ハワイの3大イタリアンレストランのひとつだと個人的に思っている『ベルニーニ・ホノルル』で極上のディナーを堪能してきました。わたくし、今回しつこいくらい「おいしい」を連発するので最初に謝っておきます、すみません(笑)。
「素材本来の味を引き出す」をコンセプトにしたベルニーニでは人気の定番料理のほか、旬の食材を取り入れたシーズナルメニューも多彩。そこで今回は2019年1月中旬までサーブされている季節のメニューをご紹介します。
Oysters with Gelee d’Eau de Mer
最初にオーダーしたのは軽く湯引きされた生牡蠣に海のジュレとエシャロットをのせたアペタイザー。牡蠣は日本にもあるからと、これを食べずにいたら絶対に損しますよ。
ふわっふわの牡蠣の身にやさしい塩味のジュレと赤ワインビネガーソースが絡んで、もう「おいしい」という言葉しか出てこない… ひとくち食べたその瞬間、口に広がるおいしさはまさに鳥肌ものです。
Marinated Octopus
アートのように美しいタコのマリネはフェンネルのサラダとグレープフルーツのヴィネグレットと一緒にいただきます。
Cauliflower Gratin
カリフラワーにモルネーソースとフレッシュエッグをのせて香ばしく焼き上げ、季節のトリュフを散らしたグラタンは、豪勢なビジュアル、芳醇な香り、リッチな味と、そのおいしさを3段階で楽しむことができます。
Seasonal Truffle Rissoto
上記のグラタンがおいしすぎて、リゾットもトリュフ入りのものをオーダーしたのですが、これがまた予想以上に美味で思わずため息が。どんな魔法を使ったらこんなにおいしくなるんだー!とシェフを問い詰めたくなるほどの味でした。
Ricci de Mare
こちらは通常のメニューから選んだウニパスタ。ハワイではクリームタイプのウニパスタがメインですが、ベルニーニではさっぱりとしたペペロンチーノ風に仕上げています。
味がマイルドになるクリームを使っていないから、ウニの香りと旨みがダイレクトにヒットしてハイになりそう。これはみんなでシェアせずに、独り占めすることをおすすめします(本気)。
Prosciutto e Mascarpone Pizza
パルマ産生ハムとマスカルポーネチーズのピッツァも通常メニューから。このピッツァは「おいしい」というレベルを超えて「完璧」に近い存在かも、と思っております。
焼きたてのクラストはパリっパリ。熱々のピッツァと冷たいマスカルポーネチーズの温度のコントラストもナイス。酸味の少ないトマトクリームソース、モッツァレラチーズ、生ハムがハーモニーを奏でるヘブンリーなピッツァがここにあり!
Cacciucco
こちらは季節のメニューから「カチュッコ」。トスカーナの港町、リヴォルノ風に仕上げた魚介類のシチューです。
ロブスター、カニ、ホタテ、アサリ、イカ、フィッシュと海の幸を惜しみなく盛り込んだ豪華なシチューに目が釘付け!これも独り占めしたくなるおいしさですが、量が多いので2~3人でシェアできますよ。
お料理のほかにデザートも季節のメニューがあるので、サーバーにたずねてみてくださいね。
北イタリアで修行を積んだオーナーシェフ、松本賢悟氏が生み出す料理はどれも、最初のひとくちから最後のひとくちまで震えるほど美味。「ベルニーニ・ホノルル」でしか味わえない絶品料理をご堪能あれ。
Bernini Honolulu(ベルニーニ・ホノルル)
1218 Waimanu St., Honolulu
営業時間:17:30~22:30(月曜定休)
ラストオーダー:22:00
(808)591‐8400
http://berninihonolulu.com/index_j.html