チャンピオンズリーグ 決勝T 1nd

Chelsea 1-0 FCバルセロナ  

ラビの欧州サッカーと日本代表観戦

得点者:45+2'ドログバ

チェルシーバルセロナ
ポゼッション28%78%
シュート(枠内) 5(1) 23(6)
コーナーキック18
イエローカード 2 2


*記事*
ボーダー■ドログバの1点でチェルシー先勝
FIFA 公式 記者:トレバー・ヘイレット(スタンフォード・ブリッジ)
ディディエ・ドログバが前半ロスタイムに決めた1点でチェルシーが辛うじて勝利。バルセロナはアレクシス・サンチェスとペドロ・ロドリゲスのシュートが枠に嫌われるなどチャンスを生かせなかった。

ドログバが奪った1点で、チェルシーFCがFCバルセロナとの緊迫の準決勝第1戦を制し、1-0のリードを持って敵地カンプ・ノウでの第2戦に臨めることになった。

チェルシーはバルセロナに対する無敗記録を6試合に伸ばし、クラブ史上2度目の決勝進出に向けて自信を高めた。バルサは多くの決定機をつくったものの、アレクシス・サンチェスと途中出場のペドロ・ロドリゲスのシュートがいずれも枠を叩くなど、最後までゴールを割ることができなかった。

キックオフから76秒間ボールを回し続けた王者バルセロナは、チェルシーが長い夜を過ごすことを予感させた。青のユニフォームをまとったチームはようやくボールを奪い返した際も、すぐにファウルで止められてしまう。

ホームのチェルシーは、GKペトル・チェフのクリアボールに希望を見出したが、カルレス・プジョールを出しぬいたドログバはうまくこれに合わせられず。バルサが最初にゴールに迫ったのは9分。アンドレス・イニエスタのスルーパスに完璧なタイミングで走り込んだサンチェスが、チェフの上を通すシュートを放ったが、クロスバーに阻まれた。

チェルシーもガリー・ケーヒルのロングスローで反撃。ゴール前に混乱をもたらしたが、ボールはうまくジョン・テリーのもとに落ちなかった。これに対し、バルサはよりクリアにゴールを視野にとらえる。リオネル・メッシが走り込んでスペースをつくり、イニエスタがシュート。しかしこれはチェフに弾かれ、リバウンドに詰めたセスク・ファブレガスも蹴り損ねてチェルシーは再び胸をなで下ろす。

メッシの攻撃は散発的だったが、いざボールが渡るとホームの守備陣に緊張が走った。サンチェスのクロスに頭で合わせ、チェフにセーブを強いると、前半終了間際にはファブレガスにラストパスを送る。ファブレガスのシュートはチェフを破ったものの、ゴール前に入ったアシュリー・コールにクリアされた。

引き分けのままハーフタイムを迎えても満足だったチェルシーだが、土壇場で先制点を奪う。フランク・ランパードの見事なサイドチェンジでラミレスが左サイドを疾走。ペナルティーエリア内でフリーになっていたドログバを見つけてパスを送る。コートジボワール代表のストライカーは、これをダイレクトで蹴り込み、バルサとの5試合で3点目となるゴールをGKビクトル・バルデスから奪った。

この失点に刺激を受けた王者バルサは、後半も開始早々にチェフの手を煩わせる。チェルシーの守護神はアドリアーノのシュートを左に飛んで阻止した。

メッシも前半より攻撃に絡むようになり、チェルシーはケーヒルの2度のタックルに救われる。57分にはメッシが守備陣の裏を通す絶妙なパスをサンチェスに送ったが、サンチェスはボールをうまくとらえられず、シュートは枠を外れた。

アウェーチームの攻勢はなおも続き、チェルシーは気を抜くことができない。しかしバルサもペナルティーエリア手前の危険なポジションで何本かFKを得たものの、いずれもチェルシーの壁に阻まれた。

残り3分には再びチェフがチームを救う。メッシのFKがついに壁を越え、プジョールが頭で合わせたが、チェルシーの守護神はこれをゴールに入れさせなかった。ロスタイム終了間際のペドロの低いシュートは左ポストに救われ、詰めたセルヒオ・ブスケツのシュートはクロスバーのはるか上へ。この瞬間、チェルシーのわずかなリードが確定した。


ラビの欧州サッカーと日本代表観戦

チェルシーは、ドログバの1本の枠内シュートを最後まで守り切った形で終1ndゲームを終わった!
決定的チャンスいっぱいあったのに決めきれなかったバルサ!
バーに3回もあたったりとポストに嫌われちゃった‥('-';)

2ndカンプノウでは、更に輪をかけて10人でまもってくるであろう☆
その中でチャビがいかにゲームを組み立て前を向かせるか☆
2ndはチャビがカギになってくると思います☆
勿論、好調なイニエスタは言うまでもない☆


さて、今週末は、CLで共に負けてしまった(苦笑)バルセロナとRマドリードのクラシコです!
日程きついけど、頑張っ:+.ヽ(*´∀`*)ノ.+:。



ツイッターより 試合後の選手の言葉☆
王冠ピンクダニアウベス:"If you have a dream you have to fight for it and that's what we're gonna do! Despite the result, happy with the team's attitude!"
王冠ピンクチアゴ:We will show we deserve to be at the final! There are 90 minutes left to fight, together with 90 thousand fans at the Camp Nou!"
王冠ピンクチャビ:1-0 es la diferencia mínima..tendremos que trabajar duro y tenemos que centrarnos en dos partidos en BCN. Ahora a descansar y mañana a BCN!
王冠ピンクイニエスタ:Faltó el gol pero en la vuelta, todos juntos en el Camp Nou, lucharemos hasta el final! Vamooos!!

続いて試合終了直後の選手たちの言葉☆
王冠ピンクマタ (Chelsea): "This is not my idea of football, I like to have more of the ball and play, but today our game plan was a different one."
王冠ピンクセスク: "We started well, I had two chances, Alexis hit the post... We're happy with the way we played, difficult to accept the result."


*番外*

ルーニー (Manchester United): "Drogba. Your a good player but pls get up.


王冠ピンクチェルシーのロベルト・ディ・マッテオ"暫定"監督

バルセロナが相手では、とにかく守り、チャンスが来たら逃さず決めるしかないのだ。彼らはボール支配率が高い。うちの選手たちはこの試合に対する決意を見せた。世界一のチームに勇気を持って戦い、質の高いパフォーマンスを披露した。チーム一丸となって戦っていたね。得点機は必ずつくれると思っていたが、ディディエ(・ドログバ)がそれをしっかりとらえてくれた。でもまだ勝負は五分五分だ。第2戦は難しい戦いになるだろう。

うちのチームは才能にあふれている。経験と野心、そして世界のベストチームと張り合えるところを示したいという意気込みもある。選手たちには毎回驚かされるよ。クラブにとっても欧州の舞台での素晴らしい夜になった。敵地でもチャンスをつくり、ゴールを奪えたらいいね。決勝進出を信じて戦うことが大事だ。

王冠ピンクバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督

難しい試合になることは分かっていた。試合前はなかなか得点機をつくれないのではないかと思っていたが、そんなことはなく、何度もゴールに迫った。チェルシーはロングボールやスローインを多用してくると見ていたが、それも違ったね。とはいえ、我々が敵陣に入ると、彼らは守勢に回ってゴール前に人を集めてきた。だから簡単ではなかったよ。チェルシーにおめでとうと言いたい。我々のほうがボール支配率は高かったが、それだけでは試合には勝てない。今夜はチェルシーの戦いのほうが上だったし、フィジカル面でも勝っていた。

我々はいい戦いを見せ、24回も得点機をつくったのに負けたんだ。どうすればいい?ホームでまた24回、チャンスをつくるしかない。そしてそのうちのいくつかが入ることを願おう。また、何か別の形で相手に脅威を与える方法も考えなければならない。選手たちは失望しているが、第2戦では決勝進出を目指して全力を尽くしてくれるだろう。本拠地では焦らず、かつ野心を持って戦わなければならない。しかし本命はチェルシーだろう。1-0での勝利は彼らにとって好結果のはずだ。我々はこのスコアをひっくり返すことが目標となるが、この試練に挑む覚悟はできているよ。


=バルセロナ情報=

・バルセロナは4月17日(火)の午前中はフリーだったが、セスクと生え抜き4人組が外出しただけであとの選手はホテルで過ごした。又、アーセナルのオランダ代表のファンペルシーが友達のセスクとアファライに挨拶しに夜にホテルを訪ねた

・バルサが全米、中国やアジア遠征ツアーで得られる約4~5百万ユーロを放棄してプレシーズンを来季に向けての良い準備・調整期間に充てる方針を決めた理由をグアルディオラ監督の契約更新の条件の一つとみており、これでグアルディオラがもう1年バルサと契約更新するのではと報道している

・アドリアーノは、今季に何度か左足大腿部二頭筋を痛めて欠場しているものの、回復しては直ぐに試合に出場している。実はアドリアーノは、今季の初めにバルサのドクター陣に相談して食事療法を行っており、その結果、体重が5kg痩せて筋肉バランスが良くなり、フィジカル的に好調を保って活躍している

・バルサは、試合後にロンドンにもう1泊して、試合の翌日にバルセロナに戻る予定となっている。また、この試合にバルセロナから約3000人のバルサファンがロンドンに応援に行く予定。


ラビの欧州サッカーと日本代表観戦 息子がメッシのビッグファンのテリーとユニ交換☆