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【芸能・社会】

寺西拓人、70分間走りっぱなし! 初主演舞台「マラソン」

2019年3月5日 紙面から

寺西拓人(右)と矢田悠祐による舞台「マラソン」のイメージビジュアル

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 ジャニーズJr.の寺西拓人(24)の初主演舞台「マラソン」(TETSUHARU演出)が、5月31日から6月17日まで東京・DDD青山クロスシアターで上演されることが決まった。

 キャストは今作で3作目の共演となる俳優矢田悠祐(ゆうすけ、28)との2人だけ。マラソンを題材に、公演時間の70分間ずっと走りっぱなしで会話劇が繰り広げられる。

 幼なじみのマリオとスティーブは、市内マラソンに出場するためにトレーニングで郊外をランニングしているが、走りながらちょっとした言い争いをしたり、思い出に花を咲かすなど話が尽きない。会話劇を通して、2人のさまざまな人間性が垣間見えてくる。

 会場にはセンターステージを取り囲むように客席を設置し、2人の息遣いまでリアルに伝える。また、公演ごとに役を入れ替え、それぞれがマリオとスティーブ両方に挑むという。

 主にミュージカルでスキルを磨いてきた寺西は「初めての主演で、役の入れ替えのある2人芝居に挑戦させていただくので、難題へのプレッシャーもありますが、ストレートプレイにも取り組んでみたいと望んでいたので、とってもうれしいですし喜びをかみしめています」とし、「ずっと走っている芝居なので、体力が続くように走りこもうと思います。僕自身まだ未知なところも多く、ドキドキワクワクしています。一緒にぜひ楽しんでください」と呼び掛けている。

 私生活でも寺西と仲良しになったという矢田も「実は、スポーツの中でもマラソンが一番苦手だったんです(笑)。瞬発系のゲーム性のあるスポーツとは違った性質があると思うので、普段から走って、テラ(寺西)と一緒に頑張っていければと思います」と気炎を上げた。気心の知れた2人で、千秋楽というゴールを目指す。

<寺西拓人(てらにし・たくと)> 1994(平成6)年12月31日生まれ、神奈川県出身。2008年にジャニーズ事務所に入り、ジャニーズJr.の一員として活躍。歌唱力とダンスには定評があり、「ABC座2014 ジャニーズ伝説」や「ジャニーズ銀座2016」などに出演。現在、帝国劇場で堂本光一主演のミュージカル「Endless SHOCK」に出演中。

 

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