2019.03.04更新
ドラマ
『科捜研の女』から“男”へ 長田成哉登場
長田成哉
トレース~科捜研の男~
- 3月4日(月)21時~21時54分
錦戸亮が月9初主演をつとめる本格科捜研サスペンス『トレース~科捜研の男~』の第9話(3月4日放送)に、長田成哉がゲスト出演することが明らかになった。長田といえば、テレビ朝日系の長寿ドラマ『科捜研の女』に第11シーズンから16シーズンまで出演。空気が読めないものの、憎めない物理担当の研究員・相馬を演じて人気を集めていた。そしてこの度ついに“女”から“男”へ異例の出演が決まった長田が両作品への熱い思いを語った。
長田は『ハンサム★スーツ』(2009年フジテレビ系)で俳優デビュー。『ホームレス中学生2』(2009年フジテレビ系)、『東京DOGS』(2009年10月期フジテレビ系)と話題作に相次ぎ出演。連続テレビ小説『てっぱん』(2010年~2011年NHK)では、ヒロインと同じ下宿で暮らす滝沢薫を演じて注目を集めた。そして、2011年から5年間、『科捜研の女』(テレビ朝日系)で相馬涼を演じた。
今回、長田が演じるのは、アパートで変わり果てた姿で見つかった胡桃沢綾乃の同僚で婚約者・関口章太郎(せきぐち・しょうたろう)。船越英一郎が演じる虎丸刑事から、綾乃について話を聞かれる…。
長田は『トレース~科捜研の男~』への出演が決まったことについて、「え!?っと思いましたね、笑。『科捜研の女』と物語は全く別のドラマですが、タイトルを聞いたときはドキッとしました、笑」と苦笑い。しかし、「出演が決まる随分前から、友人たちには“科捜研の男に出ないの?”と言われてました、冗談で」と『トレース~科捜研の男~』の存在を以前から意識していたことも明かし、笑わせた。また長田は、原作の漫画『トレース~科捜研法医研究員の追想~』をすでに読んでいたといい「好きな漫画だったので、ドラマ化するんじゃないかな?と思っていたんです。ドラマもすごくいいですよね。僕も“科捜研”でしたが、『トレース』も鑑定をして事件の真相を究明するというドラマで、よく作り込まれていると思います」と『科捜研の女』の研究員が太鼓判を押した。一方、長田が今回演じるのは、同じ科捜研が舞台のドラマでありながら、会社員役。役作りについては「僕はこれまでずっと調べていたほうなので、今回はすごく難しかったです。撮影していると、これを調べれば真実が分かるな…と思ったりもしました、笑」と、撮影中は科捜研の研究員目線がちらついたことを明かした。
『トレース~科捜研の男~』の原作は累計40万部突破の大人気コミック「トレース~科捜研法医研究員の追想~」。原作者の古賀慶氏は、実際に科捜研で鑑定をしていた元研究員で、実際に起きた事件や経験をベースにリアリティーたっぷりに描く本格科捜研サスペンス。
主人公・真野礼二(錦戸亮)は、陰惨な過去を持つ影のある科捜研法医研究員。「鑑定結果こそが真実」という信念のもと、他の研究員とは一線を画し、いつも冷静沈着。主観や憶測を排除し、鑑定結果から得られる客観的な真実のみを信じ、闇に葬りさられようとしている真実の欠片を見つけ、亡くなった被害者の想いや無念を明らかにしていく。そして、何の目的もなく科捜研の世界へと足を踏み入れてしまい、遠い世界の出来事だと思っていた殺人事件に関わることになっていく新人法医研究員・沢口ノンナ(新木優子)。戸惑いを感じながらも、被害者や残された遺族に感情移入し、真実を明らかにしたいという気持ちが芽生えていく。一方、真野とは全く逆で、長年の刑事の勘を頼りに事件を捜査し、犯人を逮捕することに情熱を注いでいるベテラン刑事・虎丸良平(船越英一郎)。上司やまわりの意見を聞き入れない独善的な捜査をして、部下や科捜研の真野らにきつく当たるが、根底には真野と同様、被害者のことを思う人情がある。
科捜研を舞台に、この3人が難事件に向き合う、1話完結のリアル科捜研ドラマである。
長田成哉コメント
- Q:トレースはご覧頂いていますか?
- 「はい、見ています!もともと原作を読んでいて、好きな漫画だったんです。ドラマ化するんじゃないかな?と思っていたんです。ドラマもすごくいいですよね。僕も“科捜研”でしたから、笑。『トレース』も鑑定をして事件の真相を究明するというドラマで、よく作り込まれていると思います」
- Q:お気に入りのキャラクターはいますか?
- 「船越さんが演じられている虎丸ですね。共演して、やっぱりすごくかっこいいなと思いました。革のコートをきて船越さんが立っていると、存在感が半端ないなって思いましたよ!」
- Q:『科捜研の女』に5年出演され、今回は科捜研の“男”ですが、出演のオファーを受けた時は
- 「えっ!?と思いましたね、笑。どうしたものかなと思ったんですけど、笑。『科捜研の女』と物語は全く別のドラマですが、タイトルを聞いたときはドキッとしました、笑。科捜研の男かーと、笑」
- Q:周りの方から反応はありましたか?
- 「実は、『トレース』に出演が決まる随分前から、友人から“科捜研の男に出ないの?”とは言われていました、冗談で、笑」
- Q:科捜研の女のご出演者からは?
- 「いや、まだお話していないので、笑。ちょっとビビってますけど、笑。でも幸い、今回は少し役柄が違いますからね」
- Q:今回は研究員ではなく会社員いう役どころですが?
- 「僕はこれまでずっと調べていたほうなので、今回はすごく難しかったです。撮影していると、これを調べれば真実が分かるな…と思ったりもしました、笑。やっぱりどうやったって僕はあの『科捜研の女』は切り離せないんだなと思っちゃいました」
第9話あらすじ
真野(錦戸亮)は、高校教師の早川(萩原聖人)から、姉・仁美(夏子)に関する情報を聞く。早川によれば、当時、仁美に交際相手がいたかどうかはわからなかったという。事件解決の糸口を見つけられずに憤る真野。仕事帰りのノンナ(新木優子)は、偶然ふたりの姿を目撃するが…。
虎丸(船越英一郎)は、アパートで殺害された胡桃沢綾乃(美山加恋)の事件を捜査する。死因は脳挫傷で、凶器は見つかっていなかった。また、頬にはひっかき傷もついていた。被害者の携帯電話に残っていた指紋などから被疑者として浮上したのは富樫康太(和田正人)だ。富樫は、かつて綾乃と交際していたが、傷害致死罪で7年間服役し、仮出所したばかりだった。
7年前、富樫は、綾乃と結婚するためにある企業に就職した。だが、その企業は暴力団とつながりがあり、悪質な事業をしていた。半ば脅されるような形で仕事を続けざるを得なかった富樫は、利権を争う相手から暴行を受けた際に、相手を刺してしまったのだ。実はその事件で富樫を逮捕したのは虎丸だった。綾乃には、関口章太郎(長田成哉)という婚約者がいたことから、事件は痴情のもつれが原因とも思われた。
鑑定を行った真野は、着衣にバラの花粉が付着していることを報告した。ほどなく、事件当夜に富樫がバラを購入していたことも判明する。それでも富樫の犯行だと信じられない虎丸に、真野は「あなたが信じるか信じないかは関係ない」と言い放ち…。
番組概要
- タイトル
- 『トレース~科捜研の男~』
- 放送日時
- 第9話 3月4日(月)21時~21時54分
- 出演
-
- 錦戸亮
- 新木優子
- 山崎樹範
- 岡崎紗絵
- 矢本悠馬
- 加藤虎ノ介
- 山谷花純
- ・
- 小雪
- ・
- 遠山俊也
- 篠井英介
- 千原ジュニア
- ・
- 船越英一郎
- 他
- スタッフ
-
- 原作
-
- 古賀慶
- 「トレース~科捜研法医研究員の追想~」
- (ノース・スターズ・ピクチャーズ「月刊コミックゼノン」連載)
-
- 脚本
-
- 相沢友子
- 『鍵のかかった部屋』『人は見た目が100パーセント』他
-
- プロデュース
-
- 草ヶ谷大輔
- 『コンフィデンスマンJP』『民衆の敵』『ラヴソング』他
- 熊谷理恵
- (大映テレビ)
-
- 演出
-
- 松山博昭
- 『鍵のかかった部屋』『信長協奏曲』『LIAR GAME』他
- 相沢秀幸
- 『グッドドクター』『隣の家族は青く見える』『民衆の敵』他
- 三橋利行
- (FILM)『コンフィデンスマンJP』ヤングシナリオ大賞2016『俺のセンセイ』他
-
- 音楽
- Ken Arai
-
- 主題歌
- 関ジャニ∞「crystal」(INFINITY RECORDS)
-
- 制作
- フジテレビ
※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。