アイドルグループ「KAT-TUN」の中丸雄一(35)が2日、東京都新宿区の東京グローブ座で、自身が構成・演出を手掛ける一人舞台の第3弾「中丸君の楽しい時間3」の初日公演を行った。
中丸が自身の個性や特技を生かし、コミカルな要素からクールなパフォーマンスまでをぎっしりと詰め込んだステージ。前作からわずか1年半での新作上演となるが「今も次の作品に向けてアイデアが浮かんでいます。年に2回やってもいいと思っています」と、ライフワークにしていく構想を明かした。
中丸自身のこだわりは、暗転したステージでプロジェクションマッピングを駆使し、レーザー光線を巧みに操りながら立体的にダンスを披露する「影絵」だが、取材陣が一番注目したのは今作から取り入れた「1分間で何個ブラジャーのホックをはずせるか」の記録更新を目指すコーナーだった。昨年に初めてバラエティー番組で挑戦し、すっかり得意技となったことから、製作陣から舞台にも取り入れるよう推薦されたという。
自己最高記録は先月、今作の大阪公演で作った「56」。非公式ながらギネス世界記録に並ぶ記録だ。「一つの目標として、東京公演で『60』を目指したい。記録が伸びるなら世界を目指したい」と中丸は宣言したが、「このコーナーがあることで、友人や家族を呼びづらくなっているんですよ」と苦笑した。
コツを問われると、「ブラって考えずに『ただの金具』を外す。指は3本より2本の方がロスが少ないから、(金具部分を)ワン、ツーで浮かせて外す」と得意げに語ったが、「自宅で練習? ブラがないですよ。スポーツとして一生懸命やっています。変態扱いしないで下さいよ!」と強調した。24日まで。