3&7とは、7年熟成のモルト原酒と、3年熟成のグレーン原酒をブレンドしたウイスキーという意味があります。
ツインアルプスがなかなかの出来だったので、今回も期待します。
液色は少々濃いめの琥珀色、グラスからの香りはアルコールの香り以外はそれほどしません。
口に含むと、ボジョレー・ヌーボーにも感じられるブドウの渋さが先に現れ、そこからレーズンの香りが追ってきます。
味わいは渋さと酸味が強めで、甘さはそれほど感じません。後味もかなりビターです。
口に含んだ時の香りは、やはりストレートと同じく渋い香りが目立ちます。その後に来るのはナシのようなさわやかさです。さらにその後エステりーな香りも加わって来ます。
味わいはかなりビターが前に押し寄せてきて、少々バーボンに近いものになっています。
さらにハイボールにしてみると、ビターな感覚は薄くなり、ウッディさが目立ち、酸味も感じる炭酸水とのバランスがよくなります。さらにレモンやライム、グレープフルーツを加えるとさっぱり飲めます。
全体的にみると、ツインアルプスのフルーティさとは対照的に、3&7はバーボンに似た香りと味わいを持ったウイスキーに思えます。
バーボンやキリンの富士山麓が好みの人であれば、この傾向は比較的お勧めできるかもしれません。
また、ストレートよりも、水割りやハイボールのほうが軽くなって飲みやすさを感じます。
720mL、アルコール度数39度で、価格は1200円ほど。
下手に安い銘柄を選ぶのであれば、こちらのほうがウイスキー感が強くて飲みごたえを感じられるでしょう。
<個人的評価>
・香り D: 渋い香りが前にきて、あまり心地よくは感じられない。加水するとエステりーさが目立つ。
・味わい C: 全体的にビター。水割りやハイボールになると軽くなって飲みやすい。
・総評 C: ストレートでじっくり飲むより、割って飲むほうが適している。
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