フリクリ見てた昔はずっとモヤモヤしてたけど、
一昨日公開されたトレイラー見て、
そんときよりは俺の人生、だいぶましだな、と思った。
昨日まで選ばれなかった僕らでも明日を「待ってる」し「持ってる」と信じて今も音楽を続けている。
それでも毎日クソ腹たつことだってある。多分俺以外のみんなもそうだと思う。99パーセント嫌なことしかない。
残りの1パーセントはたまにある。
昨日の難航したレコーディングの音源をみんなできいて、
良いなあ、なんて思ったり。そういう瞬間だ。

基本的に人間としてもゴミ屑以下だし、
歩くお◯◯◯◯野郎みたいなもんだから俺のことは悪く言われてもしょうがない。
(キッズの頃部屋で永遠と人妻とチャットしていたり出会い系サイトやっていた頃よりだいぶましだ)
酒も飲めないしタバコも吸えないけど、犯罪以外の悪いことはだいたいやってきたし、
今こうして生きてることが奇跡みたいなもんだ、
7月2日の息子その1の誕生日だって前日まで忘れてた。

普通の人間になりたいってなろうとしても、根底がそれだからまともになれるわけねーだろボケって思う。

オフの日なんてひたすら寝て未読メール何件も溜めて『チケット売れねーどうしよう』とか
『今月どうなるんだろう』とかしか考えないから自分にオフの日なんて必要ないと思う。
はたから見たら順調かもしれんがそんなわけねーだろ、常にギリギリでやってきている。
常に不満、不安、いろんな激流の中にいる。正直しんどいことも多いし、
悔しい、と思わされる時が増えたからこれまでよりもより生きづらくなっている。

ただ、どんなことがあっても音楽が大好きで、音楽だけのことを考えて、
生きてきた。『歌いたい』ただそれだけだった。

嘘ついたり人のこと蹴ったりする人間と一緒に音楽をやっていた時もある、
ということ自体が、自分達にとっていい経験にはなっているが、
そんなヤツと一緒に頑張りたいとはもう二度と思えない。
あと俺の大切な人の悪口を平気で言ってくる人に対して、俺はヘラヘラしたくねーな、とか思う。
撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだってルルーシュも言ってた。
俺は逃げも隠れもしないし、あることないこと言われすぎて麻痺してるけど、
たぶん、今作っている作品や、曲について、なんか言われたら
烈火のごとく怒る気がしている。人にバカにされても平気な人間、にはなれない。
自分の親やメンバーのこと、なんか言われたら誰でも怒るっしょ?そういうもんだ。

ツアーで披露した魔物BOM-BA-YE、俺の頭の中のすべて、ずっと鳴っていたロックンロールを音楽で表現できた。やっと、だ。
人力でこれをできたことが、いまだに信じられない。魂削って、作った。
そういうモノを作れたし、そういうメンバーに巡り会えた。
そこまでなれるようになって、心底嬉しい。

最後に、先日のインタビュー でもすこし語りましたがシルヴェスター・スタローン監督・主演・脚本の俺の大好きな映画、ロッキー・ザ・ファイナルの1シーンを引用して今日のブログを終わります。

世の中、バラ色じゃない。厳しくてつらい所だ。
油断したらどん底から抜け出せなくなる。
人生ほど重いパンチはない。
だが大切なのは、どんなに強く打ちのめされてもこらえて前に進み続けることだ。
そうすれば勝てる。自分の価値を信じるなら、パンチを恐れるな。




あと7日でなにができるかわからないけど自分にできることはすべてやろう。
7月12日、渋谷WWWで会いましょう。


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