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2019年3月3日 紙面から
名古屋-C大阪 後半終了間際、自身2点目のゴールを決め、名古屋・ジョー(下)と抱き合う赤崎=パロマ瑞穂スタジアムで(浅井慶撮影)
明治安田生命J1リーグで、名古屋グランパスはFW赤崎秀平(27)の2ゴールでC大阪を2-0で破り、開幕2連勝を飾った。J1復帰同士の一戦は松本が大分を1-0で破った。G大阪は清水、FC東京は湘南をそれぞれ退けた。
やったぜ、父ちゃん-。後半途中出場の赤崎が移籍1、2号の連発。1カ月前の2月2日に胆管がんのため56歳で亡くなった父・秀男さんへの弔い弾となった。
「決められて良かったです」。先制弾は後半34分、ペナルティーエリア中央からループシュートを決めた。ロスタイム2分には、右サイドから右足を豪快に振り抜いてゴール左隅に突き刺した。昨季、川崎で出場たった2分に終わった男の逆襲の幕開けだ。
天国からの視線を感じ続けた。月命日のこの日、成人式で秀男さんにもらった腕時計をつけて会場入り。ゴールを決めると、年明けに生まれた次男へのお祝いとして揺り籠ダンスを披露した。秀男さんにとってもかわいい孫の誕生だった。
温かく見守られた。鹿児島で中学校校長を務めていた秀男さん。高校進学の際、地元を離れて佐賀東高を選択した赤崎は、祖父には「モノにして帰ってこい」と言われたのを覚えている。父の言葉は記憶にない。「特に…。覚えていないんです」。黙って、夢を追う環境を整えてくれた。
存在の大きさをかみしめたのは通夜、告別式。訃報を受け、沖縄キャンプを離れて鹿児島へ飛んだ。「教育関係者、職場の方からいろいろな言葉をいただきました」。闘病中の父に生徒から贈られた励まし文章の束も手にした。筑波大時代の恩師でもある風間監督の供花も目に留まった。沖縄へとんぼ返りし、新天地での開幕に備えた。
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