家具のレンタルサービス CLAS(クラス)
CLAS(クラス)で家具を買わない・捨てない・持たない生活をはじめよう。必要なときに、必要なものだけを使う。もっと気軽で心地よい暮らしを。
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こんにちは。CLASの伊藤と申します!
わたしは第1号社員としてCLASにジョインし、現在はマーチャンダイザー(主に商品の企画やメルマガの執筆、商品ページの作成など)を担当しています。
これから、CLASでのお仕事体験記を定期的に発信していきたいと思います!
わたしがCLASを見つけたのは6/22のことです。
ツイッターで流れてきたインタビュー記事を読んで、「なんだこのサービスは!」と身体中に電流が走りました。
公式ホームページを調べると、小さく採用ページも設けられているではありませんか。
バラを持って映るイケメン社長の写真はさておき、とにかくわたしがこの仕事をゲットしなければ!という焦りのようなものに駆られて、採用担当にメールを送りました。
とはいえ、わたしは以前家具のSPAで働いていた程度で、マーチャンダイザーとしての経験があるわけでも、インテリアコーディネーターなどの資格があるわけでもありません。
でもとにかくこの仕事がしたい!誰かにこの座を奪われるのは絶対に嫌だ!そのためにはこのメールで印象に残らねば!
ない頭を振り絞って考えた挙句、わたしは過去に経験した大失恋の話を自己紹介文に盛り込みました。
飲み会の席で話せば必ずウケる鉄板ネタです。
そんな話を採用のメールに盛り込むなんて、客観的に見ると頭のネジが外れているとしか言いようがありません。
この記事を書くにあたり久々にメールを読み返しましたが、わたしだったらこんな人と面接したくないと思うほどひどい文章でした。
ただ、それくらい捨て身でこの仕事を自分のものにしたかったのです。
すると15分後、採用担当から「面談してみる?」と返事が届きました。「喜んで!」と返して決定した面談は次の日。わたしが記事を見つけてから面談日の決定まで、わずか2時間の出来事でした。
その日の夜に、急いでバラを巡る男女のドラマを見たことは秘密です。
次の日、面談をしに渋谷のカフェに向かうと、待ち受けていたのはユニコーンのように綺麗な金髪をなびかせるCTOでした。
ここだけの話ですが、CTOが大学生時代の元カレにそっくりで、あまり話が頭に入ってきませんでした。
その後、次の採用フローも無事クリアし迎えた最終面接。
ついに役員3人とご対面です。そしてわたしはあの伝説の話をここでも繰り広げました。
わたしという人間がどうしてこういう考えをするに至ったのか、どこでどうメンタルを強化してきたのか、この話なしには語ることができなかったのです。
CEOは優しい笑顔で頷きながら聞いてくれました。CTOは真顔でした。COOは多分、飽きていました。
こんな感じ。。
帰り道、我ながらやり過ぎたなあと思いました。
でも自分に関して何一つ偽ることなく伝えられたので悔いはない。これでダメでも別の道があるから大丈夫。
自分に言い聞かせるようにしながら電車に乗り、数分後採用を知らせるメールが届いたときは大興奮でした。恐らく、ものすごい鼻息の荒いOLだと周りの人から思われていたことでしょう。自覚はありました。
わたしは、元々かなりの安定志向で、冒険を避けてきました。
人にどう思われるのか考えるのが怖く、何かと決断を人のせいにしてきたと思います。
そんなわたしがスタートアップ企業に飛び込み、しかも社員第一号として採用してもらえたのは、
本当に運が良かったとしか言いようがありません。
これから始まる冒険にワクワクする気持ちと、今後が見えなくて怖い気持ちが半々でした。
自分の人生を自分で切り拓いていっている感覚がなんとも気持ちよかったのを覚えています。
平成最後の夏に、花火よりも、お祭りよりも、もっともっとワクワクするものを見つけた気がしました。
to be continued