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サケ放流 大きく育て 富山市の2小児童ら

川にサケの稚魚を放流する子どもたち=富山市大泉北町で

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 富山市堀川、中央小学校の児童らが九日、富山市大泉北町のいたち川でサケの稚魚を放流した。

 子どもたちに自然保護の大切さを理解してもらおうと、双泉公民館(同市大泉中町)が毎年実施している事業。今回は富山漁業協同組合から稚魚三千匹(一・四キロ)が提供された。近所に住む児童や保護者ら二百二十人が参加した。

 子どもたちは体長五センチほどの稚魚をバケツやおけで運び、「元気でね」「バイバイ」などと呼び掛けながら川に流した。稚魚は順調に成長すれば、四年後の秋ごろには川に戻ってくるという。

 サケが好物という堀川小三年生の今村亮晟君(8つ)は「食べられるくらい大きく育ってほしいなあ」と願っていた。 (酒井翔平)

 

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