ワイキキに数多くのレストランはあれど、10ドル以下で食事ができるお店はそうそうありません。そんな中、驚くほどリーズナブルな価格でクオリティーの高い日本食を提供している貴重なグルメスポットといえば「ワイキキ横丁」。
忍人
最初にご紹介するのはフレンチシェフが手がけるジャパニーズスタイルのカレー屋さん「忍人」。忍者カレーやクノイチカレー、半蔵カレーなど、忍者コンセプトのメニューがオモシロイんです。
スタイリッシュな店内にはテーブル席とカウンター席があって、お一人さまもウエルカムな雰囲気。私、けっこう一人ランチをすることが多いので、カウンター席があるレストランは個人的にポイント高い!
「忍者カレー」は驚きの8ドル以下。今どきコンビニでランチを買っても8ドル以上になっちゃいますよね?ちゃんとしたレストランでフレンチシェフによるグルメカレーをフルサービスでいただいて、この値段は本っ当に(いい意味で)ありえない…
やわらかく煮込んだお肉もちゃんと入っていますよ~。そのままでもおいしくいただけますが、ポテトピュレと一緒に頬張るとまろやかさが倍増。子どもからシニアまで楽しめる味になっています。
ノーマル、ホット、ベリーホットとお好みで辛さを調整できるのもナイス。メニューには載っていませんが、これ以上辛くすることも可能で、スーパーウルトラベリーホットでオーダーする猛者もいるのだとか(笑)
こちらの「クノイチカレー」はスープカレー。ほどよい酸味が食欲をそそる大人の味です。
スープの中にはフォークで持ち上げるのがやっとの大きなチキンが2個も入っていて、文句なしのボリュームでした。これから迎える夏にぴったりのカレーをご賞味あれ。
金子半之助
関東を代表する天丼と天ぷらの専門店「金子半之助」。日本では長い行列ができることで有名ですが、ワイキキ店ではピーク時を避ければ比較的短い待ち時間でテーブルに案内されます。
店内はモダンな和の空間。このお店もカウンター席があるのがうれしいですね。
「天丼(梅)」にはプリプリのエビ天が2尾、ししとう、ナス、舞茸、かぼちゃ、海苔、そして玉子の天ぷらがのっていて、見た目も豪華。10ドル以下だからと侮るなかれ!
玉子の天ぷらを割って黄身とご飯を混ぜ混ぜするこの瞬間は至福のひととき。玉子はワイマナロ産の「TKG(Tamago Kake Gohan)」ブランドを使用しているから、濃厚で美味なのです。
菜の花のお浸しとガリゴマは無料、しかもお代わりし放題。サイドディッシュとしておいしくいただきました。
らーめんバリオ
濃厚でクリーミーな豚骨スープとこだわりの特注麵に定評のある「らーめんバリオ」では、ランチタイムに10ドル以下のハーフラーメンを提供。半分サイズといえども、チャーシュー2枚、お野菜もたっぷり入っているのでかなりのボリュームです。
七むすび
「七むすび」で人気なのは、おむすび2個、豚汁、アイスグリーンティーのランチセット。おむすびはどの具を選んでもお値段は変わらないので、一番高いものをチョイスすればお得感アップ!日本産有機米のコシヒカリ、玄米、赤米を使用しているので、ここのおむすびは本当においしいんです。
串カツ田中
家族や友人同士でわいわい食事を楽しめる「串カツ田中」。お肉系、シーフード系、お野菜系、スイーツ系と30種類近くの串カツがあり、お値段は1本2ドルからなので10ドル以下に抑えることも可能です。
私のおすすめは、もっちもちのうどんに明太子と半熟玉子をのせた「明太釜玉うどん」。そのほか、きつねうどんや豚キムチ焼きうどん、お茶漬け、サラダ、小皿料理など、メニューの半分以上が10ドル以下なんですよ。
うまみTEPPAN金魚
ハワイスト編集部員も通っている「うまみTEPPAN金魚」で一番人気のランチメニューがこちら。ドでかい唐揚げ、ご飯、フレンチフライ、サラダのセットは超がつくほどボリューミーです。
10ドル以下でお腹いっぱい食べられる「ワイキキ横丁」は、高級店が急増しているワイキキにおける救世主的な存在なんですよ。さて、もうそろそろランチタイム。今日はハーフラーメンと唐揚げディッシュのどちらにしようかな~。
店舗情報
ワイキキ横丁
Waikiki Yokocho
- 住所 2250 Kalakaua Ave., Honolulu
- TEL
- 営業時間 11:00~24:00
※ラストオーダー23:00 - 定休日 無休
- URL http://www.waikiki-yokocho.com/jp/
- 備考 ワイキキショッピングプラザ地下