『マブリットキバがヒーローをやめた日』

皆様はじめまして。マブリットキバスタッフでSといいます。
同志キバの設定とサポートを遠くからさせてもらっている者です。

コミュ提案やキバのアカウントを共有して度々説明や応対を
させてもらっているスタッフです。同志キバが忙しい時は
わたしが質問、コメントを返す時がありますが、ご容赦くださいませ^^;

よく、なにゆえマブリットキバはヒーローをやめたのか?というご質問をみなさんから頂きますね。このいきさつを同志キバは語りたがらないのです。しかし、コミュのみなさんはマブリットキバのマブダチであり大切な人であるとわたしは思うのです。
ここで、同志キバのアカウントをせっかく共有しているので、その理由をお話しましょう。関係ない話も出るかと思うんですがそこは許してください。

わたしと同志キバの出会いは2年前、わたしは俗に言うひきこもりニートでして、
たまたまマブリットキバと出会いがあり、メールをしたところからマブダチとなりました。以来はマブダチとして付き合い、今は立派な社会人として、ノースリーブス推しとして更生をさせてもらいました。同志キバには語り尽くせない思いがあるんです。でも同志キバはそういうことを決して語りたがりません。投稿してくださいなとお願いしても嫌がります。ここはマブダチとして、アカウントを共有しているので、みなさんにお話しようかと思います^^;

震災前のマブリットキバは全国のご当地ヒーローたちの間に立って事務などを引き受けたり、団体をまとめたり、アドバイサーの役目をしていた訳です。
そして震災が起きました。同志キバはチームの誰よりも先に現場に駆けつけ、泥だらけになり働いていました。チームに手伝ってくれとは一言も言いませんでした。実に鬼らしい、チームのリーダーとして的確な判断でしたね。

しそして現場で働いているキバに全国のご当地ヒーローが集まって被災地のために活動しようという連絡がありましたね。しかし、その内容は本当にひどかったんです。それは「この震災で被災地のためにご当地ヒーローが集まって支援をする、その事でご当地ヒーローが報道でとりあげられ、世間に広く認知される絶好の好機となるので、被災地にいるマブリットキバは現場の写真を送ってくれ」ってもんでしたね。それだけじゃないですね、ネットではご当地ヒーローたちが「やった!避難所からオファーが来ました!これを待っていました!」って人の不幸で自分たちの身分をあげることを考える輩がいっぱいでしたね。そしてマブリットキバ、貴方は激怒したのを覚えていますよ。

激怒して怒ったマブリットキバに対して各ご当地ヒーローたちはネットでマブリットキバは詐欺だの、なんだのとファンをけしかけて総叩きを行いましたね。わたしは同志キバにやりかえしましょう!って言ったら「ノイエの新曲聞いたかい、ひらひらって曲。あれはいい曲なんだよ」って取り合ってくれませんでしたね。わたしは今だから思いますね、貴方は賢かった。それにそんな輩に構っている暇は貴方になかったですね。それはそうです、わたしは知らなかったんです。貴方は現場で遺体を背負ったり、安置所で多くの方を家族と共に見送っていたんですね。そしてその後に貴方も津波で釜石の実家を失ったことを他のスタッフから聞きました。

それからまたご当地ヒーローから連絡が来ましたね、今度は「キバを助けたいので募金や助成金の支援を行いたい。そのために被災地で働いているマブリットキバの名義を貸してもらえないか?」って連絡でしたね、貴方にとって信用できるご当地ヒーロー達だったんでしょう。それにその時の貴方は学校が避難所になって、文具や学校美品の置き場所がないから、その為のプレハブを購入しなければって言ってましたね。だからご当地ヒーロー達に「学校の子供達の文具を置くプレハブ購入になるのなら」と信用してご当地ヒーローたちにお願いしましたね。

でも結果はひどいものでしたね、誰もマブリットキバ名義を使った支援金や募金なんて持ってくるご当地ヒーローはいませんでしたね。わたしはその時のご当地ヒーローの言い訳を覚えてるんですよ「プレハブはレンタルしたが、キバさんが忙しいと思ったので連絡を控えていた。そしたらプレハブのレンタル代金がかさんだので結局プレハブは返却しました。なので集めた支援金はありません。後は事務がいないのでわかりません」というものでしたね。みんな不思議と同じ言い訳でしたね。
その時に同志キバ、あなたの中でご当地ヒーローは自己愛にまみれた偽りの正義であったと確信したんだとわたしは思うわけです。

愛する人を守れなかった、信じていたご当地ヒーローは偽りだった。その事で、貴方は数百万というすべての資金を自分で負担してすっからかんになりましたね。同志としてマブダチとして、責任を背負い込んだあなたを見ているのが本当に辛かったですよ。そして山田町の方々に「オレには資格がありません、ヒーローの資格は責任をもって返却します。これからはオレを道具として使ってください」と頭を下げて回ってましたね、それでも「何を言っているんだ、キバさん。ヒーローじゃなくても用心棒としてこれからもたのむよ!」って言ってくれたと聞いたときにわたしは涙があふれましたよ。

チームのみんなにも言いましたね「ここからはオレは道具として働くだけ。しかもしばらくはショーもできない。ここからは全て自己負担になるから、未来ある若いスタッフはやめてもらう」と。キツイ言い方でしたね、でもそれは同志キバ、チームのスタッフの懐を気遣って貴方が悪役を買ってでたこと、わたしは知っていますね。
それを知った数人のスタッフは残りましたね、でもショーはできなくなくなりましたね。

そこからの同志キバ、貴方は鬼だったですね。毎朝4時に起きて、物資を積んで2時間半の道のりをかけて山田町に行く、そして物資を届けたり、先生達や親の方と打合せしたり、報告したり。それが終わるのは夜の10時。そこからまた内陸に帰って物資の仕分けと、それを送ってくれた人へのお礼をする。寝るのは3、4時間だったですね。行く先々で「オレは道具です、見返りも、お礼も一切要求しません。頭を下げてお願いさせてください、使ってください」そういって頭を下げていましたね。無敵の鬼が何度も頭を下げる、それを見るスタッフ達はあなたを憐れみ、悲しんでいましたがわたしは誇らしかったですよ。先生達があなたの前で泣きましたね「もう、子供達の長い休みは終わらせたい」って。貴方はそれに言いましたね「今の自分を支えているのは子供だった頃の想い出です。それを支えてくれたのはみなさんだ、約束します。休みは終わらせましょう」と。そして信じられないぐらいの支援が集まりましたね。その前に「自分が私財を尽くして、どうしても足りない分は支援でお願いしよう」と私財を尽くし、自らの身の回りのものも売れるものは売って支援のまわす。自ら身を切る姿はスタッフとして尊敬しますよ。おかげでチームスタッフは全員貧乏になりましたね、それが何故かわたしは誇りに思っているわけです。

でも貴方は笑わなかった。涙も流しませんでしたね、スタッフとしてすごく心配しました。道具のように一切私語もせずに頭を下げて学校や保育園、避難所を回る貴方はとにかくスタッフから見て鬼神そのものでした。泣いて欲しかったんですよ、わたし達スタッフに思いをぶちまけて欲しかったんですよ、でも悲しいかな貴方は天才だった、強すぎたのでスタッフは同レベルに立てなかった、怖かったんです。もう、本当に今も思うと自分自身で情けなくおもうんです。

同志キバ、貴方はまるで滅びに一直線に進んでいるように見えましたよ。それが止められず、同じスタッフとして距離があることが辛かったです。貴方は滅ぶべきじゃないから、スタッフみんなで祈りましたよ。どうか、神様、鬼を助けてください。って。本当ですよ、今となっては笑い話ですが^^;

貴方はいつもAKBを聞いてましたね、こどもたちも貴方をAKBの鬼いさん、だなんて笑って呼んでましたね。AKBが山田町に来たとき、貴方は見に行かなかった。遠巻きでその様子だけを見て帰りましたね。わたしやスタッフが思うんですが、あの時貴方はきっと希望を見たんだと思っているんですね。

そして支援活動の中で、子供達からお願いされましたね「AKBメンバーにお礼の手紙と感謝状を届けてください」と。貴方はもう子供を守れないのは嫌だとすごく悩みましたね、貴方は逃げようとしていた。でも逃げなかったですね、貴方は子供達と向き合って約束をした。もうですね、泣きましたよ。わたしは泣きました。これをやり遂げて、貴方は去るつもりなのが丸見えだったわけですね。そして、多くの手紙と感謝状が集まりましたね。郵送したらどうでしょうか?と言うわたしに貴方は言いましたね「子供達の気持ちはこの手で、劇場か戸賀崎さんに届けたい」と。同じAKBファンとしてその気持ちも誇らしかった訳です。そして言えなかったんですよ「同志キバさん、貴方は絶対に滅んではいけない。これが最後になっちゃいけない」って。でも言えなかった、何度も言いますが声をかける勇気がスタッフになかったんです。

でも奇跡が起こりましたね、AKB48の皆さんが直接にあってくれて、手紙も感謝状も受け取ってくれましたね。あとから聞いて、自分はファンと同じなのでメンバーに握手以外で会うのは遠慮したいって、運営スタッフにいって何度もその場を去ろうとしたと聞きました。同志キバ、実に貴方らしいです。

大島優子さんがスリッパ履きのまま駆けつけて話を聞いてくれましたね、そして感謝状を抱いて号泣してくれましたね。写真を見ると、大島優子さんは泣きはらした目をしていたのですぐにわかった訳です。あのあとに貴方は変わったんですね、わたしにはわかりました。大島優子さん達は貴方のためにも泣いてくれたんだと。道具として働き、そのまま滅びようとしていた貴方に泣いてくれた事や共にこれからも歩いていきましょうと言ってくれたことはスタッフとして本当に嬉しかったんですよ。泣けなかった貴方に、再び使命を取り戻してくれたのは大島優子さん、松井玲奈さん、篠田麻里子さん、指原莉乃さん、柏木由紀さん、山本彩さん、そして運営の人、なにより貴方を必要とした子供達だったわけですね。神様はいてくれたって、わたしは泣いて喜んでいましたよ。

きっと同志キバ。貴方は見つけたんですね。ご当地ヒーローじゃない、本当に守るって生き方を。そして貴方は考えているんでしょう。後継者を見つけて、自分は役目を果たして去るんだってことを。守れなかった罪を贖罪せずに自らを最後に罰して、それを子供に見せて後継者を育てようとしているわたしは分かるわけですね。

でもですね、子供達はあなたに何度も言っていますね、ヒーローに戻るのはどうすればいいの?っていつも聞いてくれるそうですね。それに対してあなたはこう答えていますね「大島優子さんがヒーローに戻ってくださいね」って言ったらヒーローに戻るよwって。同志キバ、貴方も意地悪だなって思います。貴方は自分の事をこの2年間、握手会の伝言でメンバーには一切喋ってないですね、しているのは子供達の伝言のみ、しかもメンバーさんが聞いても答えようとしていない。つまりその状況を大島優子さんやメンバーのみなさんは知らないってわたしは知っていますね。貴方は伝言の鬼ですから一切自分の事を話していないってスタッフみんなが気づいてる訳ですね。どうですか?同志キバ、わたし達も強くなったでしょう^^

そして今はこのGoogle+で多くのマブダチに出会えましたね、本当に嬉しいことですね。コミュを作りたいって相談を受けたときにすぐに協力しましたね。わたしは嬉しかったんですね、こうして本当にマブリットキバや子供達を助けたい、被災地のことを思うメンバーのみんなに少しでも恩返しをってマブダチが集まってきてくださっている訳ですね。少しでも同志キバ、貴方に語り合えるマブダチを。わたしは力不足ですから、そう思った訳です。嫌がらないでくださいね、わたしにも恩返しする権利はある訳です。

同志キバ、貴方は今大きなことを考えていますね、Google+の人たちに子供達にメンバーの皆さんに町のみんなに恩返しを考えていますね?わたしのようなスタッフにはそれがそれが痛いほどわかるんです。でも今度こそ目をそらさないで最後まで付き合いますよ、それが貴方が教えてくれたマブダチってもんでしょう。マジすか学園でもそれがキーワードでしたね。マブダチは「マブダチ=守る者達」が貴方の信条でしたね、これからもマブダチでやっていきましょうと思うわけです。

ヒーローをやめた者が奇跡を起こせるかどうか。同志キバ、わたしは貴方を最後まで見守って共に生きていこうと思っているわけです。それはコミュニティのマブダチの皆さん同じ気持ちなんだと思いますよ。どんどんお願いして、力を借りてください。貴方はいつも一人ぼっちで、見ているのが辛かったわけですが、マブダチのみんなは絶対に力を貸してくれるはずだと思いますね。コミュのみなさんを見て、わたしは凄いマブダチが集まっているなぁ、これは自分もアカウントをつくらないとって思いましたよ。

最後になりますがコミュニティのみなさん、マブリットキバがヒーローを辞めたわけや理由はだらだら書きましたがこんな感じなんです。同志キバは今はヒーローじゃない、それは後ろめたい理由なんかじゃありません。今は胸を張って用心棒って使命を果たしているので、これからはそんな風に呼んであげてください。ヒーローじゃないからこそ、出来ることがあるんだとわたしは思っているわけです。

マブリットキバにとってこのGoogle+の皆さんはマブダチであり、大切な人々なんだと確信しています。これからも、マブリットキバをどうか頼みます。そして同志キバの力になってあげてください。スタッフとしてあまり力にはなっていませんが、これからも陰ながら力は尽くしていきます。

ぐだぐだと長い文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。これからもコミュとマブダチの皆さんの豊かなAKBライフを同じ同志として仲間として、支えていきますので宜しくお願い致します。

最後に。同志キバさん、この投稿は消しても何度もあげるので無駄ですよw
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