公認心理師国家試験の受験資格は、あらかじめ定められた公認心理師カリキュラムを大学の4年間、大学院の2年間ともに修めたものとされており、この公認心理師カリキュラムを大学1年生から大学院2年生まで完全に修めた人は2024年以降に卒業すると考えられます。そのカリキュラムを完全に受講し終わった人が出てくるまでは、経過措置という形で現任者や2017年現在の心理学系の大学生、大学院生のための措置がなされることになっています。
公認心理師国家試験は、2018年から実施される予定になっています。設問数は150~200問程度を予定されており、正答率は60%程度以上が合格基準とされています。出題される内容としては、大学や大学院で学ぶ臨床心理学や基礎心理学、統計学、精神医学や心身医学、関連法令といった臨床心理士資格試験とかなり類似した内容になる可能性があります。
試験概要・日程
公認心理師試験ついて日程や概要が決まりました。
実施日
2018年9月9日(日)
試験地
東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県及び福岡県
試験の方法
- (1)試験は、筆記の方法により行う。なお、障害のある者等については、その申請により点字問題、拡大文字問題、チェック解答用紙等による試験を行うほか、試験時間の延長等必要な配慮を行う。
- (2)出題形式は五肢又は四肢択一を基本とする多肢選択形式とする。
受験申込受付期間
2018年5月7日(月)~2018年6月1日(金)(消印有効)まで
※申込方法は郵送(簡易書留)のみとなります。
受験票交付
2018年8月9日(木)投函(郵送)
合格発表
2018年11月30日(金)
受験資格
法律で定められている公認心理師の受験資格は以下の3つです。いずれかに該当すれば受験資格を得ることができます。
- 大学で「必要な科目」を修めて卒業 且つ 大学院で「必要な科目」を修了
- 大学で「必要な科目」を修めて卒業 且つ 「特定の施設」で「特定の期間以上※」「心理職の業務」に従事
- 上記2つと同等以上の知識及び技能があると認定される
※2年以上
この他にも経過措置があります。
指定試験機関
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