“武井咲の妹”グランプリは14歳のフィギュア少女

[ 2011年11月14日 06:00 ]

グランプリの小芝風花さん(右)を祝福する武井咲

 女優武井咲(17)の姉妹キャラクターを選ぶ「イオン&オスカープロモーション ガールズオーディション2011」の全国大会が13日、埼玉県越谷市で開催され、応募総数3万5390人の中からグランプリに大阪府堺市の中学2年生、小芝風花さん(14)が選ばれた。

 受賞が決まった瞬間は信じられずぼう然とした表情。観客席にいた母まりさん(47)が流す涙を見て、もらい泣きしたが、すぐに笑顔を見せ、「武井咲ちゃんのような女優さんになりたいです」と目を輝かせた。“妹”の誕生に、武井は「本当に8歳下の妹がいるんですが風花ちゃんは真ん中の妹。仕事を楽しくやっているけど、2人でやったらさらに楽しくなる」と白い歯を見せた。

 全国9地区のグランプリ受賞者9人と、審査員特別賞1人の計10人が参加。特技を披露する2次審査では「エアフィギュアをします」と宣言し、小学3年生から習っているフィギュアスケートの振り付けを披露した。フィギャアスケートの先生になることを目標に、1年のうち330日も練習。昨年の西日本小中学生大会8位入賞の腕前だが、「女優になりたい気持ちの方が強いので、こっちで頑張る」と新たな夢に向かって突き進む決意を示した。

 武井と同じオスカープロモーションに所属し、「東京ガールズコレクション」出演なども約束された。14日には早速、都内で行われるイオンの電子マネー「WAON」のイベントに出演。武井から「当たり前のことだけど、きちんとあいさつすることが大事」とアドバイスされた風花さんは「こんなきれいな笑顔を見せられるようになりたい」とせん望のまなざしで“姉”を見つめていた。

 ◆小芝 風花(こしば・ふうか)1997年(平9)4月16日、大阪府堺市生まれの14歳。趣味はお菓子づくり。好きな食べ物はお好み焼き。フィギュアスケートの得意技はトリプルトーループジャンプでキム・ヨナのファン。1メートル54。血液型A。

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