読んでみた乳癌や癌治療の本 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。


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2014年7月~2015年3月頃まで

乳癌や癌、抗がん剤について、ほとんど
知らないまま、治療に突入した私。

遅ればせながら、本を読んでみました。
色々、幅広く読んでみたなぁ。

3年前の私がそうだったように、
乳癌と診断を受けて、あるいは闘病中で、
何らかの情報を求めて、
このブログを訪れて下さった方も
いらっしゃるかもしれない。

ご参考までに並べてみます。

(本に書かれている内容全てを、単純に
  お勧めするわけではありません。
  生き方、考え方、感覚は人それぞれ。
  私は、各々の本から、各々の著者から、
  なるほどなぁ、と様々学ばせていただき、
  自分の闘病姿勢を模索した、その過程で
  読んだ、様々な本です。
  自分の生活や状況、感覚に合った部分は、
  取り入れさせていただきました。)

▼『乳がんと牛乳  
            がん細胞はなぜ消えたのか  』
      ジェイン・プラント著

・著者は、英国地質研究の博士で、
   英国王立医学協会終身会員。

・ご自身の乳癌の原因が牛乳だと突き止め、
 「私は、乳製品を完全に断ちきること
   によって、再発・転移をくりかえす
   乳がん を克服した。」という。

・最初に読んで、影響を受けた本。
私も、30年以上、水代わりに牛乳を
飲み続け、ヨーグルト、チーズ、
クリームシチュー等々、
乳製品が大好きだったし。

牛乳だけじゃなく、食品について 、
抗がん剤(彼女がしたのはCMF)対策含め
具体的に科学的に書かれています。

私も、食生活、生活習慣の乱れとストレスが
癌を急成長させた原因だと思っていたので
大いに参考にさせていただきました。

抗がん剤の副作用が思ったより小さかった
のは、この本から取り入れた食のおかげ⁉


▼『明るいがん治療1~3
           切らずにピンポイント照射
 『抗がん剤治療のうそ
      乳がんをケーススタディーとして
        植松稔著

・癌のご両親を介護、看取った友人が、
    植松先生のセカンドオピニオンを受けて
    よかった、と教えてくれて購入した本。

・乳癌の抗がん剤について、学ばせていた
    だきました。大いに影響を受けました。

限局した転移病巣であれば、そして
   お金があれば(金食い虫の娘が自立して
   お金が余れば😁)、是非受けてみたい治療
   です。

・抗がん剤の臨床試験結果の読み方、
   再発・転移予防の抗がん剤に意味があるか
   (植松先生は、ない、と言い切っています。
    転移前に使っても、転移後に使っても、
    余命は同じ、と )
   分かりやすく、納得性もあります。
   影響を受け、随分、考えました。

   その上で、なぜ、私が術前化学療法を
   することにしたか。
   臨床試験結果は、患者集団の統計であって
   傾向だけが分かること、
   植松先生が正しいとしても、
   中1の娘を抱えた 
    (二人暮らしのシングルマザー)
  『今』、最も延命したい、
   延命のために、抗がん剤の力を借りたい、
   そう思ったから、でしょうか。


▼『患者さんのための
    乳がん診療ガイドライン』 
       日本乳癌学会
標準治療を、知るのに役立ちました。
・日本乳癌学会のサイトでも読めます。

▼『国立がん研究センターのがんの本
      乳がん』

▼『名医が語る最新・最良の治療
        乳がん』法研

・中村清吾先生、武井寛之先生、津川浩一郎
    先生、山内英子先生、岩平佳子先生、
    関口健次先生、増田慎三先生、佐治重衡
    先生、清水千佳子先生、井本滋先生、
    向井博文先生、大住省三先生、明石定子
    先生、福間英祐先生


▼『グリーン・フォー・ライフ』
     ヴィクトリア・ブーテンコ著

▼『デトックス・ベジスープ』庄司いづみ著

▼『肉・魚・卵・乳製品ゼロ  野菜ごはん』
    西東社

▼『がんの芽をつむにんじんジュース
        健康法』星野仁彦著
    『今あるがんが消える
       レモン、にんじん、りんごジュース
   『今あるガンが消えていく食事』
      済陽高穂著
   『「ガンが食事で治る」という事実』
      済陽高穂×星野仁彦著

・ジュース繋りで購入してみました。

・私は、ここまで成長した癌を食事だけで
    治せるとは思わなかったものの、
    動物性タンパク・脂肪の取り過ぎや
    過剰な活性酸素が癌の原因(の1つ)だとは
    思ったので、玄米菜食を心懸けました
    油はオリーブオイル、ゴマ油だけを使う
    ようにしました。


▼『がんが自然に消えていくセルフケア
      毎日の生活で簡単にできる20の実践法』
     野本篤志 (薬学博士、薬剤師)

▼『いのちの太陽たち 1
            ガンを治して弾む人生』
       藤井しのぶ編著  人間出版
    『幸せはガンがくれた
             心が治した12人の記録』
       川竹文夫著

病を契機に人生を見直し、生き方を変え、
   新しい価値を見い出した人たちの体験集。

無理に無理を重ねた生活で癌を急成長
   させたと思う私。癌は、神様が与えて
   くれた休息のようにも感じていた私。
   (娘は相変わらず休息させてくれなかった
    ような気もしますが、、、)
   なかなか生き方は変えられていないの
   ですが、人生について大いに考えました。


▼『ガンがゆっくり消えていく
       再発・転移を防ぐ17の戦略』中山武著

「強い自我や執着などの
 『ガン性格』がガンの原因」
    正に、その通りだと思います。

・「最小限の
  手術が必要なときもある
   だろうし、
   ガン細胞が暴れているとき
    は
    抗癌剤や放射線も一時的
   必要なときもある
    問題は、『その後』。
   退院した 後の日々の生活が
   重要なのだ。」
     私も全く同感です。
     なかなか実践が難しいのですが、、。

▼『がんが自然に治る生き方
      余命宣告から「劇的な寛解」に至った
         人たちが 実践している9つのこと
        ケリー・ターナー著

・著者は、ハーバードで学士取得、
    カリフォルニア大バークレーで博士取得
    統合医療の研究者

・がんの劇的寛解者(逸脱した事例)にインタ
   ビューを行った結果から得られた知見を
   まとめた本。

・共感というか、私には、納得性のある
    内容です。


▼近藤誠先生の本
  『新・抗がん剤の副作用が分かる本』
        (1994年)2004年
  『安心できる治療法
           「治療死」しないために』1995年
  『患者よ、癌と闘うな』1996年
  『がん専門医よ真実を語れ』1997年
  『ぼくがすすめるがん治療』1999年
  『再発・転移の話をしよう』2003年
  『抗がん剤は効かない』2011年
  『抗がん剤だけはやめなさい』2013年
  『「がんもどき」で早死にする人、
      「本物のがん」で長生きする人』2013年
  『大学病院が患者を死なせるとき
      私が慶応大学医学部をやめない理由』
  『近藤先生、「がんは放置」で本当にいいん
      ですか?』2014年
   
・治療(無治療)はかなり極端ですが、
    癌や三大治療について、真実が多く
    語られていると思います。

・『患者よ、癌と闘うな』は、出版された
      頃に購入して持っていました。
      後は、乳癌診断後に購入しました。

・『再発・転移の話をしよう』が癌の理解
      にとても役立ちました。


▼『「抗がん剤は効かない」の罪』勝俣範之著

・私も疑問を感じた近藤先生の前提、
    「死亡率は一定」について書いてくれて
   います、スッキリ。

・「HER2発現のある乳がんは、抗がん剤
    にはそこそこ効果はあるものの、ほとんど
    の場合、すぐに再増大していくたちの悪い
    がんであることを、現場の医師たちは経験
    して知っていました。

    「実際に、私が経験した転移のある乳がん
     患者さんでも、ハーセプチンによって
     転移がんが消失し、その後、5年以上も
     がんが消えたままの患者さんが何人も。
     このようなことは、それまでHER2陽性
     の乳がん患者さんにはあり得なかったこと
     で従来の抗がん剤とは効き方がまるで違い
     ます。まさに画期的な治療薬なのです」

★HER2陽性の恐さを再認識。そして、
    ハーセプチンへの期待が高まりました。

   (残念ながら、私の癌には、画期的に効いた
     とは言い難いような気がします。
      pCRしなかったし、ほとんど縮小しな
     かったので。
     でも、なければ1年内に転移していた
     ところを、3年転移していない、
     という画期的な薬なのかも、、。)


使い方次第 
        抗がん剤は効く!』
     『間違いだらけの  抗ガン剤治療
        極少量の抗ガン剤と
        免疫力で長生きできる!
          梅澤充著

・私のタイプの悪性度の高い癌でも極少量で
    癌の勢いを止められるか微妙ですが、
    再発・転移したら、お世話になりたい
    考え方、治療です。


▼『抗がん剤が効く人、効かない人』
     『抗がん剤10の「やめどき」』
      長尾和弘著

・近くに長尾先生のようなお医者様が
   いらっしゃって、かかりつけ医だったら
   いいのになぁ、と思います。


⬛ 抗がん剤については、主張の異なる医師が
    書かれた本を、各々、だいぶ読みました。
 
    抗がん剤に固形癌を根治させる力はない、   

    微小転移を根絶して遠隔転移を予防する力
    があるのか、ないのか。
    pCRした患者の予後がよい、ということ
    なので、
    予防する力がある、
   と信じたい。

  『自分の癌』に
    効くか、効かないか、
    それは、やってみないと
    分からない。

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