間近。ところでみなさんは、オフシーズンのタイヤをどのように保管していますか? 自宅や貸倉庫などで保管している方は、タイヤをどの向きで積むか一度は迷ったことがあるのではないでしょうか。今回はタイヤの「縦積み」と「横積み」、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

タイヤにやさしい縦積み × 省スペースの横積み

タイヤを立てて並べる「縦積み」は、タイヤ側面に力がかからないためサイドウォールの傷みを防止できるというメリットがあります。この方法はタイヤ単体での保管に適しており、ホイール付きで縦積みするとホイールの重さで接地面が平らに変形してしまう場合があるので注意しましょう。

また、タイヤを横に寝かせて積み上げる「横積み(平積み)」は、省スペースで安定感があり、ホイールを付けたまま保管できるというメリットがあります。ホイール付きで保管する際は、タイヤのゴムやコードの緊張状態を和らげるため、空気圧を通常の半分程度に調整して、エアバルブにキャップを取り付けておきましょう。

縦積み・横積みの、それぞれのデメリットとは

反対に、「縦積み」は横積みに比べてスペースをとり、安定感に劣るというデメリットがあります。専用のタイヤラック(スタンド)があると見栄えよく収納できて便利です。

また、「横積み(平積み)」は、タイヤのみで保管する場合一番下のタイヤに負荷がかかるというデメリットがあります。変形を防ぐために、定期的な配置換えが必要です。

「ホイールを付けたまま保管するか」が判断ポイント

上記のメリット・デメリットを踏まえると、タイヤ単体で保管する場合は「縦積み」、ホイール付きで保管する場合は「横積み」が理想的と言えます。状況にあわせて積み方を選びましょう。

タイヤはゴム製品である以上、経年劣化は避けられませんが、保管方法のちょっとした工夫で寿命を延ばしてあげられます。正しい保管方法で、来春も気持ちよく履き替えたいですね。

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