中居正広のキンスマスペシャル 好感度No.1芸人 サンドウィッチマン いい人?仲良し?伊達そっくり体形の母、富澤が明かす苦悩… New!


出典:『中居正広のキンスマスペシャル 好感度No.1芸人 サンドウィッチマン』の番組情報(EPGから引用)


中居正広のキンスマスペシャル[字] 好感度No.1芸人 サンドウィッチマン


20時ジャストから楽屋で隠し撮り検証!本当にサンドウィッチマンはいい人?仲良し?伊達そっくり体形の母、富澤が明かす苦悩…そして震災、東北をなめるな


詳細情報

☆出演者

【MC】

中居正広


【パネラー】

大竹しのぶ

假屋崎省吾

室井佑月

ほか


安住紳一郎(TBSアナウンサー)

☆番組内容

20時ジャストから楽屋で隠し撮り検証!本当にサンドウィッチマンはいい人?仲良し?伊達そっくり体形の母、富澤が明かす苦悩…そして震災、東北をなめるな

☆構成

都築浩

鈴木おさむ

樋口卓治

☆ディレクター

【チーフディレクター】

竹永典弘

☆AP

長内信博

大山小百合

久松理恵

松原元美

☆プロデューサー

【プロデューサー】

帯純也


【担当プロデューサー】

谷澤美和

壁谷政彦

☆公式ページ

◇番組HP http://www.tbs.co.jp/kinsma/

☆制作

TBSテレビ


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中居正広のキンスマスペシャル 好感度No1芸人 サンドウィッチマン
  1. 伊達
  2. 富澤
  3. サンドウィッチマン
  4. ホント
  5. 芸人
  6. 仙台
  7. 瀧澤
  8. 当時
  9. 一緒
  10. ネタ
  11. ラグビー部
  12. 大丈夫
  13. 面白
  14. テレビ
  15. 全然
  16. 東京
  17. 年間
  18. バイト
  19. 仕事
  20. 写真


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<今夜の金スマは
気になる男たちスペシャル>

<ゲストは サンドウィッチマン>

<こちらは 収録前の楽屋の様子>

ホントに ガチでちょっと

<これから こんな企画が
行われようとしていた>

さて 今回は安住さん
ちょっと意地悪なんですけれども

実は

(一同)ええ~っ!

さて今回は こちら

ああ~

(室井)知りたい

よく何か そういう

だから そのパターンに
近いんじゃないかと思うんですよ

それはないと思う
ない

この楽屋に
これから番組のディレクターが

収録前の打ち合わせに訪れます

そこで 担当ディレクターが
打ち合わせが終わったのに

なかなか帰らなかったら
どうするか

その時の お二人を
ご覧いただきたいと思います

何だ こいつ

打ち合わせに向かうディレクターは
瀧澤ディレクターです

サンドウィッチマンさんの
よい人度を測るため

現在 腕を骨折中という
設定で

打ち合わせに
行くようです

(室井)本当は
骨折じゃないの?

本当の骨折では ないみたいです
ビックリした

じゃあ ちょっと ねえ

どうかっていうのも含めて

(ノック)
はい すいません

すいません 失礼します
(伊達)はい

あっ すいません

すいません

飲み過ぎ?

寝て起きたら ものすごい痛くて
(富澤)覚えてないの?

(瀧澤)いや もう
ものすごい痛くてですね 何か

痛すぎたんで病院行ったら
何か 折れてますって

ええっ?

(瀧澤)全然 覚えてないんですよ
(富澤)大丈夫ですか

大丈夫なんですか?

すいません 何か
気 使わせちゃって ごめんなさい

ちょっと あの あっ ごめんなさい
ご挨拶遅れて 今回

よろしいですか?

すいません
こちら ちょっと座りの…

ごめんなさい
ありがとうございます

ありがとうございます

まあ 座り
こんな感じになってまして

(瀧澤)全治 そうですね

えっ? じゃあ もう
結構ガッツリいったんですね

そうですね 目赤いですか やっぱ
赤いですよ

また別なの?

一応 フロアで 今日は

(ベック)うん 優しいですね

何か 気になった点とかって
ございます?

いや 特に あの…
すげえ調べてんなと思ったけど

楽しみです

すいません そんな感じで

こっからだな
こっからだね

<普通なら>

あの… 実は 仙台住んでたりして
(富澤・伊達)えっ?

(瀧澤)サンドさん メチャメチャ大ファンで
いや 嬉しいです

今 おいくつなんですか?
35で 今年6

へえ~

ああ そうなんですか

はいはいはい

体育大ですね はい

仙台大学なんですか あらららら
そうなんですよ

へえ~

いやいや

サッカーやってた人
太りますよね

あっ そうだな
何か よくな

そうですよね
ラグビーですね

あの… ラグビー知ってます
いえいえ ありがとうございます

(瀧澤)懐かしくなっちゃって

ああ 知ってますよ
万代書店 知ってますよ

今ね 仙女の里村さんが…

あっ そうなんですか?

「センダイガールズプロレスリング」
あれ初めてできた時

僕 大学生の時だったんですけど

うん もうあれは もう

もう後ですね
俺らもう20年以上こっちなんで

だから仕事で行った時に…

でも漫才しに行ったよな 何かな

万代書店 行ってないっけ?
(富澤)ロケはありますかね

だってライス小で
こんなデカいの

行きました

おかずは もうあの

お醤油かけて マジで
ホントにライス小で

80円とか…
そうそう そうそう

ライス中ね 大は「中で十分です」
って書いてあるやつ

あの… 伊達さんに似てるって
言われたこともあって

全然 メガネもかけてない

ちょっと何か マネした感じの…

いやいや

何すか?
あっ 生えてくるってやつ

ああ そうなんですか
今 すごいんです

効果ありました?

どうですか?

ちょっと… ありますね 写真
ちょっと待ってください

<スタッフの場つなぎトークを>

<全て ツッコんで
拾ってくれる伊達>

これが1年前の
メッチャ ハゲてるじゃないですか

ああ もう十分っすね
(瀧澤)どうですか?

いや
生えてます 生えてます

あっ すごい
効果ありますね

すごいじゃないですか

すごいですね

もとを知ってる人は結構
ああ なるほどね

復活しつつありますね

(瀧澤)すいません

目もね あれですけど

<すると ここで>

じゃあ ひとつ

ヤダヤダ

<会話中>

(瀧澤)えっ 秋田行くんすか?
はい

「漫才サミット」っていう

僕らと ナイツと
中川家さん 3組で

漫才のライブやるんです
漫才だけの

1回 あったんですけど

去年のね あれ何月だっけ

10月ぐらい?
10月ぐらいですね

秋田空港まで行って
3組乗って 飛行機

「秋田」って
もう書いてあるんですけど

パイロット

そっちから話そうって…
(瀧澤)いやいや

ちょっと想像ができなくて
3回っていうのが

まあ そうっすね
チャレンジはしていた…

3回も?
はい

ため息ついてな

「羽田に戻ります」って
言ってんですよ

(瀧澤)ちょっと すいません
ちょっと今 押してて

ちょっと今 正直 ちょっと
つないでるつもりなんですよ

今 ちょっとだけ押してて
あっ そうですか

ちょっと そうですね
うちのミスで ちょっと

ちょっと押しちゃってる
いや全然 全然 こっちはもう

逆に何か気まずくなっちゃって
申し訳ない

ああ 考えてたんですか?
考えてて

へえ~

別に

<一向に始まらない収録>

<打ち合わせが終わって
20分がたった状況で>

<2人はどうする>

ちょっと押してて

ちょっと押してて
もう今 始まるか 始まらないか

ああ そうなんですか

誰似っていうのは
あんま なかったですけどね

今ないか 写真… いや ええと

ああ そう
ええ 一緒に?

ええ~ それなのに

わあ それちょっとショックですね

(瀧澤)そうですね

わあ
ええ~

(瀧澤)まあ そうですね

何か 僕がいないと まだ? とか

どこ行くの? とかっていう

タイプだったんですけど

それで何か
引っ越すって言い始めて

メチャクチャ近いじゃないですか

東京好きに 中野好きに
なったんじゃ… ただの

いや そうなんですかね

東京好きになったら
渋谷に引っ越すとか

何かね
そういうことなのかなと

僕は そこから

離れちゃってるじゃないですか
(瀧澤)ちょっと離れたけど

まあ でも
オシャレな街だなと思って

おとなしいっていうか
静かな街ですよね

(瀧澤)似合わないって
よく言われるんですけど

メチャメチャ行くんですよ
何駅ですか?

俺も住んでた 渋谷
(瀧澤)ホントですか

食べますよ パスタ
結構 おいしいんですよ

<サンドウィッチマン>

<それではスタジオで
見ていたことをネタばらし>

<先ほどの 変なディレクターのモニタリングを>

<スタジオでネタばらし>

サンドウィッチマンのお二人です
よろしくお願いします

はい お座りください
どうぞ よろしくお願いいたします

すいません だいぶちょっと押して
いえいえいえ

45分押しだった なかなか
あっ

あれ?
金スマのタッキー どうした?

これ タッキーだよ どうしたの?

骨折してたの?
いや何か

はっ?
何 何 何?

さあ というわけで安住さん

えっ?
あっ!

あっ! 全然知らなかった
えっ

2人は いい人なのか

果たして ホントに仲がいい人
なのかっていうテーマを掲げて

ちゃんと きちんと
お話ししてたから

まあ途中 途中 富澤くんはもう
こらえきれなくて

もう ずーっと こうやって

言ってること
明らかに おかしいから

(瀧澤)いや これはマジです

ビジュアルで分かるだろ
そうか それはマジなの

打ち合わせが終わって

はい じゃあよろしくお願いします
ってなったら

普通 退室じゃないですか
出ないじゃないですか

そういうのって
全然 大丈夫なんですか?

好きだって言ってくれるし
それは嬉しかったですからね

ありがとうございます

最初だから
じゃあ サンドウィッチマンのお二人の楽屋

のぞいてみましょうって時に

ああ~ いや でも

普通に います

ちょうど お二人が
こういうふうにやって

同じタイミングで…

(富澤)やってました?
(大竹)やってた やってた

何だ これって

何か恥ずかしいからとか ないの?
ないです ないです

もう ないですよ
はあ…

改めてですけども

去年の

おめでとうございます

怖~い
そんなことありません

そんなはずないじゃないですか
って話をしました

言わないです 言わないです
そんな だって さんまさんの方が

絶対 面白いですもん

やめてくださいよ
出てないですから

やめてください
思ってないです

ホントに思ってないです
やめてください ホントに しのぶさん

今回は色々 サンドウィッチマンのお二人を

色々 見ていきたいと思います

<今夜は>

やっぱ

へえ~

<気のあう青年2人が>

<互いを思いやりながら>

<これは 夢をつかむまでの>

<男2人の物語>

お生まれになったのは
1974年なので

昭和49年生まれの
同級生コンビということです

まずは伊達みきおさん 9月5日
宮城県仙台市に生まれます

実は お母さん

ええ~ 何それ

生まれた時のインタビュー?

<今から11年前>

<2人が ブレイク直後に放送された
「からくりTV」で>

<お母さんが伊達の出産について
語っていた>

初めまして

サンドウィッチマンの 金髪の方の
伊達みきおの母です

よろしくお願いします
いつもお世話さまです

お世話さまです
これからも よろしくお願いします

お母さん チャーミング
いやいやいや 久々に見ましたわ

みーですね

みー君じゃないな

家族ではみー君 ねえ
みー君って呼ばれてますからね

そして お写真がこちらですね
≪かわいい~

そりゃ かわいいですよね
この頃はね

そして
富澤たけしさんですけれども

東京都板橋区生まれで
お父さんの仕事の関係で

仙台に その後 引っ越しすると

そしてお写真 こちらです

≪かわいい~

確かに 雛鳥だ
かわいい

そして 伊達みきおさんですけども
ここだよね

仙台っていうこともありまして

「伊達」という名字が
気になるところなんですけども

みきおさんの方から
ずーっと遡って

お父さん おじいさん
ひいおじいさん

ひいひいおじいさん
そして飛びまして

孫三郎宗行さん

宗行さんのところを
遡りますと

伊達政宗の先祖ということで

政宗につながる名家のご出身

末えいではない
そうです そうです

もうホントに遠いね
枝葉なんですけど はい

じゃあ もう親戚とか家族も

比較的 かたい…
かたいです

うちはもう 両親とも銀行員ですし

うちの じいちゃんなんか

東大出てますしね
ええ~ ホントに?

もう一つ上のじいちゃん
裁判官かなんかです

僕と同い年の
いとこがいるんですけど

弁護士やってますね

そして お父さん 伊達政亮さん

アンケートに答えてくださいました
あら

<サンドウィッチマンのポスターが
壁中にたくさん貼られたこちらが>

<スタッフがお邪魔した
仙台にある 伊達の実家>

<インタビューは恥ずかしいが
アンケートならばと>

<書いてくださっているのが
父・政亮さん 76歳>

漢字 間違ってると…
アッハッハッハ

(スタッフ)下書きまで すいません

<万が一>

<を書く様子からも>

<銀行員だったお父さんの>

<真面目そうな性格が
うかがえます>

<すると>

(スタッフ)ありがとうございます
うわっ すいません

<なりつつ>

<息子の記事をスクラップし>

<など 今では応援している
お父さんだが>

<将来は どんな職業に就いて
ほしいと考えていましたか?>

アンケートに答えてくださいました

「私の祖父も 父も 法律を学んだ」

「立派な社会的にも認められた
人達でした」

「私は 平凡な
サラリーマンで終わりました」

「みきおには その優しい性格から」

「人の役に立つ 感謝される仕事」

「例えば 福祉関係
または公務員と思っていました」

まあ そうですね うん

だから 何となく
そういう世界に行くのかなって

何となく まあ銀行員とか
の家庭だったんで

そうですね 何か

毎日?
はい で 子供だから

やんないじゃないですか
そうすると ぶん殴られるっていう

(大竹)お母さんに?
お父さんに

厳しいんだ お父さん
厳しかったですね

DVね 今で言うね
DVとか言うな

教育でしょ 教育
ありました

でも そういう環境の中で

お二人は お笑いの道に進んだ
ということですね

そうですね
どんな出会いだったんでしょうか

さあ そして
2人が出会うのは

高校生の時ですね 1990年

仙台商業高等学校

ラグビー部
仮入部の時と…

そうですね
これが出会いですね

ここに
ラグビー部の集合写真がありまして

お二人の写真を
アップにしてみました こちらです

(假屋崎)怖そう

2人の第一印象ですけども

伊達さんは「俺と同じ
体型のヤツがいるな」

大体 一緒なんでね はい

そして 富澤さんの
伊達さんに対する第一印象は

してなかった メガネ外すとね

僕は こんな…
メガネ外すと どう…

かわいい 目が
目がかわいい

どうなの その時に
何か通ずるものがあるなとか

家も帰る方向が一緒だったんで
すぐ仲良くはなりましたね

中学も隣だったんで そうですね

そんなラグビー部ですが
100年の伝統のある

大変 まあ…
そうなんだ

そうです もう
歴史ある

え~っ ヤクルトの? はいはい

ホントに?
そうです

ホームラン

道路に出ちゃうんで 八重樫ネット

迷惑かけるから
そうです

そうなんです
八重樫ネットっていうのが…

みんな分かんない?
分かんないですか

さて 100年の伝統のある
そのラグビー部ですけども

あんまり
強くなかった

あんまりどころかですね

(一同)えっ?
3年で?

(大竹)レギュラーだったんですか?
レギュラーです

ラグビー部 入った瞬間からもう

人数がいなかったんで
そうです

ほら 何か調子のいい年と

悪い年と何か…
ええ ずっと

ずっと低迷してる

(假屋崎)えっ?
それは ひどい

練習は真面目にやる部活?

練習はね まあまあ やるんですよ

そんなチーム
強くなるわけない

強くなるわけがないですよ
ホントに

でも2人で
頑張ろうなって感じで 3年間

ラグビー部が
とにかく楽しかったんですよ

ラグビー部のメンバーも
メチャクチャ面白かったんで

<実は出会いの場となった
この>

1年集合!
はいっ

じゃ いつもの
まずは富澤!

はいっ
芸だし 始め!

はいっ

<部には>

<という謎のルールがあったという>

<中でも鍛えられたという人物が>

<ラグビー部の1年先輩>

<芸だしで 2人は
どんなことをやったのか>

そういうのの
何かモノマネみたいなのとか

♬~牛丼一筋 3…

やっぱ あと裸…
上 裸で何とかとかね

あの先輩 怖い先輩?

アメとムチを
ちゃんと使い分ける先輩

やっぱ一番 面白い先輩でしたね

勝てないですよ

楽しいんだよ だから
楽しいんですよ とにかく

<そして>

<伊達は友達を
遊びに誘った>

お前 今日
何やってんの? 遊ぼうぜ

<すると>

予定あるに決まってんじゃん

女だよ 女 じゃあな

はあ? 何だよ

<相手は伊達と
仲が良かったという>

<現在は仙台で
イタリアンレストランを経営>

<伊達は地元に帰るたび
よく訪れているという>

<実は>

<だったのだが>

<学校に行くと
こんな悪行が>

何だ これ!?

<高校時代>

何だ これ!?

って黒板にデッカい文字で
書いてあるんですよ

うわ~と思って

おい 何やってんだよ 伊達!

<伊達に二度と女性絡みで
嘘はつくまいと誓ったという>

<続いては
富澤の卒業写真といえば>

<ラグビー部なのに
なぜかバットを持つ この写真>

<各番組で
いじられまくっているが>

<実は この撮影の裏で>

<ある人物が被害に>

なあ 明日の卒アルの撮影
ちょっと面白いのにしようぜ

えっ どういうこと?

<そう言われたのが>

<富澤と高3の時
同じクラスだった>

<そして 翌日>

<その実際の写真が こちら>

<首にポンチョをかけ
顔は泡だらけ>

<富澤と並ぶと
卒業写真とは思えない出来栄え>

ヤバイなあ

シャンプーはダメだよ 責任
取んないんだったら 一生残って

そうですね
そうです そうです

写真撮る人ってさ 注意したり
するじゃない 「バットやめて」とか

「髪の毛 もうちょっと下ろして」
そういうのは なかったの?

一切
なかったです

こうした方が
いいって言うから…

男子校って すごいんですか?
面白かったです

え~っ

恥ずかしくないもんね

何にも恥ずかしくないですよ
恥ずかしいことがないから

女子 いないんですから
え~っ

お二人はどうだった もう
その頃から仲良かったんですね

そうですね 同じフォワードだったしね

よく 放課後
一緒に遊んだりだとか

遊んでましたね 一緒に

してましたね
すごいよね

それから ずっと仲いいんだって

うん まあ
みんなに不思議がられますね

やっぱ 出会った人間の中で
一番 面白かったですからね

へえ~
いいなっていうので

<このあと 友情の物語>

高校卒業後
それぞれ別の道へ進みます

伊達さんは
お父さんの紹介で

介護用品販売の
会社に就職

営業マンに
なります

でも就職したんだ

優しいですね
安住さんね ちゃんと

優しいわ
そして 富澤くんは

富澤さんは

サラリーマンには
なりたくなくて

フリーターをやっていた
フリーター?

やっぱ 何か
どっかで芸能人になりたいとか

何かしらになりたいって…
携わりたいなっていうのは

就職しちゃうと チャンスが来た時に
できないんじゃないかなと思って

その時の写真を
お借りしました こちらです

(ベック)
キャラが濃い

これはダメな写真なんですよ

たまたま そういう瞬間のね
(ベック)怪しい人

(大竹)嘘でしょ
(ベック)嘘~っ

ちょっと もう
スタジオ 声ありませんよね

そんなことないんですよ ホントに

何これは?

お笑い芸人好感度No.1に
なるとは思わないでしょ

ホントですね
そうですね

<なった2人>

<祖父は東大出>

<曽祖父は裁判官
などなど>

<そんな環境もあり>

<車椅子など>

いつも ありがとね

今日さ おばあちゃんに紹介したい
いい商品があるんだけどさ

<こわもてな外見とは裏腹に>

<当時のことをテレビや雑誌で
スゴ腕の営業マンと紹介されたり>

<自身もネット記事のインタビューで>

<仙台の
一番大きな地区を任されるなど>

<なかなか優秀だったというが>

<当時を知る
同僚に話を聞いてみると>

<一方 その頃 富澤は>

これしかないな

<対象は素人で
受かったらプロの芸人と>

<同じ舞台に立てるという
オーディションを見つけた>

<その時 ピン芸人では
自信がなかった富澤が>

<迷うことなく
誘おうと決めたのが>

富澤?

おう 伊達
何やってんだよ

<伊達だった>

なっ 俺と
お笑い やらない?

お笑い?
うん

<高校時代 文化祭で
同級生と漫才を披露するなど>

<お笑いが
大好きだった伊達 しかし>

面白そうだとは思うけどさ

俺 今の仕事
最低5年は続けるつもりだから

親父の顔は潰せないよ

そっか

<そのコンビの活動ぶりは>

中学校からの友人と
コンビを組みまして

「ゆやゆよん」
ゆやゆよん

詩の中に出てくる
ゆやゆよん

この「ゆやゆよん」は
どうだったんですか 活動は

うん まあ でも…

いいところまでって どういうこと

東京 出てきたの?
仙台ですけど

そうです そうです
へえ~ 中学からの友達で

はい 伊達 誘ったんですけど
断られたんで

僕は働いてましたからね

え~っ
はい

面白いんですよ

え~っ
東京ドームで漫才

東京ドームで
漫才やってきたんだよな

ヘえ~
そうそう 昔ね

<お笑い芸人と 会社員の営業マン>

<別々の道を歩む2人が>

<なぜコンビを組むことになったのか>

ありがとな
またな

<やめたいと言ったのは
相方だった>

<安定を求めるのは当然だと>

<特に反対しなかったという富澤>

<むしろ これで決心したという>

そうですね やっぱ

へえ~
これ何で でも

伊達くんの何に
その当時 何か魅了されてたんだろ

何か まあ

比較的

<現在も伊達への思いを>

<素直に語る富澤>

<実は>

☎(富澤)コンビ いつ組める?
えっ?

会社 いつ辞めるの?

もう少し 考えさせてよ

<やがて「考えさせてくれ」という>

<曖昧な
返事になっていったという伊達>

<しかし>

お客さんから
ハガキが届いてるわよ

<お客さんとの触れ合いなど>

<介護用品の営業マンとして
充実していた伊達>

行ってらっしゃい

<お笑いは好きだったが>

<親族が裁判官や
銀行員をしていた>

<堅い家に
生まれたこともあり>

<だが>

もしもし
そろそろ コンビ組めそうか?

ごめん
嬉しいけどな 誘ってくれんのは

<そんな>

じいちゃん

じいちゃん じいちゃん…

<長く
入院生活をしていた祖父が死去>

<東大卒で元銀行の副理事長>

<真面目で怖い時もあったが>

<伊達を小さい頃から
かわいがってくれた人だった>

うちのじいちゃんが たまたま

そのぐらいの時に
亡くなったんですよ

身内の死っていうのが
なかなか経験がなくて

初めて
じいちゃんが亡くなったんですね

そしたら

後悔するんじゃないかなって

だったら 富澤
一生懸命 誘ってきてくれてるから

ちょっと やってみようかっていう
そういう形で

保証ないじゃん
保証ないですよ

23 24歳の頃か ちょっと遅いと
いえば遅いかもしんないですね

そうですね
お笑いやるには遅いですね

<人生なんて あっけないな>

<好きなことは 急いでやらないと>

<やらずに後悔するんじゃ
もったいない>

<そして
富澤に会いに行った伊達は>

<3年越しの誘いに
こう返事をしたという>

おう 伊達 どうした?

てか いつ会社 辞めるの?

コンビ いつ組むの?

今でも 間に合うかな?

えっ? いいのか

<こうして>

<仙台には
お笑い用の劇場もなかったため>

<すぐに上京を決意する>

3年にわたるラブコールの末

ようやく伊達さんと
コンビが結成されると

遠距離恋愛みたいになってる

ちょっと
おかしいですけどね

言い回しはね
そうなりますね

そのコンビ名 めくりますね 最初

まあ 「親不孝」っていうね

ああ そうですよね
そうだね

両親 公務員 何々とか

ねえ 考えたら
うん

<そして 伊達は
その決意を父に告げることに>

ちょっと いいかな
ああ

<だが父は わざわざチェックをして
NHKの番組しか見ないほど>

<お笑いとは縁遠い
真面目で堅い人>

ごめん 親父

俺 今の会社 辞めて

東京 行って
芸人になりたいんだ

何!?

<当時の心境を父・政亮さんが>

<アンケートで答えてくれた>

さて その時
お父様ですけど 政亮さん

みきおさんから
東京に行って芸人になると

聞いた時の心境を教えてください

ああ そうですね

<さらに こう言ったという>

絶対に許さんぞ

もし やるなら

伊達の名前は使うな!

う~ん

絶対 無理だから やめなさいと

リミットを決めたと?

それで何とか
3年間 ダメだったら

田舎 戻って
すぐ帰ってくると

また就職するからっていうのを
条件でしたね 大きな

それ 富澤くんは聞いてるんだよね

伊達くんが今 この環境の中でも
一緒にやろうって言ってくれた

でも 時間は3年しかないと

何か ちょっと背負うものあるよね
そうですね

まあ でも3年もあれば
大丈夫なんじゃないのっていう

そういうね
前のコンビで結果も出してるから

いけんじゃねえのかなっていう
感じでいきましたけど

<上京にあたり 伊達は
5年 勤めた会社を辞めることに>

失礼します

<すると>

ここでの経験を生かして

頑張ってください
はい

<社長は芸人になるという伊達を>

<快く送り出してくれたというが>

<という>

<当時の社長である>

<佐藤隆雄さんも>

<自身の言葉を覚えていた>

すげえ
社長んとこまで行ったんですね

<現在の2人に通じる言葉を胸に>

<仙台で
初舞台を踏んだ伊達と富澤 だが>

<という>

<当時を知る
サンドウィッチマンの兄貴分>

<仙台ローカルタレント>

<によると>

Tシャツ
ワッキー貝山って書いてあるし

<そのステージは ワッキーさんの>

<愛ある厳しさから
用意されたものだったとか>

<仙台の駅ビルにあるイベントスペースで>

<ワッキーさんが
企画 プロデュースしたお笑いライブに>

<2人を出演させたのだが>

<21年前 コンビ名
ゆやゆよんを名乗って登場>

…バッドボーイ
ゆやゆよん!

<初舞台とは思えぬほど
堂々としていた 伊達>

いや 恥ずかしい 恥ずかしい

やっぱ日本出てましたから

ワールドカップのネタを3本
見ていただきたいですね

よろしくお願いします

そんなわけないでしょ

どういうことだよ

<こうして 2人は>

<上京していくのであった>

噛んでましたね あなたね

だだズベりだったんです 今の
あの ちょうど98年で ワールドカップで

ちょうど日本代表が初めて
ワールドカップ出れるっていうので

それで 「外されたわけ」っていう
ネタを作ってたんです

説明はしたくもないですけどね

そこでウケて もう気合入れて
上京しようっていう

そういう舞台だったんですけど
もう だだズベりで

出鼻くじかれました
いや ホントに

でも もう行くって決めたし
会社も辞めたし

辞めちゃってんだもんね
もう行くしかないっつって

さあ このあと
東京に出てくるということですね

そうです
はい 98年だって

20年前
98年 24歳の時に

仙台から
意を決して上京ということですね

高速バスで
高速バスですね 当時ね

2人で一緒に
(富澤)はい

2人でね ラグビー部の仲間たちに
見送られながら

(大竹)ええ~ 素敵
そんなのあるんだ やっぱり

そうです ありますよ
頑張ってこいよっつって

次はテレビで会おうな
なんつってきましたね

≪伊達! 富澤!

<ラグビー部の仲間に見送られ>

頑張ってこいよ
応援してっかんな

次はテレビで会おうな
おう テレビ欠かさず見る…

そろそろ行くわ

<大きな夢を抱えて 一路
東京を目指したのは21年前>

<24歳の時>

<お笑い芸人を志すには
ちょっと遅い年齢だが>

<先のことは
誰にも分からなかった>

おお~
おお~

<間取り1DKのアパートで>

<伊達の父と約束した期限>

<3年ならば構わないだろうと>

<男2人の同居生活をスタート>

案外 広く感じるな

<と言っても
1人ずつの部屋は つくれないため>

寝床 ここしかないな
まあ いいんじゃない?

いや 近えな

<大きなラジカセを
境界線として置いていたため>

おう 電気消すぞ

<という>

<実際の部屋の写真が残っていた>

(ベック)ええ~

<とにかく ものが山積みで>

<散らかっている>

<寝室も ご覧のありさま>

<ここで2人は
売れるまでの10年を過ごした>

<並んで寝ながら
ネタ合わせをしていたという>

これは でも珍しいです
いや だから3年勝負で来てるんで

3年だったら 別に友達同士だし

それこそ 一人一人でね

あの お風呂もないようなとこに
住むんだったら

もったいないけどね
お金 あれなんで

68000円 2人で折半して
お風呂もあるとこがいいっつって

風呂トイレ別の
アパートだったんで

ちゃんと真ん中に
ラジカセ置いてありますから

寝室なんで そうなりますけど
考えられない 10年 男同士

だって 男女でも無理
ねっ

分かんないじゃん
伊達くん やっぱ…

あるんだ やっぱり
母があるんだ 母が

面倒見がいいというか

でも 洗濯はしてましたよ
富澤のも一緒に

(大竹)へえ~

<いつもではないが>

伊達 ありがとう

全然いいよ

<富澤の服も
一緒に洗濯していたという 伊達>

<そして>

<それが>

何?
書いて

何を?
うん

<富澤が伊達に書かせたという>

<やりたいこと>

<そして
レポート用紙につづられた>

<7つの約束とは>

実際のものなんです

みー君
「みー君への約束」

はい 7つあるんです
その1 はい

「野球をやらせる」

「2 ボルボワゴンに乗せる」

「ナレーターをさせる」

「4 歌を出させる」

「5 極道映画に出演させる」

「6 オールナイトニッポンをやらせる」

そして 「7 食べ物のCMに出させる」

はい
この約束をしたという

これは富澤くんが伊達くんに

この7つの お仕事をやらせたい

なんか やりたいこと書けっつって
で それ 7つ出てきたんで

一応それを目標として

プロポーズじゃないですよ
そういうふうに言うから

あの当時ですから
もう1年目の時ですから

もう考えられない 夢のようなこと
ばっかり書いてるわけです

98年でしょ
はい 全部 夢ですから

ホントに叶うわけがないことを
書いたんで

<そう それは
書いた当時の彼らにとって>

大きく出たな おい
いやいやいや

<あまりにリアリティーがない
目標だが>

<この紙が
茶色く変色しても残っていた>

<その理由は>

ここからがスタートだ

<毎日 目に入るよう>

<富澤が トイレの壁に
10年間 貼り続けていたため>

<これは>

<だが>

<だが>

<試行錯誤の末 うまくいかず>

<結局 1年ほどで元どおりに>

<そして>

それにしても 暇だな

<そんな当時をしのばせる>

<驚きのエピソードがあった>

その当時のですね
プロフィール ありました

探してきました こちらです
うわっ 懐かしい 何これ

結成して2年後ぐらいですかね
これ

富澤さんのほうの芸歴には やはり
前回もコンビ組んでたということで

吉本ライブや仙台夕やけ劇場

それから 「お笑い勝ち抜きバトル」
決勝進出などなど

芸歴が書いてあるんですが

サラリーマンから
伊達さんを誘ったんで

伊達さんの方の芸歴には

これまでのキャリアとして
「クラスのおもしろい人」と

このキャリアしかなかったという

いや すいませんね
ホントに恥ずかしいわ これ

売れるわけないですよ
こんなヤツら

でも 生活とかも
大変だったんじゃないですか

ずっとアルバイトですね しばらく
アルバイトですね 30歳ぐらいまでは

30までアルバイトですからね

そうです
正直ずっと苦しかったですよ

お金もないし
借金しながら やってましたからね

色んなバイトしましたね 僕
結構 特殊なバイト多くて

日払い制のバイトだったんですよ
登録制のバイトで

いつでも こうバイト休めるバイト

変な仕事多くて

人んちの留守番とかあるんです
(ベック)えっ どういうことですか?

何でも屋さんなんで
色んな仕事がくる

なんか危ないね 危ないね
危ないんですよ

危ないんですけど話しましょうか
うん

お化けが出るっていうんです
その家

で 家の人が買い物とか行くんで

その間に
誰かに いてほしいっていう

それで行くわけですよ

(一同)ええ~
玄関の

(大竹)怖い

大丈夫か…

すげえ 合鍵1個でいいんだ
全部

同じ鍵で全部 開くんですよ

でも 2階建ての普通のおうちで
1階に僕ずっと こう 居間でね

7時間ぐらいいる
バイトなんですけど

ほんで各部屋に
こう カメラが設置されていて

(大竹・ベック)ええ~
それこそホントに各部屋のモニターが

リビングにあるんです だから
ずっと こうやって こう7時間見る

でも 何にも起きませんよね

いたの? お化け
いませんよ

ほんで そのうち
買い物終わった人が帰ってきて

ありがとうございましたっつって
8000円もらうんですよ

(一同)ええ~
そういうバイトとか

あと 草野球の代打のバイトとか
あります

すげえ打てるヤツだって
噂になってるわけじゃないんだね

ないです ないです ただ
やってたっていうだけ 中学まで

全然知らない人たちが
野球してるとこに

代打のバイトで来てても
代打で指名されるかどうか

分かんないんだよね?
分かんないです

一応 控えてるわけです ベンチに

はい ほんで
ここで お願いします みたいな

ツーアウトね もう結構 終盤で
そうだね

打ったら逆転みたいな いい場面だ
はい 2~3塁ぐらいの時で

僕 堂々と登場して

それで 8000円もらうんです

あの ケンカとかしないんですか?

ノーケンカです 我々
ケンカしたことないですね

この10年?
はい

(ベック)何で そうなるんですか?
ここで もめたら もう

解散なんだろうなっていうのは
お互い何となくあるわけですよ

一緒に頑張ろうっつって出てきて
ケンカしなかったな

うん で 行くとこもないですし

そして2004年 お父様との約束の
3年間が超えました

5年間 6年間テレビの出演は
まったくありません

そうですね ゼロです

あの

<一度だけ襲った>

<サンドウィッチマン
解散の危機とは?>

<父には 3年だけ時間をくれ
と言って>

<仙台から出てきたが>

<芽が出ないまま 6年以上が経過>

今日 バイトいつもどおり?
おう

<生活のため それぞれが>

<アルバイトに励むばかりの
東京暮らし>

<実は伊達には 芸人になる前の
19歳から恋人がおり>

<仙台と東京で
遠距離恋愛をしていた>

<30歳が近づいてきた頃>

<結婚を望むようになった
という彼女>

<だが 芸人としての年収は>

<わずか数万円>

<こんな状況では結婚できないと>

<別れたという>

<著書には
当時の様子が書かれていた>

ちょっと 飯食ってくる

うん

<一方 富澤は>

だって お前…

だってじゃねえよ

<しかし 伊達の言葉は>

衆議院予算委員会では

野党側が反対する中、

与党側が来年度予算案の採決に踏
み切り、

可決された。

国会から中継。

野党側が統計不正は予算の土台を

崩すもので、その解明が審議の前提
だと反発する中、

来年度予算案が委員会で可決され
ました。

審議が尽くされたとして、

予算案の今夜中の衆議院通過を目
指す

与党側に対し野党側は厚生労働省

統計不正問題への対応が不誠実だ
などとして今朝根本厚生労働大臣


不信任決議案を提出したが

衆議院本会議で与党などの反対多
数で否決された。

予算委員会で、自民・公明の賛成多
数で可決された予算案は、

この後、再開される衆議院本会議で
採決されるが

衆議院の通過は明日未明となる見
通し。

予算案は、明日中に参議院に送られ
れば

憲法の規定によって年度内の成立

確実になる。

<しても>

<なかなかブレイクしなかった
サンドウィッチマン>

伊達くんは ほら お父さんに3年間
のリミットをもらってたわけじゃん

これ どうしちゃったんだろ
長かったね

あの 3年なんてね
何にもできませんよ

まったく芽が出ないっていうか
ビックリした?

ビックリしました
で リミット…

そうです あっという間でしたね
あっという間だった

お父さんから催促
3年たったよ とかって

そういうのは なかったんですか?
やっぱり

いつまでやる気なんだっていう
話は ええ 言われてましたね

だから なかなか その
お正月とかは

帰りづらかったですね
ああ やっぱりね

ホントに お笑いやってんのか?
って言われましたから

いくら だから東京でライブ出ても
伝わんないですよね 地方に

そうそうそうそう
やってるっていうことが

で 全然 痩せないんですよ
我々 なぜか

ホントに苦労してんのか お前

苦労してる言ってるけどって
言われて

実家から
お米は送っていただいてたんで

おいしい宮城米をね

お米食べてるんで
痩せないんですよね

おかずはなかったけどな 紅ショウガ
とかで ずっとご飯食べてたりとか

そうそうそう
どんどん太って…

<おなかは満ちても>

<芸人としての心は
いつも すきっ腹>

<それでも 心が折れなかったのは>

いただきます
いただきます うまそう

もやしってさ
いくら食べても太んないから

カロリーないってことかな

<苦しくても
お互いが支えになっていた 2人>

<そんな苦しい当時を
最も よく知るのが>

<サンドウィッチマンの
現在のマネージャー>

<というのも 実は彼>

<同時期に活動していた
元芸人仲間>

<当時 よく同じ劇場の
舞台に立っていたという>

<売れない芸人同士だったが>

<今も忘れられないほど
感心したことがあったという>

<それは
サンドウィッチマンと同じく>

<小さな劇場に出ていた芸人が>

<先に
ブレイクしていった時のこと>

残念~

<ブレイク後も時折 劇場で出会う>

<売れっ子になった芸人に対して>

いいよな

<林さんたちは つい
そう思ってしまったというのだが>

ありがとうございます
よかったよ ホントに

<売れなくても決して腐らず>

<たとえ後輩でも 売れた芸人を
たたえていたという2人>

<そんな仲間たちを見送る一方>

<よく
地方の営業などに出かけていた>

<時に
ふるさとの仙台に行くことも>

<そんな当時
感激した出来事があったと>

<伊達が勤めていた会社の
社長さんが話してくれた>

<仙台にイベントで来た
伊達の楽屋を訪ねた時のこと>

<この時 富澤と佐藤社長は初対面>

<すると>

あの…

富澤さん
はい

初めまして

初めまして

あの…

<しかし>

ああっ

ああ~ ダメだ

<仙台から連れてきた
伊達のためにも>

<どうにか売れたいが>

<その手だても 手応えもない>

<ほとんどのネタを作っていた
富澤だったが>

<やがて
書けなくなっていったという>

<そんな 2004年の ある日>

<ついに富澤は こう切り出した>

もう やめようか

えっ?

<2004年の ある日
ついに富澤は>

おい 伊達

もう やめようか

えっ?

一回だけ 富澤からですね

もう解散しようかって
言われたことがあります

どの頃?
それこそ 29歳

30前ですね
30手前ですかね

ああ~
うん

6年間 テレビ出演ゼロの時だ
はい

もう だから30になっちゃうと

さすがにヤバイんじゃないのかな
と思って

いない もう 30からっていう人は

まあ 僕から誘って
会社辞めさせてますから

まだ 今やめて戻れば

間に合う 色々なことが
間に合うんじゃないかな

社会人として
戻れるんじゃないかなと思って

一回 言ったことありますね

<これが サンドウィッチマン
唯一の解散の危機>

<すると 伊達は>

僕は そうですね
あの…

まだ ちょっと そんなに本気で
やってないんじゃないのと

(大竹)ええ~
ええ やっぱ 30歳っていうのは

ホントに じゃあ大きなくくりで

30までに じゃあテレビで
ネタできなかったら やめようと

1年間あったんで それまで

この1年間 必死で ちょっと

ガッツリやってみようか
っていう話をしたんですね

<著書には この時のことが>

<こう つづられている>

何言ってんだよ

まだ早いだろ

だって お前…

だってじゃねえよ

売れないから やめるとか
そんなん理由になってねえから

俺たちが納得できるもん
一つでも手に入れて

それから続けるか
やめるか考えるべきだろ!

<東京に そして芸人の道に>

<強引に誘われた方のはずの
伊達が>

<2人の解散を止めたのだった>

サンドウィッチマンで~す
よろしくお願いしま~す

<あと1年で テレビに出られるほど
売れなければ やめる>

<そう決めた 2人は>

<出ても赤字のライブでも
片っ端から出演し>

<知名度アップを狙い>

<すると
ようやくスタッフの目に留まる>

<念願の初の地上波テレビ>

<人気番組 「エンタの神様」に出演>

お前 遅えよ お前よ
1時間だ 1時間 お前

すいません ちょっと迷っちゃって
迷うな お前 道1本じゃねえかよ

いや 行くかどうかで迷ったんです
行くかどうかで迷うなよ

<だんだんと
ライブにも人が集まるように>

俺は それ頼んだ
はい

これ違えよ このピザよ
あの お客さん 失礼ですけど

何だよ
ピザじゃなくてピッツァです

やかましいわ お前
すいません

<そして 2007年>

<あの歓喜の時が訪れる>

<漫才日本一を決める
「M-1グランプリ」で>

<史上初
敗者復活戦から決勝に進出すると>

<得票数の発表で>

≪サンドウィッチマン サンドウィッチマン

最後 紳助さん サンドウィッチマンだ

<何と 優勝>

<その時 富澤は>

<思わず 伊達を抱きしめていた>

<これが>

<2人の友情が>

<ついに夢をつかんだ瞬間だった>

<その後
上京して すぐの1998年に立てた>

<あの7つの約束も>

<上京して すぐ
1998年に立てた>

<あの 7つの約束は
どうなったのか?>

そして何と 衝撃

こちらでございます
それから15年後

2013年 全て叶った

(拍手)

これはもう 富澤あっぱれですよね

あっぱれだね~

歌ですね
歌も出させていただきましたしね

歌 出した?
出したんですよ

最近でいうと
「ウマーベラス」っていう歌をね

ねえ 皆さん ご存じですよね?

ほら みんな うなずいてますよ
知ってますよ

♬~ウマーベラス ウマーベラス

MONKEY MAJIKと一緒にね
歌を出した

Mステ出ましたから
はい

何で みんなの記憶に
残ってないんだろう?

何でだろ?
おかしいな 知らない?

♬~どれだけ食べてもゼロカロリー

♬~ウマーベラス ウマーベラス

<昨年8月にリリースした
この曲など>

<草野球や 激安の中古車に始まり>

<Vシネマ出演
ナレーションまで全て>

<伊達が書いた 夢のような目標は>

<2013年 食べ物のCMの出演により>

<15年をかけて
全て実現したのだった>

禅問答って何だ?
調べろ

<こうしてM-1優勝によって>

<芸人として ようやく
全国区になった>

<その4年後…>

<芸人としての進退を賭けた
決断を迫られる出来事が>

<それは…>

<あれから>

ずっと伝えていかないと
その方々に申し訳ないと思うので

やめたらダメだ
やらなきゃいけないんだ俺たち

<東日本大震災への強い思い>

<なぜ そう思うようになったのか>

<あの日 彼らは気仙沼にいた>

<サンドウィッチマンは
宮城県気仙沼で>

<レギュラー番組のロケ中だった>

すごいよ ほら

色んな…

<そして>

<これは2人が被災した瞬間の映像>

(悲鳴)

<あぜんと周囲を見渡す
2人の姿があった>

<この時 2人はまだ
油断していたという>

ホントに当日 津波が来るって
警報も鳴ってると

何十センチの津波が来ましたとか
聞くじゃないですか

何十センチって
こんなもんでしょ?って

見よっか
ぐらいの感じでいたんです

「ちょっと行きましょうよ
海の方向に」っつったらスタッフさんが

「いやいや ちょっとこれの揺れは」
したら 僕らがちょうどいた所に

8メートルの津波が来て

もうホントに逃げて
無事だったっていう

<スタッフに促され
近くの山に避難>

<しかし このあと>

<気仙沼が波にのまれる様子を>

<2人は
目の当たりにすることになった>

海に浮いてる船を
バーッとのみ込んで

船を全部 陸に持ち上げちゃって

そのまま 船を…

市街地の方に
どんどんどんどん押し込んで

その船で民家とか全部…
色々壊されて

いや ひどかったです
すぐ煙もあがって

<その後 炎に包まれた気仙沼市は>

<現実とは思えない光景だった>

<発生5日後には
「東北魂義援金」の立ち上げ>

<この迅速な行動の陰には>

<芸人としての進退を賭けた
決断があった>

<生放送の仕事のため>

<10時間以上かけて東京に戻った>

<停電で真っ暗の被災地にいた
2人から見れば>

<節電中にせよ 街は明るかった>

<さらに驚いたのが…>

どうも 軽くどうですか?
皆さん 半額でいけますよ

「カラオケ行きませんか?」ってカラオケ屋
さんから声かけられたんですよ

あっ… すごい
全然違うなと思って 仙台と

今まで電気がない
真っ暗なとこから帰ってきたら

カラオケ誘われるんだって

何の歌を歌うかなっつって
そこか お前

そこじゃないよ
そこじゃないんですよ

いいんだよ 無理やり
ボケ入れなくても

すんごいとこからねじ込んできた
ビックリしますよ こっちも

東京って何か
日常が何かちょっと戻ってる

温度差っていうか

<ライフラインが復旧しない
被災地との温度差に>

<衝撃を受けたという>

<被災地に
目を向けてもらうために>

<これは
何か働きかけないといけない>

俺たちで何かできないかな

<だが ある覚悟が必要だった>

そういう色がつくのは嫌だなって
いう話は 実はそういう話はしてた

色がつく?
特にお笑いの仕事してたら余計に

笑いづらくなるかなとか
きついなあとは

お笑いはもうダメかもなっていう
話もしましたし

もう仕事なくなるかもなっていう
話はしてたんだよな

うん… でも それは
しょうがねえだろうと

それでもやりたいって
思ったわけですもんね

やらなくちゃいけないんだ
俺たちはこれ 経験して

俺らと同じ場所にいたような
人たちも亡くなってるわけですよ

何かもう 宮城県民として
被災者として

あの津波を
目の当たりにした人間として

生かされた人間として何か
できることを全部やろうという

「日本をナメるな!
東北をナメるな!」

「人間は負けねーかんなっ!
敗者復活だ!!」

<ブログに決意を示し
義援金を募ったのだ>

分かりました
任してください

<そして被災地の声で実現した>

<現地でのライブとは?>

はい 大船渡!

<義援金を立ち上げるなど
精力的に>

<被災地支援をする
サンドウィッチマン>

<だが>

<悩みは続く>

<という問いに
明確な答えはない>

<悩みに悩んだという>

<そして 2人が出した結論が>

<この放送>

ショートコント 「CD屋さん」
(富澤)あっ すいません

いらっしゃいませ
(富澤)CD買いに来たんですけど

曲の出だしは分かるんですけど
タイトルが分からないんですよね

よくありますよね
じゃあ もしよろしければ

歌っていただければ 僕それで
分かったら捜しに行きますよ

(富澤)ちょっと歌ってみますね
♬~Yesterday

「Yesterday」だよ

はい オールナイトニッポン
どうも サンドウィッチマンでございます

いいんでしょうか こんな入りで
(富澤)大丈夫じゃないですかね

さっ 1曲目いきましょう
早いわ お前

<笑わせてナンボの芸人だと>

<ショートコントから
スタートした>

<現状を伝えたいと被災地へ>

<そこで目にしたのは
想像以上に変わり果てた街だった>

<無力感に さいなまれる彼らに>

<こんな声をかけてくれた
人がいた>

分かりました
任してください

ありがとうございました
すいません ありがとうございます

<被災地でライブをやることが
2人の目標になった>

<そして…>

<岩手県大船渡から誘いを受けて>

<チャリティーライブを
行ったのは>

<震災から
1年4カ月後のことだった>

すいません ラーメン2つ
私もそれで

4つ きちゃいますね

はい! 大船渡

<笑い声に2人はホッとしたという>

大船渡って言いましょうか
ごめんなさい 立っててもしんどい

ごめんなさいね

言っても 全然
誰も座んないですから

まあね もう少しやりますんで

やりましょう 「取り立て」

ああヤバイ 昨日 借金返済の日
やったな 返すの忘れてたな

今日あたり
取り立て来るかもしんねえな

ピンポーン
ヤバイ 誰か来た

ピンポーン
いないぞ いない

ドンドンドンドン 伊達さん
帰ってくれ

伊達さん いるの分かってんですよ
怖えよ いないよ

いないって帰ってくれよ
開けねえと このドアぶっ壊すぞ!

あっ 宅急便です
宅急便か コラァ!

はい! 大船渡

<2人を知る人たちが…>

ありがとうございます
震災から8年

東北魂義援金

現在までに4億円を
復興のために寄付していると

7年間の善意の累計が 大変な
金額になっているということです

ホントに皆さん 中居さん含め
色んな方から協力いただきまして

去年ぐらいからね
お知り合いになったので

ここがいいかなと思って
ここにさしていただきました

すごく嬉しかったです ホントに

お二人の思いは やっぱ
風化させたくない

はい
忘れてはいけない

今も海沿い行くと 月命日にですね

行方不明者を捜索…
今もしてるんですね ちゃんと

でホントに
骨のかけらが見つかったりとか

また それをDNAで検査して

何年後に この人の骨だって
分かったりとか

すごい まだそういうの見ると

まだまだ終わってないんだなって
いうのは感じますし

<このあと サンドウィッチマンが
スペイン公演へ!>

どうも こんにちは
オラ!

サンドウィッチマンでございます
オラ

<好きな芸人ランキングNo.1>

<サンドウィッチマンは
海外でも笑いをとれるのか?>

<実は2年前 ロンドンで初めて
海外公演を行ったサンドウィッチマン>

<スペインは その第二弾>

<しかも2つの街で行われる>

<その1カ所目が
スペイン南部の港町>

<コリア・デル・リオ>

<江戸時代から
日本とゆかりがあり>

<市役所には
日本の国旗が掲げられている>

<日本の文化にも
興味を持つ人が多いのだとか>

<だが>

<さらに>

<そんな街で>

<初のスペイン公演>

<リハーサルは緊張感が
みなぎっていると思いきや…>

本番同様の照明に
してほしいんですけど

(通訳)ホアマン
ホアマン

オーオー

ホアマン
あっちにいると思ったから

こっちにいましたわ

<全然 ピリついてはいなかった>

<さらに…>

(通訳)
よかったら置いときますけど

誰がここで こう始めるんですか

<サンドウィッチマンの2人は
終始 和やかムード>

<そんな中
スペイン公演成功のため>

<2人が入念にチェックしていたのが…>

<舞台上の巨大スクリーン>

<2人のしゃべりのスペイン語字幕を
表示するのだ>

<うまくいくか? いかないか?>

<全ての鍵を この字幕が握る>

<実際にネタをやって
理解できるのか?>

<スペイン人スタッフに
見てもらった>

「オバケ屋敷」
怖い 怖い 怖い 怖い

何か動いた 何か動いた
大丈夫 大丈夫 動いてない

何か光ってる 光ってる!
光ってない 大丈夫だ 俺に任せろ

すいません 大人2枚

入ってなかったのかよっ

<すると通訳を介して
早速 指摘が>

まあ ゆっくりやるしか…
ゆっくりやります

何かこう 少しでも伝われば

<字幕が読めるよう
テンポを落とすことに>

<さらに 文化の違いにも一苦労>

<日本では鉄板のあのネタだが…>

気持ち悪い…

「ラーメン」

いやあ富子 おなかすいたね
どうする? 何食べる?

私 みきおと一緒でいいよ

一緒でいいのか

この店はラーメンがうまいんだ

そうなんだ
ラーメンでいいか?

うん
すいません ラーメン2つ

私もそれで
4つ来ちゃうぜ

これ あんまり
これはダメか

何言ってんだ あいつはって
そういうことなの!?

ここが文化の違い

だから半端なく大きいもの
だったら通用するという

<他にも こんなことが>

伊達が太ってるみたいな
いじりがあるんですけど

それを スペインの人は

「全然 痩せてるじゃないか」と
「何を言ってるんだい?」と

「君は痩せてるじゃないか」と
「全然太ってないだろ」と

(スタッフ)そもそも
ネタが成り立ってない的な

日本ではウケるところが
「別にそれ普通ですけど」みたいな

文化の違いというか そういう面で

やってみないと これはダメなんだ
っていうのが分からないので

<間もなく本番>

<この街でサンドウィッチマンを
知る人は いないはず>

<にもかかわらず
次々に客がやってくる>

<本当に日本の文化に
興味を持っている人が多いようだ>

<会場は ほぼ満席>

<話を聞きつけた日本人が
首都マドリードなどからやってきて>

<1割ほど埋めたが>

<会場の9割が
スペイン人で埋め尽くされた>

<いよいよ開演>

<サンドウィッチマンは果たして>

<スペイン人を笑わせることが
できるのか?>

サンドウィッチマンでございます
オラ

オラ
オラ

じゃあ やってみましょうか
そうですね

今日はですね 後ろのスクリーンに

我々のセリフを出します

それが本当に通用するのかどうか

字幕で スペインの方は感じ取って
いただきたいなと思います

すごく我々にとっても
チャレンジなことをやりたいと思います

じゃあ
ちょっとやってみましょうか

伊達さんにファンレターが来たのでね
読んでみたいと思います

分かりました じゃあ
ゆっくりお願いします

「We are 伊達ちゃん」

いや 「dear」じゃないかな それは

「We are」だと
「私たちは伊達ちゃん」になるから

書いてあるからしょうがないね

「今日は私の地元
スペインまで来てくれて ありがとう」

呼んでくれて ありがとう
「ファンレターなんて初めてだから」

「緊張で ちょっと漏れています」

汚えな おい 何が漏れてんだよ
汚いよ

「私は最近 面白集団
サンドウィッチマンさんを知りました」

面白集団って
どうかと思うんだよね

2人でやってますから
集団に見えたのかな これ

「それからはサンドウィッチさんマンが
気になり」

サンドウィッチさんマンになってるから
サンドウィッチマンさん

間違ってますね
間違ってますよ

「テレビに出ている姿を想像して
楽しんでいます」

見ちゃいないんですね
見てほしいですね

ちょいちょい出てるはずなんです
けど 見てください

「この前 テレビを見て思ったんですが
伊達ちゃんって」

「3インチのテレビで見ると
小さいんですね」

それ テレビがちっちゃいんだ
それは

ずいぶん ちっちゃいテレビだな
カーナビよりちっちゃいよ

「こんな時間に言うのも何ですが
私はお二人のネタがとても好きです」

それは嬉しいですね
ありがとうございます

何時か分かりませんけど…

「最近笑ったのは年配の人に対して
おい このクソジジイ クソババア」

「まだ生きてたのか
って言ってたとこです」

いや 言ったことないわ
俺じゃないよ それは

それはきっと 毒蝮三太夫ですね
俺じゃないですよ

「そして 恥ずかしながら私は
伊達ちゃんのファンです」

何で 恥ずかしいんだよ おかしい
ファンレターでしょ? これ

「たくさんいるお笑い芸人の中で
伊達が一番好きです」

伊達ってきましたか 遂に
上から来ましたね

「顔はもちろん
体形が特に好きです」

ああ ちょっと太ってる人が
好きなのかな ボーンって

「ここで2位を発表します」

勝手に発表してください
「2位は豊ノ島です」

いや それ お相撲さんだよ 力士

お相撲さん お相撲さん
どすこい どすこい

「私は伊達ちゃんの
パワフルな突っ張りが好きです」

ツッコみ?
突っ張りは力士の方だから

突っ張り 突っ張り
突っ張り 突っ張り

「伊達ちゃんのツッコみは
5本で2本の」

「あっ 日本で5本の指に
入ると思います」

ややこしいな 言い間違い
ややこしいんだよ

「そのくらい
素晴らしいツッコみだと」

「言いすぎですね」
いや いいんじゃないの?

褒めてくれたら嬉しいよ
これファンレターなんだし

「伊達ちゃんの趣味は
おいしいものを食べることですね」

そうですね 食べるの好きですね

「私は料理が得意です」
ああ いいですね

「シャケのムニエル」
おお 難しいの作るね

「舌平目のムニエル」
ああ 大したもんだね

「あとはホットケーキ」

ホットケーキいいじゃん
何か女の子らしくてね

「のムニエルなどが得意です」
どういうことだよ!?

何だ? 「ホットケーキのムニエル」って お前

小麦粉に小麦粉じゃねえか お前

「私のことを もっと知りたいの
なら返事を書けばいいと思います」

ちょいちょい上から来ますね
腹立たしいね 何かね

「指先の感覚がなくなってきたので
このへんで終わります」

どこで書いてたんだ
この手紙を…

「最後になりますが
こんな時間にすいません」

だから何時なんだよ さっきから
1回ぐらい時間書け 時間を

「伊達ちゃん 愛してます」
俺も愛してるぜ

「田中じゅんいち 58歳より」

オッサンじゃねえかよ

(富澤)
どうも ありがとうございました

グラシアス
はい ありがとうございます

どうでしょうか? この…

字を読むスピードに合わせて

ちょっと ゆっくりやったんです
テンポを

伝わりましたかね?
伝わったでしょうか このネタ

おお~
(富澤)伝わった

伝わった上で
笑ってなかったってことですね

いやでも 分かってくれたって
ことですかね?

それは嬉しいです
ありがとうございました

<手応えを感じた2人は 最後に…>

普通のテンポで 1本だけ漫才
やらしてもらっていいでしょうか

(大拍手)

<本来の2人を見せたいと
普通のスピードで>

<字幕なしの漫才を>

まいります
はい

しかしね 世の中 興奮すること
いっぱいありますけれども

一番 興奮するのは
お寿司屋さんに行った時だよね

間違いないね
間違いないですね

ああ お寿司屋さんだ
興奮してきたな

ちょっと入ってみようか
ガラガラガラガラ

ヘイヘイヘイヘイ
ヘイらっしゃい!

少年野球か うるせえなヘイが
ヘイ1回でいいんだ バカ野郎

何様ですか?
何名様だろ

<声を上げているのは日本人>

<だが スペイン人も笑顔>

お客さんなら こっち側でいいんだ
大丈夫ですか?

大丈夫だよ 何でそんなに言うんだ
さみしくないですか?

おしぼりになります
みんな1人で食ってんだから

すいません それヒラメでしたね
ヒラメか これ くっせ!

<やがて 笑顔が増えていき…>

(富澤)すみません 似てたんで…
バカじゃないの お前

ビール持ってこい ビール
じゃあ今 おつぎしますね

ポン コッコッコッコッコ…
いいね

あっ すいません
コップまだでしたね

コップなかったのか お前!
ビショビショじゃねえか ここ

俺 今 何持ってたんだ?
分かんないですけど

ふざけんじゃない バカ野郎

握ってもらおうかな
おまかせで?

じゃあ まずこちらから

うまいよ 何これ?
ありがとうございます

味噌汁です
味噌汁だったの?

味噌汁だったの これ?
(富澤)飲んでもらって

どうも ありがとうございました
ありがとうございました

(大拍手)

ありがとうございまーす

<現地の人たちに
面白かったかきいてみると…>

彼らのことを知らずに
来たんですが 面白い人たちですね

日本語だけで語られた部分も
含めて よかった

また スペイン語のところも
笑いました

いいえ 日本語は分かりませんが
笑いました

そうですね 日本語の部分が
一番面白かった

話すテンポがずっと早くて
それが面白くて

とても楽しかったです

大半は理解できないで
終わることが多いので

期待はしていませんでした

でも 字幕があったおかげで
理解できて

とても面白かったです

比較的ね 手応えありましたね

うん よかったんじゃない?
まあまあ

通用すんのは 通用してました

もっとブラッシュアップして
マドリードでは

もっとウケるように
していきたいなと思います

<こうして初のスペイン公演は
大成功に終わった>


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