トラストレンディングが予想どおり登録取り消しになりました。

金融庁の天下り役人を利用して詐欺を働いたのですから、金融庁にとって屈辱的なものであるし、とても許しがたいでしょう。

重要なのは、トラストレンディングに留まるのか、他の事業者にも波及するのかということです。

GILの件でマネオマーケットが行政処分を受けたとき、他のマネオファミリーは大丈夫だと読み違えた人は、被害を拡大しました。

今回のトラストレンディングの件も、このことが今後のSL業界にどう影響するかを的確に予想することが重要だと思います。

私は、今後金融庁によるSL事業者の淘汰が始まると予想します。

見せしめのように登録取り消しといういわば処刑判決を下すあたりもその決意の現れかも。

特に詐欺的ファンドというのは、非上場の同族零細事業者とほぼ相場は決まってきているので、同様の事業者は徹底的に狙い撃ちされるのでは?

腹の底から煮えくりかえって、「お前ら覚悟しとけよ」モードに入り、片っ端から廃業に追い込むか?

本気で金融庁が検査すれば、どれだけの非上場零細業者が耐えられるのか疑問です。

叩けばほこりが出そうな事業者はいくらでもありそうです。

実際10年前には貸金業法改正により零細貸金業者は壊滅状態になりましたし。

金融「育成」庁から、金融「処分」庁に舵を切るタイミングかな。

もはやSL業界の自浄作用が期待できない以上、粛清するしかないですよね。

投資家サイドとしては、このタイミングでSLから撤退するか、上場企業系+不動産型クラウドファンディングに集中するかの選択が迫られているのではないでしょうか?

一般的に会社設立してから5年後に生き残るのは20%程度と言われています。SLで5年後まで想定する必要はないですが、2年後には半分程度しか残らないぐらいには考えた方が無難だと思います。

ですから、分散投資が重要だと言って、むやみに事業者を分散すると損する確率が飛躍的に高まることになるのではないでしょうか?

生き残る事業者はどこかを見極める嗅覚があるかどうかで自ずと勝敗は決まることになりそうですね。

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