2018年06月
㈱ティエム技建グループの分析(8)
6月29日
NPO近畿には、色々なところから、色々な情報が寄せられますが、明らかにガセネタ的な情報もありますので、取捨選択して判断します。むろんニュースソースは本人の同意がない限り伏せます。
そんな中で長年の間、修繕業界で働いていた方から、TM技建はM&H社をトンネルにして利益隠しをしているとのタレこみがありました。
だから経審の数字が不自然だとの事です。
真偽のほどは解りませんが、TM技建の経審も調べてみました。
年商100億円以上の売上を誇る修繕業者は全国的にも少ないですが、歴史もありますので納得できる点はあります。
そんな企業の自己資本比率は30~60%、経常利益率も5~6%あり、社歴も60年以上あります。
TM技建の場合、登記簿謄本によれば平成15年5月20日設立の若い会社でありながら、僅か15年で100億円を超える売上を計上する訳ですから、如何に素晴らしいかが解ります。
(平均的な大規模修繕業者の創業者は30数年かけて年商30~40億円に成長させます)
しかし自己資本比率が12.4%、経常利益率が2.2%ですから、財務状況は見劣りします。
それは経審のP点が953、Y点が700に現れています。
以前にも話したことがありますが、私は経営コンサルタントをかなりの期間勉強し、業務にも従事していました。
成長を持続する企業は経営者の理念が優れていますが、崇高な理念がない企業はいずれ淘汰されます。
それは財務諸表にも出てきます。
機会があれば、TM技建の松茂良(まつもら)社長とM&H社の橋根(はしね)社長から経営理念を訊き、参考にさせて頂きたいと思っています。
NPO近畿には、色々なところから、色々な情報が寄せられますが、明らかにガセネタ的な情報もありますので、取捨選択して判断します。むろんニュースソースは本人の同意がない限り伏せます。
そんな中で長年の間、修繕業界で働いていた方から、TM技建はM&H社をトンネルにして利益隠しをしているとのタレこみがありました。
だから経審の数字が不自然だとの事です。
真偽のほどは解りませんが、TM技建の経審も調べてみました。
年商100億円以上の売上を誇る修繕業者は全国的にも少ないですが、歴史もありますので納得できる点はあります。
そんな企業の自己資本比率は30~60%、経常利益率も5~6%あり、社歴も60年以上あります。
TM技建の場合、登記簿謄本によれば平成15年5月20日設立の若い会社でありながら、僅か15年で100億円を超える売上を計上する訳ですから、如何に素晴らしいかが解ります。
(平均的な大規模修繕業者の創業者は30数年かけて年商30~40億円に成長させます)
しかし自己資本比率が12.4%、経常利益率が2.2%ですから、財務状況は見劣りします。
それは経審のP点が953、Y点が700に現れています。
以前にも話したことがありますが、私は経営コンサルタントをかなりの期間勉強し、業務にも従事していました。
成長を持続する企業は経営者の理念が優れていますが、崇高な理念がない企業はいずれ淘汰されます。
それは財務諸表にも出てきます。
機会があれば、TM技建の松茂良(まつもら)社長とM&H社の橋根(はしね)社長から経営理念を訊き、参考にさせて頂きたいと思っています。
㈱ティエム技建グループの分析(7)
6月28日
修繕業者を公募する際に必要な資料の一つに「経営規模等評価結果通知書 総合評定通知書」があることを知っていますか?これは検索エンジンで「経営事項審査結果」を叩くと出てきますので、ちなみに「ティエムギケン」とか「エムアンドエイチリライアンス」とインプットすれば両社の公的な評点が解ります。
先ずM&H社は建築関係のコンサルティングを行っている業者ですが、技術者は1級施工管理技士が1名いるだけですね。それも塗装なので4千万円以下の工事が大半だと想像されます。
同社の年商は12億5千万円ですので、塗装工事等を中心に年商4億3千万円、その他8億円が工事以外の売上だという事が分析されます。
余程の事がない限りコンサルティングだけで8億円稼げませんので、TM技建グループの恩恵が大であり、私がTM技建グループと見なす理由です。
私の前職は企業コンサルタントなので、財務諸表などで企業を分析します。
M&H社の場合、売上総利益率が15%、売上高経常利益率1.833%なので財務内容はすこぶる悪いですね。
どこにどんな経費を使っているのか?興味があります。
それは同社の固定資産が48、521千円、利益剰余金68,962千円、自己資本88,962千円に比して流動負債と固定負債合わせて572,464千円なので、かなり流動比率や自己資本比率が悪いことを現わしています。
その結果、経審の評価はP点(企業規模)とY点(財務内容)が見劣りします。
ちなみに自己資本比率は13.45%、と悪いですね。
数字は嘘をつきません。
修繕業者を公募する際に必要な資料の一つに「経営規模等評価結果通知書 総合評定通知書」があることを知っていますか?これは検索エンジンで「経営事項審査結果」を叩くと出てきますので、ちなみに「ティエムギケン」とか「エムアンドエイチリライアンス」とインプットすれば両社の公的な評点が解ります。
先ずM&H社は建築関係のコンサルティングを行っている業者ですが、技術者は1級施工管理技士が1名いるだけですね。それも塗装なので4千万円以下の工事が大半だと想像されます。
同社の年商は12億5千万円ですので、塗装工事等を中心に年商4億3千万円、その他8億円が工事以外の売上だという事が分析されます。
余程の事がない限りコンサルティングだけで8億円稼げませんので、TM技建グループの恩恵が大であり、私がTM技建グループと見なす理由です。
私の前職は企業コンサルタントなので、財務諸表などで企業を分析します。
M&H社の場合、売上総利益率が15%、売上高経常利益率1.833%なので財務内容はすこぶる悪いですね。
どこにどんな経費を使っているのか?興味があります。
それは同社の固定資産が48、521千円、利益剰余金68,962千円、自己資本88,962千円に比して流動負債と固定負債合わせて572,464千円なので、かなり流動比率や自己資本比率が悪いことを現わしています。
その結果、経審の評価はP点(企業規模)とY点(財務内容)が見劣りします。
ちなみに自己資本比率は13.45%、と悪いですね。
数字は嘘をつきません。
㈱ティエム技建グループの分析(6)
6月27日
TM技建の松茂良社長の学友の「橋根満」氏が経営するM&H社をネットで調べると、色々と面白い事が解ってきました。
同社は平成19年11月29日に設立されましたが、驚異的な売上高を上げています。その点、若干40数歳でありながら敏腕経営者の片鱗が窺えます。
設立2年後の平成21年は年間売上高は約2億9千万円。以後の売上高は下記の通りです。
22年:約6億円
23年:約9億円
24年:約14億円
25年:約13億5千万円
26年:約15億円
27年:約10億円
28年:約12億5千万円
社員数は11名だそうです。
定款によれば建設関係のコンサルティングが主な業務との事ですから、1名1億以上の売上を稼ぐコンサルティング会社を私は知りません。
ちなみにNPO近畿は15年かけて事業収入が3千万円強なので、経営能力の差を痛感します。
一方、平均給与が5~600万円と記載されているのに、利益率は非常に悪く6%を切っていますので、どこに経費が使われているのか?不思議でたまりません。
ところで私は企業や経営者の理念を重視しますので、大規模修繕工事の業者選定には修繕業者の門をたたき、経営者と面談します。そして直截に経営者に訊ねます。
それがマンション管理のコンサルタントの使命と思っていますから・・・
同社のホームページは「ミニマムコストでハイクオリティを提供」と読み取れれますので、NPO近畿とは理念が大きく違います。
皆さんはどのように感じられましたか?
TM技建の松茂良社長の学友の「橋根満」氏が経営するM&H社をネットで調べると、色々と面白い事が解ってきました。
同社は平成19年11月29日に設立されましたが、驚異的な売上高を上げています。その点、若干40数歳でありながら敏腕経営者の片鱗が窺えます。
設立2年後の平成21年は年間売上高は約2億9千万円。以後の売上高は下記の通りです。
22年:約6億円
23年:約9億円
24年:約14億円
25年:約13億5千万円
26年:約15億円
27年:約10億円
28年:約12億5千万円
社員数は11名だそうです。
定款によれば建設関係のコンサルティングが主な業務との事ですから、1名1億以上の売上を稼ぐコンサルティング会社を私は知りません。
ちなみにNPO近畿は15年かけて事業収入が3千万円強なので、経営能力の差を痛感します。
一方、平均給与が5~600万円と記載されているのに、利益率は非常に悪く6%を切っていますので、どこに経費が使われているのか?不思議でたまりません。
ところで私は企業や経営者の理念を重視しますので、大規模修繕工事の業者選定には修繕業者の門をたたき、経営者と面談します。そして直截に経営者に訊ねます。
それがマンション管理のコンサルタントの使命と思っていますから・・・
同社のホームページは「ミニマムコストでハイクオリティを提供」と読み取れれますので、NPO近畿とは理念が大きく違います。
皆さんはどのように感じられましたか?
㈱ティエム技建グループの分析(5)
6月26日
昨日、茨木市の築44年、4F建て 32戸の自主管理のマンションに行ってきました。
相談内容は大規模修繕工事の進め方ですが、ご多分に漏れずクレーマー的組合員対策に悩んだ結果、NPO近畿への来訪依頼に至ったそうです。
彼らにすると、騙されたらいけない、余分な費用もかけたくない心境から、当初は非常に神経質な対応でしたが、段々と説明を聴いているうちに安心感が窺えました。
実は、これらの事がNPO近畿の社会貢献であり、私達の社会的使命だと思います。
確かにモラルに欠けた専門家や業者もいますが、大半の修繕業者は請け負った管理組合に真摯に対応し、安価な費用で高品質な工事を行っています。だから過度な警戒心を持つ必要はありません。
悪徳業者に騙されまいとするよりも、大規模修繕工事費の相場観を持つことです。設計事務所や修繕業者の良し悪しを見抜く眼力を養うべきです。
そして、それに寄与するために私たちは多くの管理組合の相談を吟味し、必要があれば情報を発信し、管理組合に注意を喚起する事も必要と考えています。
諫言すれば、一種の「オレオレ詐欺防止」的な運動です。
たとえそれがTM技建や橋根氏が経営するM&H社の心証を損なおうが、管理組合に防御する権利がある限り、私達は情報を発信し続けます。
何故なら、大規模修繕業界は「当社はクリーンです」のキャッチコピーが輝くブラック業界だからです。
ところでM&H社の経営者の橋根氏は、某マンションの修繕委員長に大規模修繕工事の業者選定時期に中古マンションを購入した動機をNPO近畿の活動実態を知るためと説明しています。それなら他のマンションでも同じように中古マンションを購入し、修繕委員会に「当社の橋根社長は業界に精通しているから是非とも話を聴いてくれ」との営業実態と矛盾します。
私は事実無根の話を言っているのはなく、数多くの管理組合の相談がある中で情報発信していますが、残念ながら彼らは実名を極度に嫌います。それがマスコミ報道を妨げている原因ですが、反面、それほど報復が怖い業界とも言えます。
だから、私は相談されたマンションや相談者の名を伏せながら証拠資料に基づきブログを書いています。
昨日、茨木市の築44年、4F建て 32戸の自主管理のマンションに行ってきました。
相談内容は大規模修繕工事の進め方ですが、ご多分に漏れずクレーマー的組合員対策に悩んだ結果、NPO近畿への来訪依頼に至ったそうです。
彼らにすると、騙されたらいけない、余分な費用もかけたくない心境から、当初は非常に神経質な対応でしたが、段々と説明を聴いているうちに安心感が窺えました。
実は、これらの事がNPO近畿の社会貢献であり、私達の社会的使命だと思います。
確かにモラルに欠けた専門家や業者もいますが、大半の修繕業者は請け負った管理組合に真摯に対応し、安価な費用で高品質な工事を行っています。だから過度な警戒心を持つ必要はありません。
悪徳業者に騙されまいとするよりも、大規模修繕工事費の相場観を持つことです。設計事務所や修繕業者の良し悪しを見抜く眼力を養うべきです。
そして、それに寄与するために私たちは多くの管理組合の相談を吟味し、必要があれば情報を発信し、管理組合に注意を喚起する事も必要と考えています。
諫言すれば、一種の「オレオレ詐欺防止」的な運動です。
たとえそれがTM技建や橋根氏が経営するM&H社の心証を損なおうが、管理組合に防御する権利がある限り、私達は情報を発信し続けます。
何故なら、大規模修繕業界は「当社はクリーンです」のキャッチコピーが輝くブラック業界だからです。
ところでM&H社の経営者の橋根氏は、某マンションの修繕委員長に大規模修繕工事の業者選定時期に中古マンションを購入した動機をNPO近畿の活動実態を知るためと説明しています。それなら他のマンションでも同じように中古マンションを購入し、修繕委員会に「当社の橋根社長は業界に精通しているから是非とも話を聴いてくれ」との営業実態と矛盾します。
私は事実無根の話を言っているのはなく、数多くの管理組合の相談がある中で情報発信していますが、残念ながら彼らは実名を極度に嫌います。それがマスコミ報道を妨げている原因ですが、反面、それほど報復が怖い業界とも言えます。
だから、私は相談されたマンションや相談者の名を伏せながら証拠資料に基づきブログを書いています。
㈱ティエム技建グループの分析(4)
6月25日
今年3月16日付で、㈱ティエム技建(以下TM技建)と橋根満氏(㈱エムアンドエイチリライアンス社長 以下M&H社)の両者からNPO近畿と小職(増永久仁郎)は「営業妨害活動禁止仮処分」の申立を受けています。
彼らの主張する営業妨害とは、NPO近畿主催のセミナーで多くの管理組合から相談を受けているTM技建の事例を紹介し、それをブログで書くことを指しています。要するにTM技建や橋根に関する発言やブログ記載を止めさせることが彼らの主張する営業妨害禁止です。
さて、ここで問題になるのが言論の自由です。
消費者(管理組合)は知る権利があります。NPO近畿や私は消費者に事実を知らせる社会的使命がありますので、それを制限することは憲法問題(言論の自由)にかかわってきます。
それが今回の仮処分裁判の本質です。
大規模修繕工事は形がないものですから、管理組合は契約までに色々な情報を入手し、各業者を比較検討し、安価で品質の良い工事を提供する業者を選択する権利があります。
しかるに管理組合に適切な情報を提供する義務がある管理会社や設計事務所が、利益相反行為を行った結果として管理組合の不審を招いている社会現象が今日です。
私からすると、この社会現象は自業自得だと思っています。
しかし残念ながら、大規模修繕業界のブラック産業化は公然の事実でありながら、NPO近畿がそれを暴露するまで、誰も勇気を持って管理組合に事実を伝えませんでした。
ある修繕業者は「会長、後ろから刺されまっせ」とか「ホームの端を歩いたらあきまへんで」と冗談に聞こえない注意を何度も受けています。
マスコミ各社の取材に、大規模修繕工事の闇に関わっていた方に証言を頼んでも誰もビビッて応じません。
それほど暴力団の匂いがしていたのでしょう。
だからNPO近畿や私は業界のドンキホーテと呼ばれてもおかしくありません。
だけど彼らの焦りは墓穴を掘りました。
大規模修繕工事を控えたマンションの一室をM&H社が購入し、橋根氏が区分所有者として理事や修繕委員に名乗り出る暴挙に出た証拠を私が掴みました。
しかし残念なことに、橋根氏の企てに加担する理事・役員も出てきましたが、その証拠も掴みました。
私たちに言論の自由がある限り、社会的使命がある限り、私は戦うつもりです。そしてそれが私の生き様だと思ってください。
今年3月16日付で、㈱ティエム技建(以下TM技建)と橋根満氏(㈱エムアンドエイチリライアンス社長 以下M&H社)の両者からNPO近畿と小職(増永久仁郎)は「営業妨害活動禁止仮処分」の申立を受けています。
彼らの主張する営業妨害とは、NPO近畿主催のセミナーで多くの管理組合から相談を受けているTM技建の事例を紹介し、それをブログで書くことを指しています。要するにTM技建や橋根に関する発言やブログ記載を止めさせることが彼らの主張する営業妨害禁止です。
さて、ここで問題になるのが言論の自由です。
消費者(管理組合)は知る権利があります。NPO近畿や私は消費者に事実を知らせる社会的使命がありますので、それを制限することは憲法問題(言論の自由)にかかわってきます。
それが今回の仮処分裁判の本質です。
大規模修繕工事は形がないものですから、管理組合は契約までに色々な情報を入手し、各業者を比較検討し、安価で品質の良い工事を提供する業者を選択する権利があります。
しかるに管理組合に適切な情報を提供する義務がある管理会社や設計事務所が、利益相反行為を行った結果として管理組合の不審を招いている社会現象が今日です。
私からすると、この社会現象は自業自得だと思っています。
しかし残念ながら、大規模修繕業界のブラック産業化は公然の事実でありながら、NPO近畿がそれを暴露するまで、誰も勇気を持って管理組合に事実を伝えませんでした。
ある修繕業者は「会長、後ろから刺されまっせ」とか「ホームの端を歩いたらあきまへんで」と冗談に聞こえない注意を何度も受けています。
マスコミ各社の取材に、大規模修繕工事の闇に関わっていた方に証言を頼んでも誰もビビッて応じません。
それほど暴力団の匂いがしていたのでしょう。
だからNPO近畿や私は業界のドンキホーテと呼ばれてもおかしくありません。
だけど彼らの焦りは墓穴を掘りました。
大規模修繕工事を控えたマンションの一室をM&H社が購入し、橋根氏が区分所有者として理事や修繕委員に名乗り出る暴挙に出た証拠を私が掴みました。
しかし残念なことに、橋根氏の企てに加担する理事・役員も出てきましたが、その証拠も掴みました。
私たちに言論の自由がある限り、社会的使命がある限り、私は戦うつもりです。そしてそれが私の生き様だと思ってください。