【再掲】私の癌治療情報の仕方(EBM➡個別化) と虎の門・高野先生(腫瘍内科医)の書籍 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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ご訪問ありがとうございます。

一昨年春に、
肋骨に転移かな?という影が映り、
記録を残そうとブログを始め、
初期治療の記録(元々文書化してあったもの
をブログに掲載したもの)
から初めて、

心の整理、
初期治療で燻っていたことのお焚き上げと、
転移後の治療を検討しました。

私が頭と心を整理したこと、
その際に行き着いた心境や、
私の求める『心ある』転移後治療が、

そのまま、
高野利実先生(虎の門病院・腫瘍内科医)の、
『がんとともに自分らしく生きる』
に書かれていました。

当時の記事を2つ再掲します。

まずは、この記事で、
EBMとは、を説明するのに高野先生の書籍を
引用させていただきました。


ご参考:
『がんとともに自分らしく生きる』
  高野利実(虎の門病院)著  より引用

▼EBMの基本的な考え方
 
人間や病気は複雑であり、医療は不確実、
    やってみなければわからない。

それでも、臨床研究の結果(エビデンス)
  に基づいて、ある程度の予測はできる。

エビデンスとは、『どちらかというと
   赤よりも白の方がよい』という相対的な
   ものであって、『絶対的に白』と言える
   ようなものではない。

エビデンスなの信頼度は、臨床研究の質
   によって異なり、それを判断するモノサシ
   がある。

臨床研究の結果に基づかず、ただ、
   「ズバっ」と言い切るような情報は
  信頼できない。

ーーー

(元投稿:2017年8月24日)

※後ろに、高野先生の書籍からの一部引用文を
  ご参考までに追記しました。
  詳細は、書籍をご購入いただければ。

ご訪問ありがとうございます。

(略)

※私が今まで書いてきたことは、
  高野先生の書籍を読めば、全くその通り
  「高野先生の書籍参照」で済むと言えば済む。
  その、事例の1つが、私の場合です。

▼通りすがりさんからのコメント

そして教科書だと自負されてるけど、
そうでもないですよ。
たいてい既出のものですよね

※因みに、
「リケジョ教科書的ブログ(笑)」と私が
  書いていたのは、娘が、ママのブログは
  教科書みたいでつまらない、
  と言ったことを書いていたものです。
  (2019年3月6日補記)
  

▼前回回答(再掲)
  私は医学の新発見に携わっているわけでも
  新薬の開発に携わっているわけでも
  ありませんので、
  当然、既出の内容になります。
  
  あくまで個人ブログであり、私が、
  確かな情報源であり有益な情報と判断する
  ものをセレクトしている、
  それを、あくまで、私の場合として、
  治療選択等の「考え方」の一助にと、
  参考までにご提示しているだけです。

ーーーーー

▼癌治療情報の選択の仕方
    私の場合

EBM(エビデンスに基づく医療)
     の考え方に沿って選ぶ

  ※基本的に、私が述べてきたことは、
    高野先生の書籍通りでした。
   (いい線いってたってことで、、)

・治療(特に抗がん剤)は、やってみなければ、        分からない。博打みたいなもの。

・それでも、判断材料として、エビデンス
    (患者集団の臨床試験結果)の効果や
     副作用の度合い、発生率を参考にする。

   ※根拠としては、治った人もいた、という
     よりは、参考にしたくなるでしょ?
     (リケジョだけ?)

自分の癌の状態と、治療の効果(メリット)
    後遺症や副作用(デメリット)を、
    自分の目的、価値観に照らして、
    検討し、選択する。


西洋医学+α
   ※+α部分は、梅澤先生とほぼ同じです

根治が狙える西洋医学の武器は、
    最大限に使う。(≒標準治療ってこと)
    ➡ FEC、ドセ+ハーセプチン
         全摘+リンパ節郭清
         放射線(胸壁+鎖骨上リンパ節領域

・活性化自己リンパ球は、理論的には
   自分の免疫力を高めて、 ハーセプチン
   との併用で微小転移撲滅に効果が出せる
   のではないかと、
     (調べた理論や療法の違いや、選択に
      至るまでの考え方は、免疫療法
      カテゴリーの全記事参照。
      エビデンスがないから、自分で、
      理論やら、比較をしてみる必要があった
      ので可及的速やかにネットを使って
      調べました)

   エビデンスの信頼度としては、
 『藁』の力しかないことは承知の上で、
   その程度の期待で、
   しないよりはした方がよいとの判断で、
   廉価で良心的と思える、専門医(病理医)、
   技術者のいる医療機関を選択しました。

   ※結果の出ている臨床試験は1つだけ。
    (ランセットに掲載)
     その後、いくつか先進医療でやって
     ましたが、保険診療になるほどの
     効果は出ていないので、『藁』。

副作用がなく、安価なもので、
    自己免疫力を高めると思われるものは、 
    エビデンス力はなくとも、
    試してみて、効果の度合いを見ながら
    使い続けるか否か判断する。

他者の選択を否定するものではありません。
本人が自己責任で『後悔しない』選択を
すれば、何でもアリだと私は思っています。

ーーーーー

ご参考:
『がんとともに自分らしく生きる』
  高野利実(虎の門病院)著  より引用

▼EBMの基本的な考え方
 
人間や病気は複雑であり、医療は不確実、
    やってみなければわからない。

それでも、臨床研究の結果(エビデンス)
  に基づいて、ある程度の予測はできる。

エビデンスとは、『どちらかというと
   赤よりも白の方がよい』という相対的な
   ものであって、『絶対的に白』と言える
   ようなものではない。

エビデンスなの信頼度は、臨床研究の質
   によって異なり、それを判断するモノサシ
   がある。

臨床研究の結果に基づかず、ただ、
   「ズバっ」と言い切るような情報は
  信頼できない。

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