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顕微鏡道楽

顕微鏡で遊ぶ
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大きなスポイト(クリーナースポイト)

探していた大型スポイトが見つかったので、Amazonで購入しました。
「MWS」さん、「おちゃたてむし」さんや「Studio Phiz」さんの、素晴らしい原生生物の写真や動画を見るにつけ、気持ちが屋外に飛んでしまっている。
そろそろ暖かくなってきたので、原生生物の採集の準備を始めた。
スライドグラスなど顕微鏡観察関係のものは、ほとんどモノタロウで購入している。
スポイトは、沸騰消毒ができるガラス製の駒込ピペットを使っている。
原生生物の採集にはもっと大きなスポイトが欲しいのだが、モノタロウでは売っていなかった。
長い間諦めていたが、たまたまAmazonを覘いたら「クリーナースポイト」と言う物が売られていた。
水槽の清掃に使う大型のスポイトらしい。
早速注文して、昨日届いた。
長さが2種類あるので、それぞれ一本購入してみた。
故月井先生の方法を真似て、池の底をこれで吸い取って、コニカルチューブに入れて持ち帰るようにしたい。
コニカルチューブを収納するプラスチックケースは、ホームセンターでネジ・部品整理用を調達してきた。

↓クリーナースポイト
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プランクトン | Comments(0) | Trackbacks(-)

湿った道路で見つけた原生生物

プランクトンの採集をしたいと思っているが、まだ二月なので難しいでしょう。
今年の雪はほとんど溶けたのですが、まだまだ寒いのです。
工房側道の上部が常に湿っているので、もしやと思い、見に行ってみたら緑色に泡立っていた。
早速一部持ち帰って観察したが、生物らしい物はなかなか見つからない。
位相差で覘いたら、動くものが一匹見つかった。
この凍り付いたような所にも、原生生物はいた。

40X対物レンズで何とか観察できたが、倍率が低すぎて細部が見えないので、60Xが欲しくなってしまった。
残念ながら、OLYMPUSには60Xは無い。
レイマー有限系の60Xプランアクロマートは@29,500、安いアクロマートは@9,750。
中心部を拡大して使用するだけなら安いアクロマートでも十分かなと思うが、後にプランが欲しくなった場合無駄になってしまう。
悩ましいところだ。


↓ヒビミドロ目と思われる中に、繊毛虫と思われるものがいた。
(OLYMPUS BH2、Splan40PL、FK2.5+Reducer、EOS M、位相差コンデンサによる偏斜)


↓工房側道の上部にある水溜まり。
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Canon EOS(APS-C)+レデューサーでの写真

Canon EOS(APS-C)にレデューサーを取り付けたので、培養中のオカメミジンコを撮影してみました。
オカメミジンコの全身を写すには、写真用リレーレンズ(FK2.5)の使用時には2Xの対物レンズが必要だった。
レデューサーの取り付け後は、4Xの対物レンズで全身を写すことができるようになった。
せっかく購入したSplanFL2だが、オカメミジンコに関しては出番は無いような気がする。
今後、もっと大きなミジンコが採集できることを期待しなくてはならない。
レデューサーの取り付けによって、写真が眠くなったり、ピントが甘くなるなどの心配をしていたが、むしろコントラストが上がっているしピントも問題無い感じがする。
良い方向に改善しているので、取り付けて良かったと思っている。

↓培養中のオカメミジンコ
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OLYMPUS BH2、Dplan4、FK2.5+Reducer、EOS KissX50、自作簡易暗視野
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はんのき夫婦沼(山形県 県民の森)

現在の山形は雪の中で動きが取れないが、少しづつ春の足音も聞こえだして来ました。
顕微鏡観察をされている方のブログやツイッターを拝見すると、皆さん暖かい西の方にお住まいなので、真冬でもプランクトンの採集と観察が出来ていて羨ましい限りです。
月井雄二先生がお亡くなりになってから、一時「原生生物情報サーバ」が閲覧不能になっていてがっかりしていた。
最近サーバは復活されていたので、今の内に「採集の記録」の部分をPDFに落とさせていただこうと思っている。
特に、私の地元の「山形県 県民の森」には何度も採集に訪れておられたので、その部分を重点的にPDF化を試みている。
その中でも「琵琶沼」では、ダントツの290種類の原生生物を採集されたが、琵琶沼は県天然記念物になってしまったので、もう立ち入りはできなくなったらしい。
月井先生は、その近くの「はんのき夫婦沼」でも、242種の原生生物を採集されたと記録されている。
採集地の様子も記録公開されていて、「はんのき夫婦沼」の近くには駐車場もあって、立ち入りは容易なようだ。
水芭蕉の群生地で水深も浅いようで、いかにも原生生物が潜んでいそうな沼に見える。
今年は、ここを中心に採集してみようと思っている。
とにかく、雪解けが待ち遠しい。


↓「原生生物情報サーバ」の「はんのき夫婦沼」
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↓「山形県 県民の森」の湖沼群
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Photoshopの再学習(2)

「Photoshop 10年使える逆引き手帖」の再学習を継続しています。
海外のサイトによれば、顕微鏡写真にも画像処理は必須とのこと。
写真を撮ったらおまかせではなく、画像はPhotoshopで作り上げるもののようです。
すでに高齢者の仲間の自分なので、記憶力が減退しているし、とにかく根気が続かない。
我慢して、本を読みながら、ひたすら例題を実習している。
一応一通り、全ページの例題をこなしたが、ソフトのバージョンの違いなのか、どうにもならない例題も数ページはある。
(ここは、気にしないことにしよう...)

●選択範囲・アルファチャンネル
●調整レイヤー
は絶対避けては通れないし、一番理解しにくい部分なので、分かるまで繰り返すしかない。
この部分の例題は二回繰り返したので、何とか少しは手に馴染んできた感じがする。
今日は三回目に入っている。
この部分をクリアーしない限り、Photoshopを理解することはできないようだ。

ただただ、我慢の日々が過ぎて行く。


↓「Photoshop 10年使える逆引き手帖」
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