石川鳥の休憩 のぞけるかな 木場潟公園に巣箱
小松市木場小学校の四年生十人が八日、同市の木場潟公園中央園地に、鳥の巣箱を設置した。 巣箱は縦二十センチ、横十五センチ、高さが三十五センチ。直径三センチの出入り用の穴があり、スズメ、シジュウカラなどが繁殖場所やねぐらとして使えるようになっている。児童が昨年十一月、木工を愛好する市民グループ「小松木工クラブ」の指導を受け、スギの廃材で手作りした。 木場潟公園協会の藤田勝男代表理事(78)と市民団体「木場潟再生プロジェクト」の土田準さん(68)に取り付けを教わった。園内の街路灯や木にはしごをかけ、高さ二メートルほどの位置に針金で固定した。 同校児童は、五年前から公園内に巣箱を置いている。既にある七十三個のうち、六割の巣箱に鳥がいるという。北萌葉さん(10)は「あまり見たことがないから、シジュウカラに巣箱に入ってほしい」と話していた。 (長屋文太) 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報
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