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【政治】

一人でも多くの女性候補を 参院選へ市民団体が要請

国会内で開かれた「議席の半分に女性を!!」集会であいさつするクオータ制を推進する会の赤松良子代表(中)=東京・永田町の衆院第2議員会館で

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 多様性のある社会の実現を目指して、女性議員の増加を目指す市民団体「クオータ制を推進する会(Qの会)」は七日、国会内で集会を開き、主要政党の国会議員を招いた。各党の出席者は夏の参院選に向けた女性候補の擁立状況などを報告した。同会は一人でも女性議員を増やすために取り組みを強化するよう各党に求めた。

 集会の名前は「政党の本気度!」。八日の国際女性デーをアピールするために開催された。

 同会代表の赤松良子元文部相は冒頭、列国議会同盟(本部ジュネーブ)が発表した二〇一八年の各国議会の女性進出に関する報告書で、日本が百九十三カ国中百六十五位と前年より七位も下がったことに触れ「国会議員に女性が増えたら、日本の女性の地位の国際的指標はずっとあがる」と訴えた。

 候補者の男女比をできる限り均等にするよう求める「政治分野における男女共同参画推進法」は昨年五月に成立。法成立後、最初の大型選挙となるのが春の統一地方選と夏の参院選で、同会は女性候補を増やすチャンスとみている。

 自民党の稲田朋美筆頭副幹事長は初当選した〇五年の衆院選で、郵政民営化に造反した議員に対する「刺客」として自身が立候補した経緯を踏まえ「全国に刺客をたてるという前代未聞の選挙のおかげで十六人も女性が誕生した。小さな一歩でも具体的にやっていくことが大事」と話した。

 立憲民主党ジェンダー平等推進本部長の神本美恵子参院議員は、参院選の女性候補者が四割を超えたとし「候補者擁立支援チームに男性だけでなく女性も入り、発掘から擁立までを担当している」と説明。国民民主党の岸本周平選挙対策委員長は「参院選の女性候補者擁立30%達成まであと少し。必ず実現させる」と訴えた。このほか、公明、共産、日本維新の会、社民各党の出席者があいさつした。

 お茶の水女子大の申〓榮(シンキヨン)准教授は「全政党が法律に書いてあることをまずやるべきだ。いつまでに女性議員比率を何%にするのか具体的な目標値を出してほしい」と求めた。 (坂田奈央)

※〓は王へんに其

 

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