デュークス・レーン・マーケット＆イータリー内のレストラン「BASALT（バサルト）」に、ほかのお店では食べられないユニークな朝食＆ランチメニューが登場しました。

ワイキキのホットスポット、クヒオ通りに位置するデュークス・レーン・マーケット＆イータリーはレストランやカフェ、スイーツ店、高級グルメスーパーにリカーストアなどが集結したフードホール。

その中でも「バサルト」はハワイ産の食材にこだわったコンテンポラリーなグローバルキュイジーヌをカジュアルに楽しめるとあって、旅行者のみならずグルメなロコたちからも定評のあるお店なのです。

さて、まずはすでに人気ナンバーワンとなった朝食アイテムからご紹介しましょう。上記写真を見て「なんか色が変…」と思ったみなさま、ご安心ください。実はこちら、ココナッツシェルの炭を使った真っ黒なパンケーキなんです。SNS映えすること間違いなし！

パンケーキの中も見事に漆黒。食感は通常のパンケーキよりもモチモチした感じで、炭を思わせるような味はしません。生地もホイップクリームもライトでスイートすぎず、甘酸っぱいストロベリーグアバソースとの相性も絶妙。断言しちゃいますが、このパンケーキは絶対ヒットするので、有名人に紹介されて激混みする前に行ってみて！

ベーコンフライドライスの上にハワイアンビーフのパティ、フレンチの真空調理法で仕上げた半熟玉子をのせ、マッシュルームグレイビーをたっぷりかけた贅沢なロコモコがこちら。そしてロコモコの一番おいしい食べ方といえば…

やっぱりこれですよね～（笑）。上品にちまちま食べるより、全部まぜまぜしちゃう方が断然おいしいのでお試しあれ。

朝から甘いものやお肉はちょっと…という人はお野菜たっぷりのオムレツを召し上がれ。皮付きローストポテトやトースト、フレッシュフルーツも付いてくるので、ヘルシーだけど満足度は高いはず。

ノースショア産の芳醇なゴートチーズ、ケール、トマト、マッシュルーム、オニオン、ピーマンが入った、しっかりとした食べ応えのオムレツでした。

こちらはランチメニューから。ハラペーニョ醤油ソースで和えたファッロサラダに、ハワイ近海で獲れたアヒのたたきを添えたヘルシープレートです。

ファッロもアヒもおいしかったのですが、うっすらと霜をかぶったようなアイスプラントと呼ばれる野菜に衝撃を受けました。ハワイのオーガニック水耕栽培で育てられているもので、海ぶどうのようなシーアスパラガスのような味と食感。今これを食べられるレストランは限られているのではないでしょうか。

こちらもランチメニューのケセディーヤ。自家製サワークリームとピコデガヨ（サルサ）と一緒に、手掴みでいただいちゃいましょう。

クリスピーなトルティーヤの中にはカルアポーク、チーズ、ビーンズがたっぷり。見た目は軽食ですが、けっこうヘビーなので女子2人でシェアしてもいいかも。

グルテンフリーのビーガン料理「ベジタブルピエレ」は古代ハワイアンの航海者たちが食べていた保存食にヒントを得たものだそう。これもほかのレストランでは見たことがありません。

一口目にはココナッツミルクの香りがふわり、そしてハワイアンスイートポテト、ヤシの芽、ビーツ、コーン、ケール、しいたけ、ガーリック、レモンなど、さまざまな食材が織りなす香りとテクスチャーを堪能しました。

デザートやパンケーキなどのスイーツをプロデュースしているのはパティシエのマユミ氏。同性の私から見ても、凛としていてとってもかっこいいお方。そんなマユミシェフ特製のデザートは春らしい爽やかな一品でした。

朝食、ランチ、ディナー、ハッピーアワーと一日を通して質の高いフード＆ドリンクが楽しめる「バサルト」。総料理長キース・コング氏とパティシエのマユミ氏によるアーティスティックな料理の数々をご賞味あれ。