サンドウィッチマンがスペインの首都マドリードで
お笑いライブに挑む
日本とスペインの文化交流イベントの
スペシャルゲストとして招かれたサンドウィッチマン
まずは南部の港町
コリアデルリオで舞台に立った
だが 続いてはスペインの中心
会場も格式高く100年以上の歴史を持つ
王女の名を冠した劇場
観客も もちろん増える
およそ650人を収容できる この劇場は
しているという
言葉の壁を乗り越えて
そして…
異国でのステージに向けて勇気をもらった
あるスペイン人青年との出会いがあった
腹ごしらえにと昼食でスペイングルメを堪能する中
彼は やってきた
こうして食事ロケを終えた頃
彼は…
パブロ君 25歳
現在通訳の仕事をしている彼は
5年前スペインで最も古くからある
名門大学の翻訳学部に通いながら
日本語を勉強
在学中 ネットに上がっていた
日本のお笑い動画にハマったという
ちなみに卒業論文も
日本のお笑いに関して
パブロ日本人にとって何がおもしろいっていうタイトルで漫才のボケとツッコミについて書きました
ということで会ってもらったのだ
雰囲気は20年ぐらい前の清水宏次朗さんみたいな感じ
パブロ君
さらに
お笑いが好きで 覚えるぐらいまで好きになったんだろう?
いや遅いな ピザ頼んでんのに1時間来ねえな どうなってんだよ
何と 長いネタまで覚えているという パブロ君
M-1優勝の舞台でも披露したピザのデリバリー
お前 おっせーよ お前… えっ?1時間 1時間 コノヤロウ
大感激の2人
そして サンドウィッチマンをはじめ
も見せてもらった
色んな芸人のネタの
最後にパブロ君から こんなお願いが
すると…
パブロ君にネタのリクエストを聞く2人
富澤が女将に扮する旅館ネタ
最近 テレビなどでは披露していない このネタは
見たことがないという
遠く離れたスペインにいた
サンドウィッチマンファンとの出会いに2人は…
マドリード公演 当日
本番わずか3時間前にして
おおらかなスペインならではの心配ごとが…
富澤が気にしているのは
漫才をスペイン語字幕で表示するための
特設スクリーン
2人の笑いは動きや音楽ではなく
テンポある掛け合いが特徴のいわゆる話芸
字幕がなければネタが全く伝わらないが…
まだ作業中だがあと3時間ではギリギリ
そして2人には今回のスペイン公演にあたり
紹介しておきたい人がいた
世界を舞台に活躍する日本人ピアニスト
ここ マドリード在住で
ヨーロッパから中南米におよぶ21カ国で演奏
アマゾンや砂漠でもピアノを弾いたとか
今回の公演は日本とスペインの文化交流を図るため
彼女が発案したもの
かねてから親交のあったサンドウィッチマンに
声をかけたのだという
だが 本番1時間前になっても
その挑戦のための必須機材
特設スクリーンに
いまだ字幕が出ない
富澤の不安が的中
すると…
急きょ スペイン語をカタカナで書いたカンペを読む
ショートコントを増やすことに
新しいカンペができたのは何と
練習はピリピリした空気
…かと思いきや
こんな時でも 穏やかな2人
それにしても言い慣れないスペイン語
本番でうまくできるのか?
一方 まもなく開演の劇場前には
サンドウィッチマンのライブをひと目見ようと
ご覧のような長蛇の列ができていた
首都だけあって
日本人が多く住んでいることもあり
650席の
そして
の姿も
ステージはまず世界的な活動を続ける
川上ミネさんのピアノから
時に激しく 時に楽しく
美しいその音色にスペインの観客達も酔いしれる
その舞台袖には珍しく神妙な顔で出番を待つ
サンドウィッチマンの姿が
そして…
サンドウィッチマンのお二人をお呼びしたいと思います
果たして サンドウィッチマンは
やはりスペイン語はかなり難しい
だが続いては伝わりやすそうな こんなネタ
これは伝わった様子
このあと
続いては動きがあるネタ
これはバッチリ伝わった
あったまっていく会場
続いて…
と 前から準備していたネタは ここまで
次からは急きょ やることにしたもの
慌てて練習したスペイン語
かなり不安が…
続いて お子さん向けで世界的な有名人
これも おもしろさが伝わった
だが
せっかくなんで今日は日本人の方も たくさんいらっしゃるんで
客席4割を埋める日本人
そしてスペインの人には日本の漫才を見せたい
選んだのはパブロ君リクエストの あのネタ
しかしね 世の中興奮することいっぱいありますけどもね
一番興奮するのやっぱハンバーガー買いに行った時だね
いらっしゃいませ こんにちはいらっしゃいませ こんにちは…
何だ ソルトレークって何で何年か前の冬季オリンピックなんだ? 持って帰る
えーっ じゃあどうしようかなじゃあ このビッグバーガーセット
ああ サイドメニューご一緒にホタテは いかがですか?
ホタテって言っちゃったよポテトみてえにホタテって…
ビッグバーガーセットが お一つ お飲み物バナナシェイクでよろしかったですか?
お前さ バナナシェイクで よろしかったですかって言ったじゃん?
トシキだ それは お前… 懐かしいなカルロストシキ&オメガトライブじゃねえか
600円じゃねえか じゃあ何で30円多く取るんだ お前コノヤロ
俺が欲しくて金払って買ったんだつまるものだよ これは
今キャンペーンやってましてスクラッチ削ってもらっていいですか?
スペインの方には ホントに申し訳ないとしか言えないですね
2人は マドリード公演を
無事 成功で終えた
最後は 仙台の伝統芸能
「すずめ踊り」で終了
スペインの人は サンドウィッチマンのネタをどう感じたのか?
意外だったのは日本語だけの漫才の感想
そして パブロ君の感想は?
2人はスペインで笑いの確かな手応えと
外国にもいるファンの存在を得たのだった
先週 サンドウィッチマンの友情
ブレイクまでの道のりをお送りしましたが
まだまだ続きがありました
題して
プライベートを知る奥様やお子さんなど
近しい人々に
2人の本当の姿を取材
高校時代には伊達に困らされた友人がいた
その人物が同級生の宝田明さん
高校3年生の時伊達と宝田さんを含む何人かで
よく遊んでいたのだが
勝手に名前をつけられていたという
それが…
ネーミングしたグループですね僕が勝手にリーダー 団長みたいな感じで言われて
さらに…
25年以上前の新聞を
なぜか今も持っていたという宝田さん
これらが
伊達が手書きで作り
高3の時から1年半の間
宝田さんに送りつけていたもの
内容は おもに遊びや旅行の予定
しかし リーダー 宝田さんは…
このあと
仕事がらみで素の彼らの様子を聞くなら
付き合いが長いレギュラー番組のスタッフが適任
11年前M-1優勝をきっかけに始まった
初のテレビレギュラーがあるそれは…
サンドウィッチマンといえば
それを表すエピソードを
テレビより先に始まっていた
初のラジオレギュラー番組のスタッフから
聞くことができた
M-1優勝の5カ月前
2人から 「ノーギャラでいいから」
と言われて始まったのだが
ブレイク後 さすがに支払おうとすると…
何と ギャラを受け取らず
現在もそのままだという
さすが好感度No.1と思っていたら
続いて 悪行の数々を知ることになった
取材したのは 東北放送の
サンドのぼんやり~ぬTVスタッフ
11年続く 2人にとって
初のテレビレギュラーであるバラエティ
そのプロデューサーに聞いた
サンドウィッチマンは 地元ではどんな様子なのか?
このイジリが少々 問題のようで
こちらが実際の映像
何と サンドウィッチマン自ら切っていた
付き合いが長いディレクターにも聞いたところ
苦情の声はスタッフだけではない
放送開始から7年間
アシスタントを務めた名久井アナウンサーからも…
大爆笑の2人
番組になると 色々 イジったりするのはおもしろいですね
田中Dが運転するんですよ我々が後ろに乗るんですけど
コンビで結婚会見をしたということもあってコンビ仲がいい示し合わせたのではないか
このあと 家庭での素顔を
奥様 お子さんにアンケート
サンドウィッチマンの家庭での素顔を
奥様 お子さんにアンケート
どんなに忙しくても
お祝いや感謝を忘れないという伊達パパ
夏休みに奥さんとお子さんだけで
海外旅行に行った時のこと
1日 2日ぐらいで 僕は もうそれがいらないってなりますね
1人で出演する伊達を巻き戻してまで見たいとは
どれほどの相方好きなのか
何かあれば すぐに駆けつけてもらえるような 頼もしい相方です
そして マネージャーさんに話を聞いています どうぞ
素顔のサンドウィッチマンを知る16人
コンビ仲がいいと評判だが本当か?
後輩芸人達に話を聞いた
ブレイク前 一緒に地方の営業によく出かけていた
U字工事によると…
サンドの2人も別々の席に座っていたが…
昨年 女芸人コンクールTHE Wで決勝進出した
事務所の後輩あぁ~しらきは…
サンドウィッチマンが脚光を浴びる前のこと
電車で帰宅していた2人
と…
タチの悪いイタズラをした伊達
だが 富澤も黙っていない
昨年のキングオブコント準優勝
事務所の後輩わらふぢなるおは…
サンドウィッチマンが わらふぢ達後輩と食事をしていた時
体調が悪そうな伊達 すると…
もしかして 伊達さん用に いつも薬持ち歩いてるんですか?
ほかにも…
すると 今度は…
しかし ある日 富澤のバッグを
中で散らかったつまようじが突き破り
常備することはやめたという
そして10年以上のつきあいになる
後輩ピン芸人トミドコロは
信じがたい会話を聞いてしまったとか
伊達には女の子
富澤には男の子がいるが
もし結婚したら と
冗談で話していた
だが 2人きりの こんな会話を聞いてしまったという
最後に マネージャーからも仲むつまじい様子が
いつもは 一部屋だが
たまに 別々の控え室を用意されている時がある
すると…
富澤も…
仲良きことは 美しきかな
だが おじさん2人
仲が良すぎて
そして 実は スペインでは
こんなこともやっていた
最初に訪れた 南部の港町
コリアデルリオ
この街には 伊達とあるゆかりが…
一行は
およそ1年かけてたどり着いた
初めてのスペインの街が ここ
拠点として長く滞在したが
数名が帰国せずにとどまり
今も その子孫が多くいるという
しかも その名字が…
僕も会ったことないんですよでも せっかくだから探そうよ
実は 支倉一行の旅を
お芝居で演じたことがある2人
ハポンさん探しには興味津々
そして 通訳は ちょっと天然なガイド ハビエルさん
さて
街には 支倉常長像もあった
そして ハポンさんは…
あっさりと
身分証には 確かに「JAPON」の文字が
400年以上前のことで
日本人の面影はもちろん残っていないが
サムライ達の子孫のようだ
その後も 次々見つかるハポンさん
何と 彼の親戚は…
この街の教会に残る400年前の洗礼台帳
当時の戸籍といえるものから
ハポンの名は 支倉一行が
訪れてからできたものだ
と 発見した人物
ハポンさんは みんな日本に関心が高い
彼はデザイナーで 和風柄を得意としているんだとか
そして この男性が教えてくれたのは
街自体が 日本に関心を持ってくれているということ
海の向こうの この街で
5年前から東日本大震災の追悼式と
被災地への募金活動が行われているという
そして最後は我々が探しているのを知って
ハポンさんが大集合
最後は記念撮影で終えた
ハポンさん探しでした