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【プロ野球】

DeNA・上茶谷4イニング完全、ローテ前進

2019年3月8日 紙面から

先発し、4イニングを完璧に抑えたDeNAの上茶谷(中嶋大撮影)

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◇オープン戦 DeNA5-0中日

 中日はオープン戦初登板となった大野雄が5イニング2失点で及第点の投球だったが、2番手の佐藤が2イニング3失点と不安を残した。打線はDeNAの新人2投手の前に沈黙し、4安打で無得点。DeNA先発の上茶谷は抜群の制球で4イニングを完璧に封じ、2番手の大貫も4イニング無失点。

    ◇

 オープン戦初先発となったDeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(22)=東洋大=が4イニングをパーフェクトに抑える投球で開幕ローテ入りに大きく前進した。

 「ストレートが狙っていた逆のコースに行ってしまったり、力んでしまった」と高みを目指すルーキーからは不満の声も聞かれたが、真っすぐを中心に両サイドのコースに投げ分け堂々のマウンドさばきをみせた。本来は3イニングの予定だったが、球数が予定より少なかったため、急きょ1イニング伸ばした。それでも完璧に抑えたルーキーの快投に三浦投手コーチは「ブルペンと(試合の)マウンドが直結することができていたね」と賛辞を惜しまなかった。

 練習試合も含め3試合で8イニングを1安打無失点。「甘めに入ったボールは簡単に捉えられてしまったので、一球一球集中していかなければ」と上茶谷はどこまでも謙虚だが首脳陣の評価は急上昇中だ。 (石井智昭)

 

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