本日、市長として最後の日を迎えました。
東京都からの派遣職員として、夕張にご縁をいただき11年。 夕張市長として2期8年。 本日、市長として最後の日を […]
鈴木直道を知る5つのエピソード
石原慎太郎都知事時代、財政再建団体となった夕張市への派遣職員として26歳で夕張へ。「地域の輪に溶け込みたい」と、雪かきやエゾシカのフン拾いも率先して行い、若さを生かしてさまざまな地域課題に体当たりで臨みました。30歳で市長になってからも、「若いのによく頑張つている」「孫のような存在」と市民から慕われています。
約2年に及ぶ夕張での任期を終え、東京に戻つた後に地元有志から夕張市長選への出馬要請を受け、すでに首都圏にマイホームを購入していたにも関わらず「北海道に骨を埋める覚悟」で立候補。新人4人が乱立したし烈な戦いを制しました。決断力の強さは、JR問題で夕張支線のバス転換を図る「攻めの廃線」を逆提案し、JR北海道から拠出金7億5千万円を勝ち取ったことにも表れています。
高齢化率が50%を超え、人口減少が進む夕張でも豊かな暮らしができるように、まちの機能を集約する「コンパクトシティ構想」を推進。破たん時353億円あった市の借金を2026年度までに完済する計画を進め、財政再生団体からの脱却に道筋をつける一方、夕張メロンのトップセールス、生薬大手ツムラと連携し、日本一の薬木産地とするなど、高い行政能力を発揮しています。
初めての選挙で東京から応援に駆け付けた石原慎太郎都知事をはじめ、元SMAPの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾やGLAYなど多くの有名人が夕張再生へ向けた活動を応援してくれています。それは人の話をよく聞くといった謙虚さ、人生をかけてまちのために力を尽くそうという強い情熱といった、人の心を引きつける要素を数多く持ち合わせているからです。
高校卒業後、家庭の事情で東京都職員となったものの、進学の夢をあきらめず「昼は都職員、夜は大学生」という二足のわらじを履きながら大学を卒業。 苦労を苦労とも思わない“雑草魂"は、夕張市職員の給与カット割合を破たん時の40%から7%へ改善させる一方で、自らの給与は全国の市長で最も低い手取り20万円以下に抑え、共働きで家計を支える奥さんとの二人三脚で仕事に打ち込んできました。
あらゆるピンチをチャンスに!
第二のふるさと夕張再生に奔走した鈴木直道の実績
353億円もの借金を前例・聖域なき行政改革や自らの市長報酬70%カット、退職金100%カットなどにより2026年度までに完済する計画を強力に推進。財政再生団体からの脱却に道筋をつけ、夕張再生に奔走しました。