僕がかなり煽ったのもあるので責任は取りたいのだが、今『WUG』を『のけものフレンズ』とリンクさせることで、ちょっとした混乱状態が起きつつある。
まぁこの日を一日千秋の想いで待ち続けていたのだが。
それに加えてNGTの一件。
『WUG』は世間の流れを、良くも悪くも代弁していたのだと痛感する。
すべて、この案件の「著作者」は誰?ということに尽きる。
著作権者ではない。それは契約書一枚で売り買いしたり、取り上げたりできる。
このプロジェクトの「親」は誰か?というところにある。
著作権については各国若干バラつきがあるので、日本のだけ引用しよう。
日本において、映像作品の「著作者」とは、
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。二 著作者 著作物を創作する者をいう。(中略)十 映画製作者 映画の著作物の製作に発意と責任を有する者をいう。
第二条十項の「映画製作者」、つまり映画の製作物において「製作に発意と責任を有する者」とは、「監督」のことである、と、これは知財関係を専門にする弁護士から直接聞いた。
僕はその件に関する冊子にゲストで登場しているくらいだ。
だから、たとえ原作付きの作品であっても、映像作品の「著作者」は監督である訳だ。
これだけは間違えてはいけない。
これを完全に間違えている『のけもの』信者がいるようだが、注意を促しておく。
監督は単に雇われて末端で作業をこなしている訳ではないのだ。
悔しかったら、「原作者」のおにいさんが全部アニメ作ってみれば??