地元・名古屋から逆襲だ!! キャンプ中の対外試合を無安打で終えた中日の平田良介外野手(30)が27日、3月からの巻き返しを誓った。
マイペース調整で2軍の読谷スタートとなった今キャンプ。2軍での韓国・ハンファ戦を含めて3試合に出場した対外試合で9打数無安打と快音は響かなかった。DeNAとのオープン戦では犠飛で1打点を記録したものの、本領発揮とはまだほど遠い状態だ。
「早く1本打ちたい? もちろん、そういう気持ちはありますね」。静かな口調の裏に今季“初安打”への渇望がにじむ。昨季は堂々のリーグ3位となるキャリアハイの打率3割2分9厘。そんな好打者であっても、やはりHランプが点灯しなければなかなか落ち着かない。まず1本目を放って、早くひと安心といきたいところだ。
「体はすごくいい。状態は上がってきている」。体調面に関しては好調を維持しており、後は打席で投手との感覚をつかむことを念頭に置く。「シーズンでは結果を出していかないといけない。自信を持ってやっていきます」。3月2日のロッテ戦(ナゴヤドーム)を皮切りに本格的なオープン戦に突入。平田が開幕をにらみ、そのギアを上げていく。