LENDEXから3月1日に突然の代表者交代のメールが来たようですが、交代理由も明らかにしていないあたりから見てもよほどの事情があると思われます。

特に前社長は雇われ社長ではなく、オーナー社長だったんですよね。

世間体のための形だけの交代、支配株主異動を伴う営業譲渡のような実質的な変更?

元官僚にソーシャルレンディングのノウハウがあるようにはとても思えないのですが・・・。

勝手な憶測をすれば、近々行政処分があるとか代表が不祥事を起こしたとか何か隠していそうですね。

上場企業であれば、取締役選任は株主総会決議事項であるので、当然適時開示事項に該当するし、株主の過半数の同意が必要なため、特に任期途中の代表取締役の交代であれば、詳細な交代理由の説明が要求されますが、この会社も非上場の零細同族企業なので、何でも好き放題にやれる環境にあります。

トラストレンディングが、いつの間にか山本氏を取締役に選任し、すかさず解任したのと同様です。 しかも前科があるところや金融庁の天下りが絡むところまで悪い冗談のようにデジャブです・・・。ただ「コツコツドカン」をやるには資金量が物足りない気もしますが。

代表者だけ変わったのか、支配株主も変わったのかによって大きく見方は異なりますが、非上場企業なので公開義務があるわけでなく、ここでも匿名組合員であるSL投資家は蚊帳の外です。

非上場の零細同族企業であっても、誠実で優良な事業者もあるのかもしれませんが、制度的に投資家に情報を開示せずに、裏で何でもできてしまうのは大きなリスクだと思います。

当然金融庁も問題を起こしているのは、非上場の零細同族企業ばかりであることは百も承知なので、3月中に発表される制度改定では、これらの事業者の淘汰を前提にしたものになるのでは思っています。

事業者の透明性では上場企業系、案件の透明性では不動産投資型クラウドファンディングという流れが加速化し、案件も事業者も不透明な非上場の零細同族企業を中心とした旧来型のソーシャルレンディングというのは、フェイドアウトしていく運命にあるのではないでしょうか? 

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