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下にスライドして行って、見てくださいね。
27MHz帯を使用した、古い(玩具) トランシーバーの
画像と、未入手機種の参考画像です。 2017.01.21 更新あり
最下段に、(注意事項) を追加しています。 2016.08.15 更新
※ 未入手機種の画像は、ネット検索でヒットした物を使用しています。
問題がある場合は、ご連絡をお願い致します。
所有しているトランシーバーは、学研の「 ラジホーン 」と、無電テレビ工業の「 MUDEN 」
丸善の「 MASCOT 」、その他です。
学研のラジホーンは、昭和37年生まれの自分が、小学生の時に無線と初めて出会った、
思い出のあるトランシーバーです。
2016年09月現在で、27MHz帯を使用している ラジホーンシリーズ としては、
31機種の存在を確認しています。 ( まだ未確認の機種があると思われます。)
受信で使われている、超再生検波回路ですが、スプリアス発生の問題などがあり
現在では、受信回路として、ほとんど使用されていません。
最低限の部品数&回路で動作する無線機として、たいへん興味深いです。
各メーカー別に、画像を分けて記載するようにしました。 2016.08.15
随時追加して行く予定です。
とりあえず、並べてみた画像です。
各メーカーの トランシーバー まとめページ
HINODE と MASCOT トランシーバー 2017.01.21 更新あり
Bandai と TAKARA トランシーバー 2017.01.21 更新あり
ASAHI トランシーバー 2017.01.21 更新あり
YONEZAWA TOYS トランシーバー 2017.01.21 追加
㈱ アオシン トランシーバー 2017.01.21 追加
宮部光学 ㈱ トランシーバー 2017.01.22 追加
FAIRMATE トランシーバー 2017.01.24 追加
スタンダード トランシーバー 2017.01.24 追加
メーカー等不明 トランシーバー 2017.01.21 更新あり
学研 ラジホーン シリーズは、このまま下にスクロールして下さい。
製造時期の大まかな見分け方
発売初期に製造された物と、それ以降の物を区別する、簡単な見分け方があります。
フタを開けて、基板に実装されているトランジスタが缶タイプの物は、古い機種です。
また、抵抗の足(リード線)が、横方向に出ている物も古い機種です。
トランジスタが、プラスチック成型品の物で、抵抗の足(リード線)が真上に出ている物は、後期型です。
※ 部品の切り替え時期により、新旧の部品が、混在して使用されている場合もあります。
更新中 ラジホーン シリーズ (初期型と思われる)
広告カタログ、使用されている部品などを参考にして、発売年代の古いと思われる順序から掲載してみました。
学研品名番号が、発売順序に合致しているのかなどは、調べていません。
順序を間違えている可能性も大ですから、ご了承下さい。
カタログを掲載しているブログ ⇒ あほじらす 様。
カタログを掲載しているブログ ⇒ 覆面える 様。(その1)
カタログを掲載しているブログ ⇒ 覆面える 様。(その2)
ラジホーンのテレビCM You Tube ⇒ 【懐かCM】年代不明 学研 ラジホーン
同時期に併売されていて、かなり分かりづらいのですが、製品に付いているエンブレムを見ると
下記の 4~5シリーズ があったと思われます。 (実際に、シリーズ化されていたのかは不明です。)
この頃は、CQ1~CQ6 などのように、正式なシリーズ名と、通し番号が付けられていません。
その為なのか、同一の名称を付けられた機種が存在しています。
クリック ⇒ ラジホーン シリーズ 取説 2017.01.23 更新あり
クリック ⇒ ラジホーン シリーズ 箱画像 2017.01.22 更新あり
コール ラジホーン 学研品名番号81139 ( TX水晶発振式 3Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
発売・販売時期による違いか、同一機種名が存在しています。
PTT-SW が、正面右側についています。 ( 輸出仕様 ? )
シグナル ラジホーン
未入手です。 ( 下記はネット検索で拾った参考画像です。)
PTT-SW が、正面右側についています。 ( 輸出仕様 ? )
ニューコール ラジホーン ( TX水晶発振式 3Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
ミニ ラジホーン 学研品名番号81367 ( TX自励発振式 3Transistor )
ON-OFF のスイッチだけで、ボリューム調整はありません。 発売・販売時期による違いか、同一機種名が存在しています。
外観が同じで、PTT-SW の色が赤い、エコーラジホーン と言う機種があるようです。
オークションの画像で確認した所、内部の基板は別物で、トランジスタも缶タイプではないようです。
ラジホーン ジュニア
未入手です。 ( 下記はネット検索で拾った参考画像です。)
画像を見ると、トランジスタは、缶タイプ3石で、ボリューム調整はないようです。
ニューシグナル ラジホーン 学研品名番号81081 ( TX水晶発振式 4Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
SIGNAL 表示ランプ付きです。
新・旧タイプの部品が混在して使用されている物もあるようです。
画像は、 ハママツHM21/JI2CIY 様のブログをご参照願います。
ニュー ラジホーン6 学研品名番号81082 ( TX水晶発振式 6Transistor )
同時期に発売されていた中で、最上位となる機種です。 ボリューム調整付き。
新・旧タイプの部品が混在して使用されています。
ジュニア ラジホーン 学研品名番号81100 ( TX自励発振式 3Transistor )
左側にあるボリュームのように見えるツマミは、ON-OFF スイッチです。 ボリューム調整はありません。
ミニ ラジホーン ( TX自励発振式 3Transistor )
ボリューム調整付き。 発売・販売時期による違いか、同一機種名が存在しています。
コール ラジホーン 学研品名番号81102
未入手です。 ( 下記はネット検索で拾った参考画像です。)
発売・販売時期による違いか、同一機種名が存在しています。
エコー ラジホーン
未入手です。 ( 下記はネット検索で拾った参考画像です。)
外観は、ミニ ラジホーン と同じと思われます。 違う部分は、PTT-SW の色が赤です。
基板を見ると、別物である事が分かります。 トランジスタも缶タイプではないようです。
ラジホーン GXシリーズ
クリック ⇒ ラジホーン GXシリーズ 取説
ラジホーン GX-エコー ( TX自励発振式 3Transistor )
正式名称が不明でしたが、掲示板に書き込んで頂いた情報により、機種名が判明致しました。 (2016.08.28 判明)
ON-OFF のスイッチだけで、ボリューム調整はありません。
ラジホーン GX-3 学研品名番号81110 ( TX自励発振式 3Transistor )
ON-OFF のスイッチだけで、ボリューム調整はありません。
ラジホーン GX-3D 学研品名番号81111 ( TX自励発振式 3Transistor )
上記の機種に、ボリューム調整付きなので、GX-3D の D は、Deluxe ?
ラジホーン GX-4
未入手です。( 下記はネット検索で拾った参考画像です。)
ラジホーン GX-5 学研品名番号81113 ( TX水晶発振式 5Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
ラジホーン GX-6 学研品名番号81114 ( TX水晶発振式 6Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
ラジホーン GX-7 学研品名番号81119 ( TX水晶発振式 5Transistor )
受信時に、チューニングツマミで、CB無線の1~40チャンネルまで、受信できる仕様です。
ボリューム調整付き。 GXシリーズの最上位機種となります。
CQ6 と、同じ物です。 GX-7 のリネーム品が、CQ6 と思われます。
内部画像追加ページへ
ラジホーン CQシリーズ
クリック ⇒ ラジホーン CQシリーズ 取説
ラジホーン CQ1 学研品名番号81061 ( TX自励発振式 3Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整はありません。
ラジホーン CQ2 学研品名番号81062 ( TX自励発振式 3Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
ラジホーン CQ3 学研品名番号81063 ( TX自励発振式 3Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
ラジホーン CQ4 学研品名番号81064 ( TX水晶発振式 7Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
内部画像追加ページへ
ラジホーン CQ5 学研品名番号81065 ( TX水晶発振式 ラジオ有 10Transistor、 無 9Transistor )
アンテナ部が、折りたためる仕様です。 1台には、AMラジオ機能が付いています。
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
内部画像追加ページへ
ラジホーン CQ6 (GX-7) 学研品名番号81066 ( TX水晶発振式 5Transistor )
受信時に、チューニングツマミで、CB無線の1~40チャンネルまで、受信できる仕様です。
ボリューム調整付き。 CQシリーズの最上位機種となります。 GX-7 と、同じ物です。
プラスチックの裏フタには、MANUFACTURED FOR COLECO INDUSTRIES, INC AMSTERDAM NEW YORK
MADE IN JAPAN と文字があります。 COLECO社から、学研が製品の供給を受けたと言う事でしょうか。
内部画像追加ページへ
ラジホーン GTシリーズ ( 最終型と思われる )
クリック ⇒ ラジホーン GTシリーズ 取説
ラジホーン GT-01 学研品名番号81131 ( TX自励発振式 3Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整はありません。
内部画像追加ページへ
ラジホーン GT-02 学研品名番号81132 ( TX自励発振式 3Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
内部画像追加ページへ
ラジホーン GT-03 学研品名番号81133 ( TX自励発振式 5Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
内部画像追加ページへ
ラジホーン GT-04 学研品名番号81134 ( TX水晶発振式 5Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
内部画像追加ページへ
ラジホーン GT-05 学研品名番号81135 ( TX水晶発振式 1-IC 3Transistor )
相手に、呼び出し音(ブザー音)を送ることが出来ます。 ボリューム調整付き。
受信は、シングルスーパーヘテロダイン方式 ( IF段フィルターなし ) です。
この機種は、スピーカー兼用マイクではなく、コンデンサマイクを使用しています。
(未入手) ラジホーン GT-06 学研品名番号81136 ( TX水晶発振式 2-IC 3Transistor )
ラジホーンの中で、最上位機種となります。
合法CBの技術基準適合機ですが、技適シール 有り ・ 無しの2種類が存在しています。
技適シールが貼ってある個体は、現在でも使用可能です。 ( 2016年09月 記載の時点にて )
内部の詳細は、こちらをクリックして、ご覧下さい。 ⇒ 学研 CB-300 画像資料
右の画像で、青い部分が、技術基準適合証明シールです。 (これがあれば、現在でも使用できます。)
( 下記はネット検索で拾った参考画像です。)
ラジホーン CB-300 学研品名番号81137 ( TX水晶発振式 2-IC 3Transistor )
ラジホーンの、全シリーズを通して、最終版となります。
GTシリーズとは違っている、CB-300 と言う型番となっています。
合法CBの技術基準適合機ですが、技適シールの付いている個体を、自分は見たことがありません。
技適シールが貼ってあるものは、現在でも使用可能です。 ( 2016年09月 記載の時点にて )
GT-06 と、CB-300 は、名称が違うだけで同じものと思われます。
内部の詳細は、こちらをクリックして、ご覧下さい。 ⇒ 学研 CB-300 画像資料
GT-06 と違って、ボディー全体が、黒系の色になっています。
( 注意事項 ) 上記トランシーバーが製造・販売されていた時期に適用されていた
電波法のレギュレーションと、現在の内容では相違があります。
送信時に、免許が不要で使用できる微弱電波の規格や、
受信時など静的動作時における不要輻射などの規格を見ると
ここで紹介したトランシーバーのほとんどは、
現在、使用できない可能性が高いと思われます。
連絡用途などで、実際に使用される場合は、自己責任にてお願い致します。
詳しくは、こちらをご覧下さい。 ⇒ 総務省 微弱無線局の規定
※ 受信回路が超再生方式の場合、受信しているだけでも、
アンテナから、不要な電波(スプリアス)を発射してしまいます。
( その他 )
① 上記トランシーバーが販売されていた当時、無許可で使用できる周波数は、
27.125MHzに、ほぼ統一されていました。 (GT-06、CB-300 を除く)
従って、違うメーカーのトランシーバー同士でも、交信することが出来ました。
※ 一部の機種では、周波数が違う物もあったようです。( 輸出仕様かもしれません。)
② TX(送信)の、自励発振式は、コスト的に安く出来ますが、送信する周波数が安定しません。
シリーズの下位にあたる、安い価格帯の機種で、採用されている事が多いようです。
水晶発振式は、決められた周波数の 27.125MHz を安定して送信する事が出来ます。
到達距離も伸びる事から、上位の機種で採用されています。
③ どの機種も、回路的には大差はありません。 (GT-05、GT-06、CB-300、MUDEN MT008 を除く)
上位機種で、トランジスタが多く使われているのは、低周波増幅段で利得を稼ぐ為です。
④ 水晶発振式の場合、水晶を交換する事により、合法CB機の周波数や、違法CB機の周波数でも
使用する事が出来ました。 当時、実験した人は、結構いたのではないでしょうか。
⑤ 水晶発振式で、水晶が白いプラスチックモールドの物である場合、
経年劣化により、周波数が下側にずれていたり、発振不良となっている場合が多いです。
ハンダ付けができるなら、新品と交換すると言う選択肢もあります。
27.125MHz の水晶発振子は、200円位から販売されています。
水晶は、サトー電気などで通信販売しています。 ⇒ サトー電気のサイト
⑥ 子供の頃は、「 アンテナを長くすれば、より遠くまで届く。 」 と、思ったのは、
自分だけではない ? はずです。
実際には、リード線や針金などのアンテナを付け足して、かなり長くしても、
思ったほどの効果は無かったと思われます。
送信が自励発振式だと、アンテナ負荷の変動により、送信周波数がズレてしまったはずです。
また、受信の超再生方式も、ロッドアンテナの長さで、最良の感度に調整されている為、
感度が低下したり、同調周波数がズレた可能性があります。
「 俺が改造したんだ 。」 と言う、思い込み効果が大きいチューンUPですよね。
⑦ 学研のラジホーンですが、まだ自分が入手していない機種がたくさんあります。
どれだけの機種が存在したのか、はっきりとは分かりません。
また、日本国内で、かなりの販売台数だと思います。
収集当初は、すぐにコンプリート出来ると思っていましたが、なかなか大変です。
⑧ 製造年代の特定についてですが、使用されている部品や、スピーカーに
記載されているメーカー名などにより、ある程度分かるかもしれません。
⑨ ㈱クレタパブリッシングが、刊行している雑誌 「昭和40年男」 2016年09月10日発売の
Vol.39号に、学研ラジホーンの開発担当者の話しが掲載されています。
http://www.crete.co.jp/magazine/
http://www.s40otoko.com/archives/42014
不定期ではありますが、続きをUPして行きたいと思っています。
記載間違い等がありましたら、ご連絡をお願い致します。
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