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来年引退表明の獣神サンダー・ライガー、最高の対戦相手は「佐野直喜さんです」

2019年3月7日18時24分  スポーツ報知
  • 引退を発表したライガー

 新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーが7日、都内で会見し「来年1月の東京ドーム大会で引退いたします」と表明した。新日本は来年1月4、5日に東京ドーム2連戦を開催する。現時点で引退試合を4日あるいは5日のどちらで行うかは決まっていないが平成元年に誕生したライガーは、平成最後の年にリングから去ることを決意した。

 会見では、引退後について聞かれ「そういうのも、ある程度、会社とも話をしました。で、あぁそういう感じのことね、みたいなことで。これからも、ずっと会社と話し合いを持って進めていくことになると思います。それはそれで、また、決まり次第で。まだ10か月あるんで、頼むよ、お願いします」と話した。

 引退試合で希望する相手は「ないですね。ボクが普段言っていることと矛盾するかもしれませんけど、プロレスを楽しみたい。もうベルト挑戦どうのこうのってないと思うので、ぶっちゃけプロレスを相手が誰であれ楽しみたい。特にこの人はない。逆に辞めるならライガーとやりたいよっていう人がいたら手上げてもらいたい。いいよってなったらすごい寂しい。みんな募ってよ」と呼びかけた。

 また、自身が考えるプロレス界に残した功績を問われ「結局、ボクが楽しみたかっただけですからね。十分に楽しんだんで、そこでどうのこうのはない。自分が開発した技とか使われたりしてますけど、敢えて、この技はオレが開発したんだと言うつもりもないし、使ってもらえれば使ってもらえばいいし。プロレスがもっともっと大きくなってくれればいい。ボクは十分かな。あと10か月ありますけど、レスラーになった満足感があるので、特にどうのこうのはないですね」と明かした。

 そして、最高の対戦相手を「佐野さんですね。あの人がいなかったら今の獣神サンダー・ライガーはないと言っても過言ではないぐらい存在感の大きな人でした。対戦相手で言えばやはり佐野直喜さんですね」と断言。「ボクが新日本プロレスに入ったころ本当に新日本プロレス黄金時代。藤原さんにコーチしていただいて、猪木さんに精神面を教えていただいて、山本小鉄さんに社会人としてのいろいろ教えていただいて、前田(日明)さんや高田(延彦)さんにプロレスラーはどうやって遊べばいいのかって教えていただいて。で、同期に佐野さんがいて。本当に凄い時代だったと思います。その中でお世話になった方々、たくさんいらっしゃいますけど、こと試合で言わせていただければ、やはり、佐野直喜さん1人ですね。対戦相手に恵まれたと思いますね。あの当時、今もそうですけど、外国人を含め凄い選手ばかりでした」と感謝していた。

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