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【サッカー】

川崎3戦連続ドロー 田中、スクランブル出場も「自分の責任」

2019年3月11日 紙面から

横浜M-川崎 試合終了間際、同点ゴールを決め喜ぶ扇原(左から4人目)と横浜Mイレブン=日産スタジアム

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◇J1第3節 横浜M2-2川崎

 緊急事態だった。試合前のウオーミングアップを終え、ロッカーで円陣を組んだ直後、20歳の田中が鬼木監督に呼ばれ、左脚に違和感を訴えた大島に代わってスクランブルで今季初先発。開始4分、相手GKのパスをカットすると、レアンドロダミアンに絶好のスルーパスを届けて先制点をお膳立てした。田中は「チームの狙い通り、縦に早く展開して点を取れたのは良かった」と振り返った。

 だが、好プレーを連発しながら最後のワンプレーで暗転した。2-1で迎えた後半50分、横浜Mの左CKで、田中がマークしていた扇原に痛恨の同点ヘッドを浴び、3連覇を目指すチームはまさかの開幕3戦連続ドロー。鬼木監督、レアンドロダミアンらは田中のプレーを称賛したが、田中本人は「自分の責任。監督の期待に応えられなかった自分にふがいなさを感じる」とうつむき、唇をかんだ。 (松岡祐司)

 

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