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「Xファイル」そのもの!UFOの機密文書 CIAが公開

 ‘90年代にカルト的な人気を誇ったドラマ「Xファイル」を覚えているだろうか?UFOや宇宙人などさまざまな超常現象が関係する謎の事件に、二人のFBI捜査官が挑むSFサスペンスだ。アメリカ中央情報局(CIA)は今月21日、1940年代後半から50年代にかけて調査したUFOに関する機密文書を公開した。CIA自らが「本物のXファイル」と呼ぶ文書データは、公式サイトで誰でもダウンロードして読めるようになっている。


 今回公開された文書は、CIAの電子図書館が閲覧を許可したもの。CIAは1978年、地方裁判所の判決に従い、UFOに関する諜報活動を行っていることを認め、報告書の存在を明らかにしたが、国家安全上の理由から、それらの一部は長らく機密扱いされて非公開にされてきた。


 サイトには、ドラマの主人公、モルダー捜査官が地球外生命体の存在を主張するために役立ちそうな文書として、「1952年に旧東ドイツ上空で報告された空飛ぶ円盤」や「ベルギー領コンゴのウラン鉱山で1952年に報告された円盤」など5点の報告書がピックアップされている。


 ほかにも、モルダーの相棒で何事にも懐疑的なスカリー捜査官がUFOの存在を信じてしまいたくなるような文書として、「1953年1月14~17日付:未確認飛行物体に関する科学諮問委員会会議録」や、「空飛ぶ円盤に関するCIA長官への覚書」など興味をそそるタイトルの文書が並ぶ(原文は英語)。


 サイトではさらに、「空飛ぶ円盤の調査方法」と題して、1947年の創設以来、CIAと米空軍が市民や警察官などから寄せられた目撃情報をもとに、未確認飛行物体をどのように捜査してきたかについても報告されていて、最後は「The truth is out there(真実はそこにある)」という、ドラマで使われたフレーズで締めくくられている。

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