3月9日(土)、お台場のMEGA WEB(メガウェブ)誕生20周年記念イベント第1弾として、レーシングカーと音楽アーティストが織り成す異色のコラボレーションイベント「Dream Drive Dream Live 2019 with TOYOTA GAZOO Racing」が実施された。
出演した徳永ゆうき、HANDSIGN(ハンドサイン)、枝並千花と安部誠司、YOKOの4組のアーティストが美しい音色や歌声を響かせる中、トヨタの歴代レーシングカー(WRCセリカ、トヨタTS010など)などが美しいエンジンサウンドを奏でるという異色イベントだ。
イベント後半、映画「ボヘミアン・ラプソディー」で大きな注目を集めた伝説のロックバンド「Queen(クイーン)」の曲の中の「ウィ・ウィル・ロック・ユー(We Will Rock You)」と、トヨタのレーシングカーが競演した。
これは有名な足踏みと手でテンポを刻む「ドン・ドン・パン」を部分を、レーシングカーのエンジン音で表現するという企画だ。3台の音色の違うトヨタ歴代マシンがアクセルで「ウォン・ウォン・ワァン」とうまく合わせていた。
そして大トリは日本を代表するシンガーで元X(エックス)の「Toshl」が登場した。
「Toshl」は「昔から車もレースも好きで小さな頃から自動車のイベントにはよく行っていた」とステージ上でエピソードを語ってくれた。その「Toshl」は初のカバーアルバムを昨年末に発売しており、歌声を披露すると、集まった観客からは大歓声。目の前で生声を聴け、感動している様子だった。また、歌声を聴いた通りがかりの人々も足を止め、聞き入っていた。
残念ながら著作権の関係で撮影は一切禁止されていた「Toshl」だが、前述の「ウィ・ウィル・ロック・ユー(We Will Rock You)」とトヨタのレーシングカーの競演に「すごかった」とバックヤードで感動していたと語ってくれた。
このイベントには1991年にル・マン24時間レースで優勝したマツダ767Bや、スバル・インプレッサ555 WRC98、そして最新のGRスープラなど新旧のマシンが集結していた。