中日・高橋周平内野手(25)が27日、主将として初のキャンプを完走し、チームをけん引する意気込みを改めて口にした。
「チームの雰囲気はいいし、声も出ている。先輩方も率先して声を出してくれている」。充実した1カ月だったことを振り返ると、さらに言葉を紡いだ。「シーズンでは負けが込んだり、状態が悪かったりする時期は絶対ある。チームの雰囲気が悪くなったら自分から声を出していきたい」
主将という役職をもらっても肩肘張らないのが周平スタイル。ただ周囲への気配りは忘れていない。「主将という立場をいただいたので、少しですけど全体を見ないといけない」。3月29日の開幕戦まで残り1カ月。主将としての覚悟を示した高橋が、大海にこぎ出す与田丸の屋台骨を支える。 (谷大平)