サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター
宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

「きぼう」での実験

簡易曝露実験装置(ExHAM)

最終更新日:2019年3月 1日

問合せ窓口

JAXA 宇宙環境利用センター ExHAM担当
E-mail: Z-KIBO-PROMOTION@ml.jaxa.jp

News

概要

簡易曝露実験装置(ExHAM)の運用イメージ

簡易曝露実験装置(ExHAM)の運用イメージ(出典:JAXA)

国際宇宙ステーション(ISS)の各モジュールの中で唯一、エアロックとロボットアームを合わせ持つ「きぼう」日本実験棟の機能を活用し、簡易曝露実験装置(ExHAM)により、宇宙の曝露環境を利用する実験サンプルを「きぼう」船外に取り付けることが可能です。

簡易曝露実験装置(ExHAM)は、上面にロボットアーム(子アーム)用のツールフィクスチャ(把持部)を、下面に「きぼう」船外のハンドレール(手すり)への取付け部を備えた直方体の機構で、上面に7個、側面に13個の実験サンプルを搭載できます。

ExHAMイメージ実験サンプルイメージ

ExHAM(左)と実験サンプル(右)(出典:JAXA)

ExHAMと実験装置は、宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)など、ISSへの輸送機により搭載品として打ち上げられ、「きぼう」に届けられます。軌道上クルーにより事前チェックアウトが行われた後、エアロックを経由して「きぼう」船外に搬出し、ロボットアームによりハンドレールに取り付けます。

ExHAMの「きぼう」船外取付け可能位置

ExHAMの「きぼう」船外取付け可能位置(出典:JAXA)

実験を終了した装置は、再度ロボットアームによりハンドレールから取り外し、エアロックを経由して「きぼう」船内に回収できます。さらに、ロシアのソユーズ宇宙船や米国のドラゴン補給船の搭載品として、地上に回収することも可能です。

従来、このような曝露実験装置のISS船外への取付けと回収には、軌道上クルーによる船外活動が必要であり、機会が限られていました。「きぼう」の特性を活用することで、宇宙の曝露環境を利用した実験機会を増やすことにつながります。


ExHAMの紹介ビデオ



ExHAMパンフレット

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約