憧れのリゾートで海を眺めながら極上のディナーを堪能したい…そんな夢を叶えてくれる、ザ・カハラ・ホテル&リゾートのレストラン「ホクズ」がリニューアルオープンしました。
エントランスは重厚感のあるダークブラウンカラーに一新。大理石やココナッツシェルなどのナチュラルエレメントを取り入れることで、ハワイらしさも表現しています。
店内はブラウンとホワイトを基調とした高級感あふれる空間に生まれ変わりました。星のようなきらめきを放つシャンデリアも素敵。
店内の印象は変わりましたが、大きな窓の外に広がる景色は変わらぬままの美しさ。
穏やかな波が打ち寄せるビーチや風にそよぐヤシの木を眺めながらいただくシャンパンカクテルが、非日常の世界へと誘ってくれます。
2017年に就任した料理長、エリック・オトー氏がプロデュースする新メニューは「フィッシャーマン(漁師)」「ヴォイジャー(航海者)」「スティアーズマン(舵取り)」「ファーマー(農家)」の4つのテーマに分かれて展開。それではさっそく、オリジナリティあふれる料理の数々を紹介していきましょう。
こちらは食事の前にサーブされるパン。バターをたっぷり使った丸いクロワッサンがとてもおいしかった。
当日のアミューズブーシュはフィッシュケーキのスープ。魚の出汁がきいたやさしいお味でした。
Ka Lawai’a / The Fisherman
【フィッシャーマン】のカテゴリーから選んだのは「コナ産カンパチのクルード」。甘酸っぱいパイナップルとピリ辛のアヒ・アマリージョソースがカンパチのおいしさを最大限に引き出しています。これぞ黄金の組み合わせ。
Ka Holo Kahiki / The Voyager
世界の食文化を取り入れた【ヴォイジャー】からは「タコの香味焦がし焼き」。今ハワイで流行っているメニューですが、このタコはほんのりスモーキ―な香りがして、ほかのレストランとは一味違う。ターメリックのスービーズソースとの相性もばっちりです。
Ka Kilo Hoku / The Steersman
その昔、王族のみが食べることを許されていた魚を使った「モイのから揚げ」は、オトーシェフのクリエイティビティが光る【スティアーズマン】から。貝柱となめこのライスと一緒にサーブされます。
カラリと揚げられたモイにはオゴ(海草)の天ぷらがのっていて、ダブルのサクサク感が楽しい!カレイに似た味で上品ながらも味わい深く、一口食べたら止まらないおいしさでした。
Ka Mahi’ai / The Farmer
お肉と野菜の【ファーマー】カテゴリーからは「コロラド産ラムラックの香草ハワイアンソルト焼き」を。美しいプレゼンテーションに目を奪われます。
やわらかでジューシーで、震えるほどおいしいこのラム肉。サイドのフムスやナスのカネロニもそれぞれ主役級の味。計算しつくされた、完璧に近い一品でした。
ディナーのフィナーレを飾るのは「ハワイアンチョコレートクレミュー」。ホワイトチョコレートムースの甘みとタンジェリンソルベのさわやかな酸味がなんともいえないハーモニーを奏でる大人のデザートです。
ハワイで最も権威のあるグルメ大賞”ハレアイナアワード”や”イリマアワード”で、数々の受賞を重ねてきたハワイ屈指のレストラン「ホクズ」で、至福のグローバルハワイアンキュイジーヌをご堪能あれ。
ホクズ(Hoku’s)
ザ・カハラ・ホテル&リゾート内1階
5000 Kahala Ave., Honolulu
(808)739-8888
17:30~22:00(ディナー)、09:00~15:00(サンデーブランチ)
https://www.kahalaresort.com/Dining/Hokus