近年のハワイのフードトレンドは、なんといってもグルメプレートランチ。クオリティはB級グルメ以上でお値段は高級レストラン以下と、10～20ドル前後でおいしい食事を楽しめるのが大きな魅力なのです。

そのトレンドに伴い、今回ご紹介する「ラナイ＠アラモアナセンター」をはじめ、「ワイキキ横丁」「ザ・ストリート」「デュークスレーン」など、フードコートよりもワンクラス上のフードホールが続々とオープンしています。

「ラナイ＠アラモアナセンター」にはバーガー専門店や多国籍料理店、カフェ、バーなど10店舗が展開され、どのお店も質が高いと評判ですが、私がもっとも頻繁に通っているのが『鉄板焼きファーマー』。

実はここ、2016年に惜しまれつつ閉店した「タエズテッパンヤキ」が復活したお店。当時の看板メニューだったステーキロールが再び味わえると、連日ロコたちが列を成しています。もちろん私も元ファンのひとり（笑）

お店はオープンキッチン、というかオーダーカウンターのすぐ隣で調理しているので、このビジュアルとお肉が焼ける匂いにつられてお客さんが続々と集まってきます。

料理はオーダーが入ってから作っているので、できあがるまでに少々時間がかかりますが、鉄板焼きショーさながらのパフォーマンスを眺めていれば、あっという間に時間が過ぎていきますよ。

さて、こちらが前途した看板メニューの「ステーキロール」。ご飯とサラダ、ポン酢が含まれます。トッピングはガーリックチップ、わさびソース、スパイシーソースから選べますが、今回はあえてノートッピングでオーダーしてみました。

薄切りのリブアイを重ねたビーフミルフィーユの中には千切りポテトがたっぷり入っています。お肉に近いところはほっくり、真ん中はシャキシャキの食感が楽しい！材料はビーフとポテト、味付けは塩コショウとシンプルだからこそ、素材のおいしさが光ります。

こちらは同じコンセプトの「キムチポークロール」。トッピングは香ばしいガーリックチップをチョイス。

表面はベーコンみたいにカリカリで、中はジューシーなポーク。ポテトと大量のキムチが入っていて、めちゃくちゃ食べ応えあり！ビーフとポーク、どちらもおいしかった～。

お店によって当たり外れがあるガーリックシュリンプですが、ここのガーリックシュリンプは期待以上のおいしさでした。エビの殻が剥かれているから手が汚れないし、バターの風味はしっかりあるのに油ギトギトじゃないのもポイント高い！

エビの調理加減も完璧でプリプリ＆ウマウマ。瞬く間に完食いたしました。これはまたオーダーしたいアイテムです。

そして、今回はじめてトライして、そのクオリティーに驚きを隠せなかったのがこちら。鉄板の上に生肉をのせた時点で、赤身はキレイなピンク色でサシもいい感じに入っているのが見えて、上質なステーキ肉を使っていることは分かっていたんですが…

一口食べたらやっぱりおいしい！すっごいおいしい！お肉はやわらかくて臭味なんて一切なし。ちょっとお高いレストランで、倍の値段でこのステーキが出てきても納得する味です。これは私のイチオシ！

「ラナイ＠アラモアナセンター」は空調もお手洗いも完備されていて、1階のマカイマーケット（フードコート）よりも落ち着いた雰囲気。屋内と屋外両方にテーブルがあるので、その日の気分で席を選べるのもいいですね。

また、今回紹介した「鉄板焼きファーマー」以外にも、ハワイ生まれのバーガーショップ「マハロハバーガー」をはじめ…

本物のフルーツを使ったバブルドリンクや簡単なチャイニーズフードが楽しめる「ハイティーカフェ」

多国籍料理の「ダ・スポット」

北海道ベーカリー「BRUG」

新鮮なポケや刺身、寿司、お弁当のスペシャリスト「アヒ＆ベジタブル」

おなじみのおむすび屋さん「いやす夢」も

本格的な蕎麦やうどん、どんぶり物を提供する「そばや」

エントランスの向かいには先日紹介したシェイブアイス屋さん「HOPA」があります。

また、サンフランシスコのサンドイッチショップ「アイクスプレイス」、コリアンフュージョンの「ソウルミックス」も近日オープン予定だそう。今後も「ラナイ＠アラモアナセンター」から目を離せませんね。

鉄板焼きファーマー（Tappanyaki Farmer）
ラナイ＠アラモアナセンター内
アラモアナセンター2階、ダイヤモンドヘッドウィング
1450 Ala Moana Blvd, Honolulu
(808) 955-9517
9:30～21:00（月～土曜）、10:00～19:00（日曜）
https://www.alamoanacenter.com/ja/directory/teppanyaki-farmer-21928.html