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【芸能・社会】

天海祐希、漣さんに捧ぐ“キントリ” テレ朝系「緊急取調室」第3シーズン

2019年3月6日 紙面から

自身初の第3シーズンに臨む天海祐希

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 女優天海祐希(51)が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ「緊急取調室」の第3シーズン(木曜午後9時)が4月にスタートすることが5日、分かった。天海らレギュラーメンバーは続投するが、主要キャストの1人だった大杉漣さんが昨年2月に亡くなった。天海は「『漣さんだったら、こうされた』と思うことをやっていきたい」と新しい“キントリ”を大杉さんに捧(ささ)げる。

 「緊急取調室」は、妥協を許さない警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)の取調官・真壁有希子(天海)がメンバーとともに数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる物語。2014年に第1シーズン、15年にスペシャルドラマ、17年に第2シーズンが放送された。

 天海以外のキントリメンバーを田中哲司(53)やでんでん(69)、小日向文世(65)、そして大杉さんが演じていた。大杉さんは「ホトケの善さん」と呼ばれる中田善次郎役で、人情味あふれる刑事を熱演した。善次郎は退職する設定になるという。田中らのほか、キントリ以外の刑事役などを演じる速水もこみち(34)、鈴木浩介(44)、大倉孝二(44)も再び帰ってくる。

 天海は大杉さんについて聞かれると、言葉を詰まらせ「とても素晴らしい先輩で、本当にたくさんの人に愛された方でした」と振り返った。大杉さんからは言葉や姿勢を通し、人間として役者として大事なことを教わったという。目に涙を浮かべ「ずっとずっと漣さんは一緒にいてくださると思っています。第3シーズンもとても楽しみにしていたので『漣さんだったら、きっとこう言ってくれただろうな。こうされただろうな』と思うことを、きちんとやっていきたい」と誓った。

 天海は自身初めての第3シーズンに挑戦ということで気合十分。有希子といえばショートカットということで、再び髪をバッサリと切り意欲を見せている。

 

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