ワイキキとアラモアナセンターの中間あたりに位置するディスカバリーベイセンターに昨年オープンした「ボンベイパレス（Bombay Palace）」は、本格的なエスニック料理が気軽に楽しめるレストラン。

インド北部のハラル料理をメインに、レストランオーナーの出身地であるパキスタンの郷土料理も取り入れた種類豊富なメニューが自慢のボンベイパレス。それではさっそく、この道25年の熟練シェフが作り出す料理の数々をご紹介しましょう。

アペタイザーにオーダーしたのは「パパダムス」。レンズ豆の粉とお米の粉で作った揚げ煎餅のようなチップスを、爽やかなミントソース、甘酸っぱいタマリンドソースと一緒にいただきます。パリパリの食感がクセになりそう。

もうひとつのアペタイザーは「スパイシータンドリーウィングス」。特製のスパイスがお肉の奥の奥まで染み込んだ絶品チキンウィング。1本食べたらとまらないおいしさです。

インド料理店に来たら外せないナン！今回はカレー風味のお肉を挟んだキーマナンをいただきましたが、このほかにもガーリックナン、チーズナン、ドライフルーツ入りのナンなどたくさんの種類がありました。

熱々の鉄板でサーブされるこちらは、パキスタンスタイルの「チキンマライケバブ」。特製スパイスとクリームに漬け込んだチキンは柔らかくてジューシー。ちょっと焦げ目のついた野菜もおいしい！

特別にブレンドされたインドのスパイスが効いた「ラムシシケバブ」は、ミンチ肉を使用しているので驚くほど柔らかい歯ざわり。ラム肉特有の臭みも気にならないので、ラムが苦手という人にトライしてもらいたい一品でした。

料理長のスペシャルメニュー「ラムローガンジョシュ」は、ヨーグルトベースのクリーミーなカレー。マイルドだけど奥深い味わいのカレーと口の中でホロリと崩れるラム肉がたまりません。

シーフードラバーにおすすめなのが、こちらの「シュリンプダニヤスペシャル」。小ぶりのロブスターテールほどの大きさのジャンボシュリンプを、コリアンダーたっぷりのソースで調理したパキスタン料理です。

お肉やシーフードが苦手という人もご安心を。ボンベイパレスではバラエティ豊かなベジタリアン料理も用意しています。こちらは、季節の野菜に香辛料をまぶして炒め煮した「スキサブジ」。マイルドな味付けが野菜の甘味を引き立てています。

そのほか、インド風ピラフの「ライスプラーオ（特別オーダー）」、ほうれん草とカッテージチーズのカレー「パラックパニール」など、15品以上のベジタリアンメニューがありました。

今回ご紹介した料理のほかにも、香り高いダージリンを使用したチャイや手作りデザートなどのスイートメニューもそろいます。本格的なエスニック料理をカジュアルに楽しめる「ボンベイパレス」、ぜひ一度足を延ばしてみてくださいね。