2003年1月29日(水)
スランプでも気分屋でも、自分を信じて正直に突き進めば乗馬の道は開かれる

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 <!--当時書いた日記本文のまま公開します。正直言うと 私は情緒不安定になりやすい男です。情緒不安定というのは一貫性を 持って馬に接しにくいという、乗馬の上達や馬をしつけることに不利な 性質だと思います。でも私は情緒不安定なりにここまで馬と接し続けて 乗馬を楽しみ続け、最低限は馬のことを理解していきながら馬とコミュニケー ションしていきたいという強い思いにまかせるまま、ここまで馬との 付き合いを続けてくることができています。
 なので、情緒不安定で馬とコミュニケーションをしていける自信がない、 上手く乗れるようになる自身がない、でも乗馬をし続けたい、という 馬好きに対して、私くらい情緒不安定でもこのくらいは馬に乗れるように なれるのですよ、だからあきらめないで、と応援メッセージを送りたくて このページを書きました。情緒不安定でもあきらめないで、きっと馬と 仲良くなれますよ。上手く乗れるようになりますよ。-->

 ◆以下:当時の日記本文のまま、公開。

馬に乗ってオホーツク海岸沿いのJR釧網本線の列車と競走!水平線

 今の自分の情動のくせは自分なりに自己分析はしているつもりでいます。他の 方が、どの方がどう僕を見ているかは見た目のままかもしれないし見た目の対応 とはぜんぜん違う本心で見ているかもしれないですので本当はだれにどう思われ ているのか正確にわかりませんが、今の僕自身はかなり気分に浮き沈みが激しい 情緒不安定な方である人間だと思っています。世間の常識からすると、今の僕の ようなタイプの人は本来は、動物と接したり、特に馬と対話、乗馬を続けて行く のには相当まずいタイプであると思います。

 動物と、特に馬のような敏感な生き物と接する時には情緒不安定な気分屋でい るのは一種のタブーではないかと思うほど、本来はまずいことと思っています。
 だれでも思春期は情緒不安定、気分屋になってしまうのは普通だと思いますが、 僕は今でもまだ思春期の人レベルに近いと思っています。それはまだ僕が未熟な 部分が多いので、一晩ですぐ標準レベルまで情緒成熟するものだとは思えないの で仕方ないと思っていますが僕なりには少しずつ成熟に近づけるようにしていき たいと思っています。

 そんなに不安定なのになぜこうして馬と接しつづけられていて、失敗もあるが でも馬と楽しく仲良く過ごせて協力してもらってもう最高だったという体験も数 々しているかというと、自分を信じて自分の信念も思い込みも、突き動かされる 情動も信じて、なるべく自分に正直にいるようにしていたからなのでは、と思っ ています。ただし御幣を招かないように、単に自分勝手というわけではなかった と思います。
 単に自分勝手な自分に正直なまま、だったというのなら、これまで馬たちも周 りの馬好きな方も僕に協力なんかしてくれなかっただろうしここまで僕は来れて いないと思います。

 いくら自分の思う事を通して、まわりと違う意見、考え方を頑固に貫いてみて 周りからひんしゅくを受ける事もあっても、その心の中には、
「馬大好きな僕が馬との時間を楽しみ、それを元気でいいなあ楽しそうだなあと 僕が精力的にいろいろ動いている様子をみてくださるみんなも、いいなあ楽しそ うと思ってくださって楽しんだり元気付けられたりする、それが僕の乗馬の理想 なんだ」
という、周りの相手も元気付けて楽しい気分にさせていきたいという気持ちが少 なからずあったからだと思います。
 また、これからもそうして周りの馬好きを、相手を元気付けていってみんなで 楽しんでいきたいと思っています。

 なので、どうしても情緒不安定や気分屋で、馬と一貫した態度で付き合うこと がなかなかできない、乗馬の教科書に書いてある事をなかなかできない、という方 もあきらめないで、自分と、馬たちとを信じつづけてあきらめずに乗馬を、馬た ちとの付き合いを続けていれば、だんだんと道は開かれて行きます。馬と楽しく 素晴らしい時間を過ごす事もできるようになってきます。だから、スランプにな ったとしても、馬不信になったとしても、自分を信じてあきらめないでいましょ う。

 初版作成日 2003年1月29日(水)
 最終修正日 2005年3月 8日(火)

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