(cache)来年1月の東京ドームで引退の獣神サンダー・ライガー、4・6ニューヨークMSG参戦を熱望「引退するんだから出してよ。来年ないんだぜ」 : スポーツ報知

来年1月の東京ドームで引退の獣神サンダー・ライガー、4・6ニューヨークMSG参戦を熱望「引退するんだから出してよ。来年ないんだぜ」

2019年3月7日18時7分  スポーツ報知
  • 引退を発表したライガー

 新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーが7日、都内で会見し、引退を表明した。「来年1月の東京ドーム大会で引退いたします」と明かした。新日本は来年1月4、5日に東京ドーム2連戦を開催する。現時点で引退試合を4日あるいは5日のどちらで行うかは決まっていないが平成元年に誕生したライガーは、平成最後の年にリングから去ることを決意した。

 会見でライガーは「引退会見をよく見てると、みんな泣いたりとか体力の限界とかありますけど、まだ1年ありますからね。まだ実感はないんですけど、ただけじめというか、気持ちの中で整理は付いたので、あと10か月ぐらいありますけど、今日会見をさせていただきました」と明かした。その上で「じゃぁ、あと10か月、どうするんだと言われるかもしれません。30年間、ライガーとして全国のみなさんに応援して頂きました。ある意味、引退ツアーではないですけど、まわれる限りのところをまわって、みなさんに最後の姿を見て頂ければと思うし、声援を送っていただければと思っています」と話した。

 やり残したことを聞かれ「ないですね。本当に好きなことをやらせて頂きました、新日本プロレスには。ファンの皆さんにも、それを支持していただいたり、支えていただいたり、こんな幸せなプロレス人生はないんじゃないかって今、本当に感じています。ですので、やり残したことってないですね。天龍さんが引退する時は、腹いっぱいになってもうプロレスはいいよって辞めた方がさっぱりするし、後々、復帰して、どうのってこともないよって、そういうのみっともないと思わないかって言われたことあるんです。その時はそうだなと思ったんです。でもね、腹八分がちょうどいいって。腹いっぱいになって苦しいよって体があっちこちボロがきて動かないっていうより、それでいいんじゃないかと思った。だから、やり残したこと本当にない」と明かした。

 さらに、引退試合までの残り8か月でやりたいことを問われると「日本隅々まで行きたい。それで子供の頃からライガーさん見てましたっていうファンのみなさんもいますし、、ここ最近、プロレス見てライガーさんファンになりましたってすべての方に挨拶したいですね」と話し、海外へのファンにも「この後アイルランドへ1週間遠征があります。なのでニュージャパンカップは休みます。海外も決まっているところありますし、日本の中で他団体も決まったところもありますし、そういう方たちにもライガーを見てもらいたいですね」と話した。

 新日本は、4月6日にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)での初のビッグマッチを開催する。現時点で出場は決まっていないが「出して欲しいですね。引退するんだから出してよ。だって来年ないんだぜ。そうだろ?」と立候補。その理由を「本当にプロレスラーになるきっかけが藤波辰爾さんがMSGでホセ・エストラーダからジュニアヘビー級のベルト奪った試合を見てカッコイイと思ったのが原点中の原点なので、MSGは一度でいいから上がってみたいですね。取り壊されるんですよね?そんな話をちらっと聞いたので、今の形、ボクが子供のころに見たMSGは今しかない。上げて欲しいよね。上がりたい」とMSGでの試合を熱望した。

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