大阪市立小中学校の図書室がピンチ!? 予算削減の影響で
03/06 19:23
教育委員会「影響が出ないようにしたい」
大阪市立の小中学校で図書室に関する予算が減り子どもたちが利用できる日が少なくなるなどの、影響が出る恐れがあることがわかりました。
文部科学省では学校に図書室の利用を促すために専門の職員の配置を求めています。しかし、大阪市は、全校に専門職員を週1回派遣する対応にとどまっていてそれ以外の日は学校独自の運営に頼っています。
大阪市はさらに、来月から図書職員の予算をおよそ2割カットし配置日数を半分ほどに減らすことを検討しています。
6日の大阪市議会では子どもが図書室を利用する頻度が減る恐れがあると指摘されましたが、教育委員会は市立図書館の職員によるフォロー体制を強化して、影響が出ないようにしたいとしています。